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冬の日。新たな始まり
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【朝・寝子島中学生】
自分の誕生日以降、
新江 天懸
は憂鬱だった。
彼の憂鬱の元。雪雲のように彼の心に厚く重くのしかかるものとは何か。それは、実の姉
大天使 天吏
の存在であった。
天懸は誕生日に、まさかの
姉との再会
を果たした。
姉がこの島にいるのは知っていたが、彼は直接会おうとはしていなかった。ただひたすらにナンパを繰り返し、遊ぶ日々。その中に年上が多かったのは、姉への屈折した思いの表れかもしれない。
けれど、運命はこの実の姉弟を引き合わせた。強引に、無情に。
得体のしれない生き物になっていた姉。その姿は天懸の心にギザギザとした引っ掻き傷を作り、それは化膿してずくずくとした鈍痛になって今も天懸の心を占めていた。
雪がぱらつくなか、重い足取りで天懸は中学校に向かって歩いていたが、学校が近づくにつれ、なぜだか少しずつ心が軽くなっていくのを感じていた。それは神魂の影響を受けたこの雪のせいなのだったが、勿論彼が知る由もない。
その時、懐かしい声がした。
「……ハイ、おはようございますざます。ハイ、おはよう…………そこのあなた! 金髪ピアスは校則違反ざます!」
「よぉー杉村!」
キッと自分を睨みつけた人物に天懸は軽やかに手を挙げた。「あああなたでしたか」と一旦声のトーンを落とした彼女はまたハッと気が付いて「……金髪はともかくピアスはダメざます!」とキンキンと天懸に吠えかかる。その様子を天懸は何だか温かく見ていた。
杉村 小春。寝子島中学校の校長であり、天懸と真正面から立ち向かう数少ない人物である。
彼女の声を懐かしいと思った自分を、天懸はこそばゆく思う。
(……正直キンキン声でも俺にギャーギャー言ってくれる女の方がいいぜまったく)
首をさすりながら笑みを浮かべる天懸に、小春が首を傾げた。
「どうしたざますか? 何だかご機嫌ざますね」
「そうか?」
姉の事であんなに悩んでいた自分なのに。杉村と話す事でちょっとうきうきすらしているなんて。
「冬休みに何かいい事でもあったざますか?」
「いい事? ――フッ、アハハハハ!」
小春の問いに天懸は思わず吹き出した。小春と話しているとあの姉との再会も何だか大したことない気がしてくる。キョトンとしている小春の顔を、天懸はニッと覗き込んだ。
「それよりもよー、杉村は年末年始彼氏と楽しく過ごせたかー?」
「―――なっ?!?」
小春の顔がみるみるうちに真っ赤に茹で上がる。キリキリと眉を上げて小春が叫んだ。
「私のことはどうでもいいざます! いいから早く学校に行くざますー!!」
「ほいほーい、んじゃな杉村ー!」
ぶんぶんと腕を振り回す小春を背に、天懸はズボンに手を突っ込み小走りに駆け出した。
まさか学校にいくのが救いになるなんて。小春のキンキン声を聞きながら、天懸は苦笑するのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
43人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月17日
参加申し込みの期限
2016年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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