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『向日葵』、雪遊び
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◆
『向日葵』の店内には、こんな雪の日でもちらほらとお客が居た。あるいは、こんな雪の日だからかもしれないが。
「お待たせしました、甘酒です」
こと、と。小さく音を立て、
美々津 日向
が甘酒の入った湯呑みをカウンターの席に置いた。ほわ、と湯気が甘酒の香りを運ぶ。
「ありがとう……」
結衣月 由癒
は、礼を言って湯呑みに手を伸ばした。首に巻いたマフラーの端っこを鍋つかみみたく使って掴むと、ほどよい温かさが伝わってくる。
「ん……暖かい」
ちびちびと、ちょっとずつ舐めるように甘酒に口をつけた。少しずつ、少しずつ。体の内側から、甘酒の温かさが広がってくるのを感じる。
はふう、と心地よさ気な息をこぼして、窓の向こうを見やる。
雪がはらはらと降り注ぐ中、ひまわり畑で元気に遊んでいる姿がいくつか見えた。
「皆さん、お元気ですねえ」
同じ方を見ていたのだろう、日向が微笑ましげな声で呟く。
こく、と同意するように由癒は小さく頷いた。
「寒いのに……元気……」
◆
佐藤 瀬莉
が、雪の中を走り回っている。
雪合戦でもなんでも出来そうな、一面に降り積もった真っ白な雪の上。そこに、瀬莉の足跡が刻まれて、
「ふわっ!?」
こけた。
それはもう、派手に。人型の穴をくっきりと刻みこむくらい、ダイナミックに。
雪に全身うずもれたまま、しかし瀬莉は微動だにしない。そんな彼女の上にも雪は降るわけで、放っておいたらそのまま雪でふたをされてしまいそうだった。
「…………」
つんつん、と。
楠木 ゆきの
が、手頃な枝で瀬莉をつつく。
しかし返事はない。
もう一度つつく。
やはり返事はない。
大丈夫だろうか、とゆきのが覗き込む。
「――ぷはっ!」
途端、瀬莉が跳ね起きた。
「……うわっ」
急だったものだから、ゆきのはびっくりして後ずさる。それがなかったら、二人の頭が衝突事故を起こしてしまっていたことだろう。
ふるふると、瀬莉は頭についてしまった雪を払い落とす。ふと目に留まったのは、作りかけらしき雪だるま、というか雪玉。周りには、小さな雪だるま――ではなく、雪うさぎがいくつも並んでいる。
きらん、と瀬莉の目が楽しげに輝く。
「ねえねえ」
「……なにか用?」
言葉こそそっけない感じだが、話しかけられたことに内心ドキドキなゆきの。
それを知ってか知らずか、瀬莉は雪うさぎたちの方を指差して、
「あたしも一緒に作っていい!?」
「……好きにすれば」
やっぱり、言葉はそっけなく。でも、嫌だとは一言も言わず。作りかけの雪玉を転がす作業に、ゆきのは戻る。
雪で浮かれて仕方ない瀬莉は、その後を追いかけるように、雪玉を作り始めた。
「どれくらいおっきいの作れるかな!?」
「……知らない」
二人並んで、雪玉を転がしていく。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月23日
参加申し込みの期限
2016年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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