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寝子島高校
『向日葵』、雪遊び
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◆
しんしんと、雪が降り続けていた。
足元に伸びる道も、吐き出す息も白く染まる。人の声、足音、こまごまとした雑多な音は全部吸い込まれて、冷たい静けさが寝子島を包んでいた。
寝子島神社の境内。
御剣 刀
が、剣術の練習に打ち込んでいる。音もなく降る雪を、切るように。
刺すように冷たい空気の中、素振りを繰り返す彼の体はうっすらと汗ばんでいた。寒くたって、動けばそれなりに体は熱くはなってくるものだ。
体の内側の熱と、肌に触れる冷たさ。その奇妙なギャップが、なんとはなしに心地いい。
それはそれとして、だ。
(こう寒いと、熱いお茶が飲みたくなってくるな)
こんな日に飲む熱いお茶は――それに合わせたお菓子は、きっと、いや、絶対に美味しい。
風を切る音を立て、刀は最後の一振りを振り下ろした。
長く熱く息を一つ吐き出して、汗を拭う。くわっ、と目を見開き、
「『向日葵』に行こう」
誰にというわけでもなく、ひとりごちた。
◆
真っ白に染まった道の上、赤い髪と花の色はよく目立つ。
緋紅朱 赫乃
が、花を抱えて歩いていた。二月の展示会の準備の、帰り道だ。
さくさくと、足元の雪の感触をどこか楽しむように歩く赫乃。ふと、視線の先に見覚えのある姿を見つけて足を止めた。
「朝比奈先輩……」
雪に吸い込まれそうな細い声。
けれども、
朝比奈 岳人
はそれを聞き落としたりはしなかった。
「緋紅朱さん、あけましておめでとう」
「あけまして、おめでとう、ございます……」
そういえば、年が明けてから顔を会わせるのは初めてだった。
赫乃が胸に抱えている花に、岳人の視線が移る。
「緋紅朱さんは、何か用事か?」
ふるふると、首を横にふる赫乃。
「いえ、用事は、終わって、帰ろうと……。先輩は、お出かけ、ですか……?」
「積雪は俺の里でも、此処でも珍しいからな。折角だし、足を伸ばそうと思ってな」
確かに、島でこれだけ雪が積もるのは珍しいかもしれない。そう思うと、このまま帰るのは少しもったいないような気もしてくる。
だから、だろうか。
「先輩。せっかく、ですし……お茶、していきませんか?」
気づいた時には、赫乃はそう口にしていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月23日
参加申し込みの期限
2016年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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