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寝子島少年科学団の、バック・トゥ・ザ・クリスマス
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【機械のカラダ】
先日の騒ぎ
においては、方々に大迷惑をかけてしまった、ロボットメイドのエマ=メイちゃん。今はしれっと何事も無かったように、おじいさんたちのお手伝いをしております。
「あの丸ノコは、外してしまったのかい?」
公園にて、何やらがちゃがちゃと機械をいじっている科学団と彼女を見つけ、また何かトラブルでも起こらないように……と、手伝いを申し出た
サキリ・デイジーカッター
。刃物には目が無い彼は、ちょっぴり残念そうに尋ねます。
「すごくチャーミングだったのに。いや、もちろん今の手足だってもちろん、十分魅力的だけどね」
「あらっ、嬉しいです♪ でもでも、ご心配はいりませんよー。だって私のボディは……」
と言って、手首をきゅぽんっ! 丸ノコがしーん!
「アタッチメント式ですから☆」
「なるほど。うん、やっぱり素敵だね……」
「おうい、メイちゃんや!」
うっとり、ぎゅいーんっと回る丸ノコを見つめておりますと、アインシュタインさんがふたりをひょいひょい、手招き。
「ちょいと、こっちを手伝ってくれんかのう?」
「ウチのお庭のゴミを、何とかしてくれないかしらねえ? お願いを叶えてくれるんでしょ?」
隣に立っているのは、旧市街からいらしたという、少々押しの強そうなオバちゃんです。
案内されたのは、旧市街のとある一軒家。その裏庭にどちゃっと捨てられている、古いタンスやテーブル、大きな書棚にテレビ、冷蔵庫、洗濯機などなど……錆びて朽ちた廃車までも! 積み重なること数年越しな粗大ゴミの数々を、オバちゃんはどうにかして欲しいのだそうです。
「じゃあ、始めようか」
「はいっ、頑張りましょうね☆」
と、サキリはさっそく。右腕を構成するマシン・アームのリミッターを解除……がしゃがしゃ、がしーん! あっという間に右腕をチェーンソーへと変形させると、ぎゅいいいいん、ずばばばばば! 古びたテレビを真っ二つ!
「おお、このパワフルな振動がたまらないね……よし、次は高周波ブレードだ」
チェーンソーがかちかち、するりと引っ込むと、代わりにしゃきーんと飛び出すのは、すらりとした剣。目に見えないほどの微細な振動は、バターのように滑らかに、冷蔵庫をすぱーん! 輪切りにしてしまいます。
「まあ、素敵! やりますね、サキリさん☆」
「まだまだ、こんなものじゃないよ。お次は、ビームサーベルだ」
ぶうううんっ。束ねた桃色の光が刃となって、ずっばーーーっ! と廃車を、三枚おろし!
仕上げは、がしゃがしゃ、がしゃこん。変形したアームの先端から、しゅばばばばっとすさまじい勢いで噴出する、超高水圧カッター!
「うん、じわじわと切断していく、この通好みの切れ味!」
しゅぱしゅぱ、じゃきーん! ずばばばばーっ!!
サキリは次々にマシン・アームを変形させ、粗大ごみを小さく細かく、コッパみじん斬り!
「さすが、鋼のボディは違うね! 改造して良かったよ、ああ、感動だなぁ……!」
ずばずば、ずばん! 最後のゴミを、四等分に切り分けたところで。
「……なーんて、ね」
「はいっ、これにてお仕事終了です☆」
やけにリアルな夢に浸っているうち、粗大ゴミはバラバラの小分けになり、エマ=メイがそれを束ねて箱詰めにしてくれたおかげで、捨てるのにも少ない労力で済みそうでして、
「んまあ、本当に何とかしてくれたのね! ありがと、あのおじいちゃんたちにもお礼を言っといてね!」
オバちゃんも、感謝感激です。
「…………」
「あら、どうしたんですか、サキリさん?」
きょとん、と首を傾げて、エメラルドグリーンの瞳が瞬きます。
実のところサキリにも、過ぎてしまったクリスマスに、密かなお願いがありました。あまりに突飛で、叶うはずも無いと思って、ポストには投函しなかったお願いが。
『サイボーグになって、腕が様々な刃物に変形する機能が欲しい!』なんて……先ほどの夢は、その片鱗を少しだけ、体験させてくれたようです。
右腕を動かすと、やけに軽い感触には、返って寂寥感を感じてしまいましたけれど。それでもどこか満たされて、サキリは、
「……何でも無いよ。戻ろうか、エマ」
「はいっ、お疲れさまでした☆」
ふわりと微笑んで、公園へと戻っていきました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月18日
参加申し込みの期限
2016年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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