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◆
「先輩、は、どのような、年末年始、を、過ごされたの、ですか?」
赫乃に問われ、岳人はふむと少し考える素振りを見せた。
「俺の正月か。話すような事は特にないが……」
とは言うものの。
じっと見上げられながら、「聞いて、みたい、です」と赫乃に言われると、話さないのも悪い気がしてきてしまうのだった。
「道場の新年挨拶や、寒稽古をしたくらいだな」
「お稽古、では。何を、されたの、ですか?」
「乱取り……お互いに技を自由にかけあう稽古と、百人組手だったな」
「百人……? 百人の、人と、組み手、ですか?」
「ああ、百人連続だ」
こともなげに頷く岳人。対して、赫乃は赤い瞳を丸くして、驚いている様子だった。そんな彼女の姿も微笑ましくて、岳人はくすりと笑みをこぼす。
これだけ驚いてもらえるなら、話した甲斐があったというものだろう。
――と、赫乃の視線がいつの間にか、自身の腕に向いていることに岳人は気付く。
「先輩、その、怪我、は……?」
訂正。彼女が見ていたのは、腕ではなくて腕についた傷であった。
「これか? 受身を取り損ねてな」
軽い打ち身と擦り傷程度のもので、そこまで大したものではない。けれども、赫乃はその傷を心配そうに見つめていたかと思うと、
「その、先輩……怪我が治るように、おまじない、いいです、か?」
そんなことを言い出した。
「おまじない?」
何だろう、とは思うものの。断る理由もないし、じゃあと岳人は腕を差し出す。
「恥ずかしい、ので。よそ見、してて、ください」
「ああ……?」
女の子のすることはよくわからんな、と思いながら。岳人は、窓の外の雪景色を眺めることにした。
怪我をした辺りが、小さく暖かい手でそっと包まれる感覚。少し、こそばゆい。
「痛いの、痛いの、飛んで、いけ……」
岳人がよそ見をしてくれている間に、赫乃はサンプルの残りの薔薇を手にとる。
「痛いの、痛いの、飛んで、いけ……」
『おまじない』を唱えながら、それを岳人の傷に触れさせた。
いたわるように、優しく、そっと。
――『命の焔』、発動。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月23日
参加申し込みの期限
2016年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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