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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
ある日の出来事。-1月-
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姿が見えた、と思ったら声をかけていた。
「おっ、大塚!」
こちらへ向かってくる
大塚 絽紗
に、
高峰 一馬
は元気よく手を挙げる。
すると絽紗も一馬に気付いたようで、一瞬驚いたような顔をした後ホッとしたような顔をした。その僅かな表情の変化に、一馬の胸が不思議と高鳴る。
「そっち行くから、待ってな!」
絽紗はすぐに躓いたりして危なっかしいため、一馬は自分から彼女の方へと近づいていった。大股で一歩一歩近づくたび、絽紗は、ほんのりと頬を赤く染めていく。
先ほどの表情といい、驚かせてしまっただろうか。しかしそれにしても、火照った絽紗の顔を見ていると、心臓が強く鼓動を打つ。なぜこんな気持ちになるのだろう、と一馬は自問しながら絽紗に声をかけた。
「驚きました。高峰くんだったんですね」
「悪ぃ。遠くから声かけちまったら、普通驚くよな。でも」
でも、すぐ呼び止めないと、と思ったのだ。なぜかは、わからないけれど。
そんなことを考えていると、絽紗は急にぺこりと頭を下げてきた。ゆるく巻かれた黒色の髪が、ふわりと揺れる。
「え、えと、この前の初詣、ありがとうございました」
言われて、ついこの間のことを思い出す。
初詣の日、みんなとはぐれてしまった絽紗が人混みに押されて転びそうになっており、とっさに手を掴んでいた。そして、みんなと合流するまでその手を離すことなく繋いでいた。あの時の温もりは、まだ覚えている。
ふと、人混みの中で絽紗をすぐに見つけられたことも思い出す。絽紗のことは、なんでだろうか目につく。視線がふっと拾い上げているというか。今日もそうだ。
「はい……でもまさか、神社の人混みがあんなにすごいなんて。ご迷惑をおかけして、すみませんでした」
何度も頭を下げる絽紗を制するように、一馬は右手をずいと前に出す。
「ありゃあたまたまだから気にするない。ま、俺が見てるとは限らねえんだから、普段から気をつけろよ?」
「はい……あ、立ち話もなんですので、座ってお話しましょうか」
「おう。こないだのパーティの写真の話もしたいしな。データはグループで共有できたんだけど……」
「すみません、私、ケータイに疎くて……」
「見れてねえのかい」
「はい、すみません」
どうせそうだろうと思っていた。絽紗はなんとなく、どことなく、機械に疎そうな感じがする。そう思って一馬は用意していたのだ。
忘れないように、折れないようにとファイルに挟んでいた写真を取り出して、一馬は絽紗に渡す。
それは、別々に行動していた男女グループが成り行きで混ざったクリスマスパーティの写真だった。
「わぁ、現像してくれたんですか? こんなにたくさん……すごい、ありがとうございます」
何枚もあるそれをめくりながら一緒に見ていると、ふと絽紗が無言でいることに気付く。
あまり乗り気ではない、のだろうか。そう思ったが、絽紗の目はある一枚の写真を凝視している。
それは、絽紗が一馬の隣に座って笑っている写真だった。
楽しんでいたのが自分だけでなければいい。
絽紗も、少しでも喜んでくれればいい。
そう思って、他の写真を絽紗に渡そうとすると、もともと距離が近かったせいで絽紗の胸に腕が当たってしまった。
「あ、ごめんなさい……?」
「いやいやいや! 謝るのはこっちの方……!」
弁明もする間もなく、始業の鐘が鳴る。
不意に触れてしまった、柔らかいモノ。
(やべ……あいつ、怒ってねえかな……)
ドキドキは、触れたせいか、あるいは。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
灰島懐音
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月25日
参加申し込みの期限
2016年05月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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