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◆お食事タイム!・1
肉屋「しののゐ」は非常に混雑していた。
「コロッケまだですかー!?」
「こっちにも3つちょうだいー!」
肉屋のスタッフ総出で本業の精肉業を一時投げ打ってまでのコロッケ作り。
スタートの鳥居から近い、安価で食べ易く、しかも美味い。
寝子島住民にとって、これほどこの大会に適した食べ物が他にあるだろうか?
「どうする? 他当たるか?」
松チーム、この状況を受けて桐野が判断を仰ぐ。
「でも、今更変えるって言っても、どこ行くんだ?」
志波もこの状況に困惑気味だ。
すると高梨が地図を広げながら、数回頷いた。
「コロッケなら穴場がある。寝子島駅前の立ち食い蕎麦屋の惣菜に、美味いコロッケがあるぞ。サイドメニューで激辛料理もあるらしい」
激辛、と聞いて桐野は露骨に嫌そうな顔をし、志波は目を爛々と輝かせる。
「俺、辛いのはちょっと……」
「きりのんはコロッケ食べればいーじゃない! 俺はその激辛メニューに興味津々!」
「じゃあ、俺と正也はコロッケ、ブドーは激辛メニューだな」
話がまとまり、松チームは肉屋を後にした。
そのとき、竹チームと擦れ違う。
志波が手を振りながら忠告する。
「肉屋のコロッケはタイムロスになるぜー?」
竹チームは肉屋の混雑ぶりに、唖然としてた。
「どうしましょう?」
八雲が不安そうに声を掛ける。
すると、桜庭と御剣がアイコンタクト。
「よーし、突撃準備ー!」
「いくぞ、八雲! 目指すはしののゐのコロッケだ!」
「え、ええええ!?」
混乱する八雲の背をばんっと叩く御剣。
そして桜庭と御剣、気合の咆哮を上げる!!
「う、うおおー! こうなったら僕もー!」
3人は肉屋に群がる集団の中へ突っ込んでいった!
~5分後~
「食べ物の執念って凄いですね……」
八雲はコロッケを食べながらそう呟いた。
(あれは……、コロッケを求める羅刹だった……!)
桜庭と御剣の執念と根性が『凄み』となって周囲を圧倒!
思ったよりも時間が掛からずにコロッケを入手出来た!
「ウスターソース欲しくなりますね、これ。美味しいです」
ハフハフと揚げたてコロッケに八雲は大満足。
「ここのコロッケ美味しいから、ご飯がよく進むよ。学校の帰りなんか、よく食べながら帰るんだー」
白いご飯ありませんか、と近くの大会スタッフにおねだりまでする桜庭である。
そして御剣、コロッケを咀嚼した次の瞬間、開眼する!
「定番だけに奥深いな。このコロッケは衣に歯を立てると、サクリと軽い食感の後にほっこりとした芋が舌の上で溶け出し、混ぜられた肉の旨味と共に喉を滑り落ちるんだ……」
スラスラとまるで熟練のグルメレポーターのようなコメントの後、幸せそうな表情で言葉を漏らした。
「うん、美味い!」
サクッと衣の音を楽しみながら御剣はコロッケを完食。
その様子をテレビねここのカメラがしっかりと撮影していた。
現在、最下位の梅チーム。
紐が解けたりこけそうになったり、なかなか3人の息が合わなかったが、根性だけはどのチームよりも高かった。
その真価が今、発揮されようとしていた。
「カレーじゃあ! 寝子島カレーじゃあ!」
鬼河内が知る人ぞ知るB級グルメ、寝子島カレーを食べると言うので、寝子島魚市場周辺にやってきていた。
「流石にこの辺りはレース参加者はいないな」
奈良橋が周囲を見渡す。漁師の姿も今はまばら、最短距離から離れたここを訪れるチームは梅チームだけだろう。
「寝子島カレー、シダも食べたい」
ぐるるるる~、とシダのお腹の音がエンドレスで鳴り響いている。
「俺もそろそろ腹減ってきたな……。店はどこだ?」
奈良橋が尋ねると、鬼河内は無言でとある方角を指差す。
……いかにもオンボロな定食屋だった。
「邪魔するけんのう!」
馴染みの店なのか、気後れせずに入る鬼河内。
2人も連結しているため、そのまま席に座ることに。
「兄ちゃん、また来たな?」
漁師風のオヤジがカカカッと笑ってみせた。
「――とっつぁん、漢のギガ盛りを」
「あいよ、“いつもの”な?」
鬼河内の注文に目を剥く奈良橋。
「いつもギガ盛りなのか!?」
「カレーはギガ盛りに限るんじゃあ!」
無駄に誇らしげな鬼河内。
そのやり取りを見て、シダが動いた。
「じゃあ、シダもギガ盛り」
「「えっ?」」
その場にいた全員が目を疑った。
~10分後~
「ギガ盛り2つに並1つ、お待ち!」
「ギガ盛り凄いな!?」
奈良橋の声が裏返った。
ご飯はバケツで持っているかのような山盛り、そして海鮮の具が見え隠れするルーは洗面器のような金属製の器に波々と注がれていた。
更に、サンマの塩焼き数尾がルーの中にダイブしており、見た目が既にカオスである。
それを鬼河内とシダはテーブルに運ばれるやいなや、まるでバキュームカーの如くルーとライスを平らげていくではないか!!
「兄ちゃんの食べっぷりは以前から知っていたが、そっちの嬢ちゃんも凄いな!!」
オヤジの顔が思わず引きつった。
「お、おい、まだもう1つ立ち寄るんだからな? ペース配分考えろよっ?」
奈良橋は食べることも忘れて、2人の勢いを見守るしかできない!
「だいじょうぶ、シダ、腹ペコ∞(インフィニティ)。いくらでも入る」
小柄なシダの身体にどんどん入っていく大量の寝子島カレー。
「巌、どうだ、ここの味? シダはおいしいと思う」
「美味い! カレーは飲み物じゃあ!!」
みるみるうちに平らげていく2人の食べっぷりに圧倒されながらも、ようやく奈良橋も自分のカレー(並盛り)に手を付け始めた。
「うん、美味いな! 海鮮の出汁がカレーとよく合うよ、オヤジさん」
「カカカ! そう言ってくれると出した甲斐があるぜ!」
照れるオヤジ。だが次の瞬間、驚愕の表情へと変わる。
「ンゴーン(美味しい)! おかわり、ギガ盛りおかわり」
「わいもじゃあ!」
「なん……だと……?」
オヤジ、目を白黒させながら再び厨房へ。
「もう好きなだけ食えよ……」
奈良橋、もはや呆れて乾いた笑いしか出てこない。
このあと、おかわりのギガ盛りを2人は5分で完食。
「コメント? 男は黙って『完食』じゃあ!」
そう言い放ちながら食い逃げしようとした鬼河内を、奈良橋が取り押さえる一幕があったと追記しておこう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
9人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月01日
参加申し込みの期限
2013年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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