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ある日の出来事。-1月-
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外は、一面の銀世界だった。
北条 冬華
は前に住んでいた場所を思い出す。ここでもこれだけ積もるなんて、と少し感慨深い思いに浸った。
「冬華さん」
凛とした声が響いたのは、新雪に触れようか迷っていた時だった。
振り返ると、そこには友人であり雇い主の
桜 月
が微笑んで立っていた。いつもどおり、立ち姿が美しい。彼女は常に人に見られていることを意識しているため、どんな時だって隙を見せない。
「あら、月さん。どうしましたか?」
「実は、幾つかの筆記用具が欲しくて、放課後にキャットロードへ買い物に行こうと思うんだけど、一緒に行かないか?」
「もちろん、いいですよ」
「うん、よかった。快諾してくれてありがとう。頼みついでにもう一つ、買い物が終わったらそのまま夕食を摂ろう。いつも寮で食べているから、たまには外のお店で食べてみたいんだ」
月の提案は、冬華にとっても嬉しいものだった。月に必要とされていることは喜ばしいし、人と一緒にご飯を食べる新鮮さも嬉しかった。
「大歓迎です」
「本当か。何を食べようかな。迷ってしまうな。冬華さんはいいお店知ってる?」
「いいえ、実はあまり。ですので、実際に見て回って決めましょう」
「そうだな。それがいい」
簡潔に放課後のやり取りを決めると、不意に月は思い出したような顔をした。どうしたのだろうと冬華は首を傾げる。
言いづらそうにしているようにも感じられたため、「どうかしましたか?」と話を振ると、「実は」と月は話し始めた。
「下着のデザインを少しやってみようと思って……今度冬華さんにモデルを頼みたいんだけど、いいかな?」
「下着のモデル、ですか? はい、私でよければ」
ここで一瞬、冬華は警戒する。
もし、月が今日にでも、と泊まりをもちかけてきたらどうしよう?
クリスマスに一緒に肌を重ねたことがあるうえに、このところ泊まる頻度が増えてきた。
要するに、ここ最近月は冬華にベッタリなのだ。好かれるのはありがたいが、月が冬華に依存してしまうのは決して望ましいことではない。何か、よくないことが起こりそうで。
しかし冬華の考えは杞憂に終わり、月は花のように微笑んで嬉しそうに「ありがとう」と言った。
「じゃあ、着てもらいたいものをいくつか取り寄せておくよ。その時になったら、よろしく頼む」
「はい。わかりました」
「私からは以上だけど、冬華さんからは何かある?」
「いいえ、特には」
「うん。じゃあ、また放課後に」
バイバイ、と手を振って離れていく月を見送りながら、冬華は少し複雑な気分になるのだった。
一方、月はというと内心のウキウキが外に漏れないように隠すのでいっぱいいっぱいだった。
冬華の友人として、主人として、最高の『
桜 月
』でいなければいけない。そう思うあまり、完璧な仕草を追求している。
けれども今日は、冬華との約束を取り付けられた今は、ついつい頬が緩んでしまいそうだった。
買い物をして夕食。それだけでも楽しみだが、もう少し寄り道をしても大丈夫だろうか? 本屋や服屋へ行ってみるのもいいだろう。
そういえば、彼女の趣味や好きなことはなんだろう? 思えば、詳しいことはよく知らない。ぜひ今度聞いてみよう。そして、自分にできることをしよう。
冬華と話をしていると楽しいし、傍にいてくれると嬉しい。
休み時間のたびに話に行きたいけれど、用もないのに頻繁に会いに行くのも彼女にとって迷惑になるだろう。
クラスが一緒だったらよかったのに、と思いながら、月は自分のクラスに戻るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
灰島懐音
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月25日
参加申し込みの期限
2016年05月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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