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\ オーバータイム!/
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『向日葵』、雪遊び
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◆
世間的には、一月は受験シーズンである。
けれども、AO入試で合格の決まっている
仙藤 紫
にとっては関係のないことだ。そうでなかったら、今頃受験勉強のラストスパートに必死で、『向日葵』に来ることなどできていなかっただろう。
窓の向こうに広がる雪景色を楽しむことも、きっとできなかったはずだ。
そんなことを思いながら、紫は水ようかんを注文した。
「冬なのに水ようかんって、何だか変わってる」
ふと聞こえた声に、視線を向ける。
お汁粉片手にメニューを見ていた瀬莉が、「冬メニュー 水ようかん」の文字をじーっと見つめていた。暖かい部屋の中で温かいお汁粉を食べたからだろう、少し肌が汗ばんでいる。
「水ようかんって夏のイメージがあるけど、実はそうでもないらしくて。福井県では、冬にコタツに入って食べる習慣があるみたいね」
日向から水ようかんを受け取りつつ、紫はそんなことを言う。
視界の端っこで、瀬莉が目を丸くして聞いているのが見えた。
「冬場には各家庭の冷蔵庫に常備してあって、学校給食にも出るって」
「私も色々調べてて、それを知ったんです。それで、冬メニューにしてみようと思ったんです」
もしかして日向は福井の方の出身なのかと思っていた紫だったが、今の言い方だとそういうわけではないらしい。ちなみに紫自身は、福井出身の同級生から聞いた。
「調べてたっていうのは、冬メニューのために?」
「ええ。温かい甘味もいいんですけれど。他にも何かいいアイデアはないかなあ、と思いまして」
そんなやり取りをしていると、「お姉さーん!」と手を伸ばして瀬莉。
「あたしも水ようかんください!」
くす、と日向は微笑んで。
「はーい、少し待っててくださいね」
水ようかんを取りに、また奥へと消えていく。
紫は、水ようかんを口へ運んだ。
冷たくて、柔らかい甘み。好きな味に、小さく口元をほころばせる。
温かい部屋の中で、こうして水ようかんを食べながら雪を眺めるのも悪くない――視線を向けた窓の向こうには、雪だるまや雪うさぎが見えていた。それも一つではなく、家族と言っていいくらいの数が。離れたところには、猫の雪だるまもある。
眺めていると、小さい頃のことを思い出す。あの頃は、雪が降ったら遊んだものだった。
「……久しぶりに雪うさぎでも作ろうかしら」
ひとりごちて、紫はまた一口水ようかんを食べた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月23日
参加申し込みの期限
2016年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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