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雪暮れ湯けむり、冬の宿
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● ゆたかな女湯
「準備万端、いざ露天風呂へ~」
タオル片手に外に出ると、しんと冷えた冬の空気の中、もうもうと湯気が立ち上る。
胸は控えめなCカップ。タオルで隠した白磁の肌。
はつなはその華奢な身体をゆっくりと湯に沈める。
「うひ~、温まる~……」
すると男湯の方からも「はふ~、極楽極楽……」と気持ち良さそうな雅人の声。
はつなは思わず、男湯の方に呼びかける。
「千鳥く~ん! そっちは~、どうですか~?」
するとすぐに雅人の声。
「す~っごくいいお湯だよ~! なんだか溶けちゃいそう……」
「こっちもね~! いい湯~!」
(いいわね。青春ってかんじ)
男湯と仕切り越しに話す少女の声に、脱衣所で服を脱いでいた
城山 水樹
は、少しばかり彼を思った。
去年のクリスマスから付き合いはじめた青年。
年末の商店街の福引でここのペア宿泊券を当てたので、一緒に来る約束をしていたのだが、急な仕事が入ったそうで水樹だけになってしまった。少し寂しいが仕方がない。仕事の大切さもわかる。実際、水樹も近ごろ学業に加えてモデルの仕事が忙しかった。ある有名雑誌で読者モデルしていたのが、専属モデルになったのだ。昨日だって東京のスタジオで泊まり込みの撮影があったばかりで、ここへは東京から直行してきた。もしかしたら、急な仕事で、とキャンセルするのは水樹の方だったかもしれない。だから、彼を悪くは思わない。
水樹は頭を切り替えた。
ひとりだって温泉はいいものだ。
「まだ1月も半ばなのに、早くもお疲れ気味よね、私。折角だもの、楽しまなきゃね」
外はすっかり雪景色。
肌に冷たい外気が触れて思わず「ひゃっ」と来たけれど、慌てずにそーっと湯船に入る。
はじめこそ熱いと思ったものの、じきにじんわり染みてきたぬくみに、
「あー……」
と、得も言われぬ艶めいたため息が漏れる。
「もう、最高だわ……癒される……」
岩陰には、
伊賀 解理
と
北風 貴子
が入っていた。
普段は眼鏡なふたりだが、さすがに温泉では裸眼である。
そして解理は、その裸眼の瞳をじとーっとさせて、むつかしい顔をしていた。
視線の先には、
白浜 渚
がいた。
渚はいつもかけている分厚い眼鏡をはずして、長い髪を上にまとめていた。
普段は眼鏡で隠されている瞳があらわになると、かなりの美貌であることがわかる。
眼鏡をかけていないのでこけない様に、と注意しながら壁伝いを歩く彼女は、本人は気づいていなかったが注目の的だった。なにせ、美貌に加えて、なんとも豊かな胸である。渚は、タオルで前だけを隠し、その豊かな胸はそのままにやってきた。温泉にタオルを巻いて入るのは邪道と聞いたことがあったし、なにより胸に巻くには
タオルの丈が足りなかった!
眼鏡がないので、むろん、解理のジト目に気づこうはずもない。
(湯船の縁はどこでしょう? 湯気で足元が見えにくいですね……)
そのとき、足取りおぼつかない渚の手を、柔らかい手が導いた。
「目がお悪いんですか?」
それは渚に負けず劣らず豊かな胸の
北条 冬華
であった。
冬華はどこも隠していなかった。女湯だということもあって、恥ずかしいと思わないようであった。無防備ともいえる裸体は、まるでヴィーナス像のように美しい。
「そこ、段になっていますよ」
冬華は渚の手を取って湯に入ると、解理たちとそんなに離れていないところに腰を落ち着ける。
彼女たちがしゃがむと、浮力で胸がふわあっと浮いた。
「この温泉、雰囲気があって良いですね~」
冬華の胸が揺れる。
「ええ……ただ浸かってるだけでも癒されますね」
渚も船縁に背を預ける形で寄りかかって一息つく。
それを見ていた解理は、ぶくぶくぶく、と鼻まで湯に浸かった。
(なんだこの光景は。そして、あれはなんだ?)
解理が次に見たのは、湯船に浮かぶ、二つの白い風船。
……ではなく、仰向けにぷかぷか浮いていた
夕鈴 翼
の胸であった。
「夕鈴さんじゃありませんか」
声をかけたのは冬華だった。翼の方も冬華に気付き、起き上がる。
「あ、お姉さん!」
「一人ですか?」
「はい。両親と三人で予約してたんですけど急に来れなくなっちゃって。まぁいつもの事なので……気にしてもしょうがないです。キャンセル料が勿体ないので、ボク一人でのんびりと温泉に浸かりに来ちゃいました」
それから翼は、いつのまにか人が増えているのに気づき舌を出す。
「誰もいないかなーと思ってぷかぷか浮いちゃってました。ほら、おっぱいって
陸にいるときはバラストでも、水中ではフロートになる
じゃないですか」
「ああ、そうですね」
「わかります」
頷きあう冬華と渚。
ビキッ。
解理が凍った。
(バラストにもフロートにもならんわ!)と。
「伊賀さん、見ちゃダメ」
察した貴子が解理を後ろから目隠しする。
貴子の胸が、解理の背中にちょっと当たった。委員長の胸は柔らかかった。
それから、
椿 美咲紀
がやってきた。
「大きい胸の人は良いですねぇ。羨ましいのです」
まあまあな美咲紀は、はふ~んと湯船に浸かる。
「気になる?」
水樹が話しかけた。
「他の人の胸の大きさが気になるのは、乙女なので仕方無い事なのです。湯船に浮かぶぐらい、たゆんたゆんなのは憧れなのです」
「そうかもね」
水樹は視線を冬華たちから山の方へ移す。
ちょろちょろと湯の流れ出てくる傍では猿がのんびり湯に浸かっている。とても気持ちよさそうだ。
「猿も来る『猿の湯』……いいわね」
とそのとき、美咲紀があっと声を上げた。
「見てください、猫さんが来ました」
三毛猫が、湯船のそばまで来てしゃがみ込み、それから一心に体を舐める。
美咲紀は湯船の縁に腰を掛けると、つんつんと猫の背を撫でた。
「猫もここ、あったかくて好きなんでしょうねー」
「わかるわ、体中に蓄積された疲れが溶け出すようだもの」
水樹は両腕を湯船の縁にかけ、そこにあごを載せて猫を見つめた。
隅の方では
屋敷野 梢
が、巨乳だろうが貧乳だろうが我関せずとばかりに、瞑想をする僧侶のような静かな面持ちで湯に浸かっている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月14日
参加申し込みの期限
2016年05月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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