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ある日の出来事。-1月-
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羽生 碧南
は、二時限目の頃から窓の外を見ていた。
外には雪が積もっており、まだ誰の足跡もついていない綺麗な世界が広がっている。
(きっと雪遊びをしたら楽しいんだろうな……)
そう思っているうちに、気づけば二時限目の授業は終わっていた。授業内容なんて、まったく頭に入ってこない。それほどまでに、外の世界に目を奪われていた。
雪が降った割に外は温かく、それはつまり雪がすぐにでも溶けてしまうかもしれないことを示している。
ならば、いっそ遊んでしまってもいいのではないだろうか。
なんだかやる気も起きないし、こんな状態で授業を受けても逆に先生に失礼かもしれない……と誘惑ばかりが膨れ上がっていく。
そんな中、購買へ行ったのは幸か不幸か。
今日のお昼に食べるパンを買いに行った時だった。
「あ」
「わー、碧南ちゃんだ!」
元気のいい緒方 御幸(おがた みゆき)の声が聞こえてきたと思ったら、あっという間に傍に駆け寄ってきた。じゃれついてくるのは可愛いと思うが、その理由が恐らく、碧南が御幸より背が高いから、であろうことが複雑な気分にさせる。
「あ」
と再び碧南が声を上げたのは、御幸の先に菱屋 日向(ひしや ひなた)がいたからだ。彼とはほとんど面識がなかったが、この間部活上がりのちょうど疲れていたところにチョコレートをくれたので覚えていた。
「あの時はありがとう、おかげで疲れが取れたよ」
「あ? ……あー、あの時のデカい奴」
どうやら、身長だけで覚えられていたらしい。やはり複雑な気持ちになる。
が、碧南が何か言うより先に、御幸が口を開いた。
「女の子にデカイとか言っちゃダメ!」
「おっ、怒んなよ急に……」
「菱谷くんだってチビって言われたら傷つくでしょ」
「そいつのこと殴るな、うん」
「同じだよ」
「まじかよ。悪かったよ」
「や、御幸、私全然怒ってないから。大丈夫大丈夫」
「懐が広い……! 私もそれくらいの余裕持ったほうがいいのかなぁ」
「だーいじょうぶ、大丈夫。それより御幸たちは何しに来たの? お昼ご飯買いに?」
「うん、戦う前の腹ごしらえだね!」
「腹が減っては戦はできぬと言う」
「あとなんだっけ? 武士は食わねど高楊枝?」
「菱谷くん違う。それ意味違う」
「うっせばーか適当に言っただけだからツッコむなし」
「もーめんどーな性格してるなーもー」
「ふふっ、賑やかでいいね。でも戦うって何するの?」
だんだんと賑やかに脱線していく会話を、碧南はもとに戻す。
「んっとね、雪合戦!」
「内緒だぞ。先公にバレっと怒られっから」
「ええええ……」
思わず、碧南は絶句していた。
というのも、授業をサボって遊びに行くことにドン引きしたわけではない。
(面白そう……!)
ただ一点、それだった。
「私も混ぜて!」
「いいよ!」
その一言で、参加決定。
(うわー、うわー。授業を途中で抜けだして、男子生徒と雪合戦、って……! これはもう乙女ゲームの定番のシチュエーションじゃない!)
大の乙女ゲーム好きな碧南は、即座に頭の中でスチルを思い浮かべる。
清十郎が投げた玉が日向に当たり、碧南や御幸がそれを笑う。
あるいは、清十郎が碧南に向けて投げた玉を日向がかばって当たってくれる。男子生徒は逆でもいい。
(イケる……! このシチュエーション美味しすぎる……!)
と思っていると、それまで黙っていた上村 清十郎(かみむら せいじゅうろう)が徐ろに口を開いた。
「これゲームみたいだな」
「えっ!?」
まるで考えを読まれたようなタイミングでの発言に、碧南は思わず素っ頓狂な声を上げた。まさか彼は思考が読めるのか!? そういうタイプのろっこん使いなのか!
「RPGみたい。仲間増えていって」
と思いきや、そんなのんきな発言に、碧南は思わず吹き出してしまう。
「確かに。だんだん仲間が増えていくのも、ゲームみたいだよね」
世の中にはいろいろな捉え方があるなあ、と思いながら、碧南も一緒に遊ぶことが決まったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
灰島懐音
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月25日
参加申し込みの期限
2016年05月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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