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寝子島高校
【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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―――あれは、
姉
だったかもしれない。
熱気冷めやらぬ広場に立ちながら、
新江 天懸
は考えていた。
今さっき、剣やら弓やら抱えた兵士達の集団が、サジタリオ城とやらに向かって行った。
その中に1人、旅人のような格好のヤツがいた。フードを目深にかぶって。六分儀を背負い。
集団にあっという間に紛れてしまったけど。フードが外れた時、俺は見たんだ。
あの金色の髪と、眼帯を。
(まあいいや、幻覚を見てるかもしれないし)
天懸は1人フッと笑った。
何もかもが突然だった。寝子島で少女の声が頭の中に響いて。「あ?」と答えた瞬間にはここにいて。
挙げ句に彼は声に答えた時の姿のまま飛ばされて来ていた。
黒のスエット上下にスニーカー。魔風の光とやらは1対のナイフに宿っていた。ナイフはともかくとして、格好は現実世界の中学生では普通のはずなのだが。
(……どうみても俺だけなんか浮いてるだろ)
道行く人は皆中世風の衣裳ばかり。サジタリオの人々の好奇の視線に、ぽりぽりと首を掻く天懸だった。
取りあえず天懸は酒場に行ってみることにした。少女の声が酒場がどうとか言っていた気がしたのだ。
酒場は人で溢れていた。その中でも特に隅の席に人だかりが出来ている。天懸が覗いてみると、そこには水晶玉を前にローブをかぶった人物が人々に取り囲まれていた。
(……占い?)
その芝居がかった様子に天懸は驚く。しかし周囲の人々は大真面目に占い師に色々頼んでいる。つい先程何か大きな託宣があったのか、皆が口々に話し合っていた。
(占星術とかそういうのがあるってことは、やっぱ俺達でいう中世のような世界なのか? ここ)
そう思っていた時、くいくいっと天懸のスエットが下から引っ張られた。何かと思い下を見ると。
「占いよりステラとお話するのよ、おにーさん!」
金から群青に変わる髪をもつ少女が天懸ににっこりと微笑んだ。その声はまさに寝子島で天懸の頭に響いてきた声で。
(……本当にファンタジーの世界なんだな)
天懸はようやく実感したのだった。
最初は「年下には興味ねえ」なんてうそぶいていたが、実は面倒見は悪くない天懸。結局は
ステラ
の話し相手になってやった。
「ステラは年下でも年上でもないのよー」
そう言ってこくこくとお酒を飲むステラ。
「まあそういうことはちっと胸をでかくしてから言えや」
笑いながら天懸も酒の入ったグラスを空ける。いい気持ちになった天懸はステラに小声で言った。
「ここで酒飲んだことは内緒な。俺達の世界だと駄目なんだ」
「変な世界なの! ステラは楽しければどっちでもいいのよー!」
陽気にステラはグラスを掲げる。何だか自由なこの世界に、天懸は心地よさを感じるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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