this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
冬の日。新たな始まり
<< もどる
1
…
25
26
27
28
29
…
44
つぎへ >>
レポートも一段落ついたので、ティータイムとなった。舞手作りのいちごのティラミスケーキ、そして丁寧にいれた香り高い紅茶が、美しい茶器とともに皆に振る舞われた。
「おおー、中々豪勢なおやつタイムですねー。たまにはいいですよねー」
うんうんと頷きながら梢がケーキの皿を取る。横では美野梨がティーカップを持ち、その香りを楽しんでいる。そしてゆっくりと一口含み、ふうっと吐息を漏らした。
「ビーカーコーヒーもいいけど、やっぱり本格的なお茶は美味しいわね」
すばるも口をもぐもぐと動かし、満足そうだ。舞も嬉しそうに紅茶を頂く。そして皆で合宿の時の写真を見始めた。
「わー、すごいね。こう写真が並ぶと壮観だね」
机にはプリントアウトされたたくさんの写真が並んでいる。すばるはひょいとキタキツネの写真を取り出した。
「キタキツネも撮れたのか。ボクは撮れなかったんだよ」
「それ、私が撮ったのよ」
美野梨の言葉におおとすばるは目を丸くした。
「神野さんが撮ったの? うまいねー」
「よく撮れていてよかったわ」
「キタキツネは可愛かったですね」
舞も写真を覗き込み、柔らかく微笑む。机の上には他にも、タンチョウヅルやオジロワシなど様々な動物の写真がある。たくさんの動物の姿にすばるは嬉しそうだ。
「焼き増したのもっかなー。これと、これも」
「画像データとしても渡せますよー」
「それは嬉しいですね。私もお願いします」
梢の申し出に舞も嬉しそうに言う。そして色々見ていたが、ふと1枚を抜き出した。
「これは集合写真ですね。あ、宿の写真もあります」
舞は動物達の写真とは違う列にある写真に手を伸ばした。それは合宿に参加した生徒達のスナップ写真だった。寒い中ポーズを取ったり、ご当地名物を頬張ったり。どれもこれも皆笑顔の写真だ。
「楽しかったわね」
「だね、今度は雪のない時にも行ってみたいよね」
皆で思い出話に花が咲く中、すばるが別の写真に気が付いた。
「あれ? これボク知らないけど……。あ、そうか。別行動してた時の写真もあるのか」
すばるが見つけたのは女性陣だけの写真。部屋着でくつろぐ姿が映っている。そう、宿では男子と女子は別の部屋だったのだ。
(まてよ。もしや温泉に入ってる女性陣の写真も?!)
すばるは慌てて懐から天眼鏡を取り出し写真をチェック。しかしすぐにハアと肩を落とした。
「あるわけないかー」
「なにがですかー?」
間髪入れずに梢がニヤリと訊く。すばるは慌てて天眼鏡を仕舞った。
「いや?! な、なんでもないよ?」
あはははと笑うすばる。その笑いが乾いたものであったのは言うまでもない。
「それでは一応公認の合宿として北海道に行きましたので、活動報告書と一緒に、部員の皆さんのレポートも学校に提出しますねー。新井君のクッシーは除きますけど」
そう言って梢は手早くそれぞれのレポートを重ねていく。
「これが返却されたらここに掲示したらいいと思いますー」
「そうね。写真と一緒に展示しましょう。このレポートと写真でもっと多くの人が生物部に興味を持ってくれると思うわ」
写真を片付けながら美野梨も言う。……そして部員が増えればいいけど、と心の中で付け足した。
「お茶もごちそうさま、おいしかったよ」
すばるは茶器の片付けを終えた舞に向かって礼を言う。舞はにっこり微笑んだ。
ふと時計を見た梢は弾かれたように席を立った。
「生徒会にも顔を出さないとー! ごめんなさい、行ってきますねー。また暫くしたら戻ってきまーす!」
そう言うと梢は嵐のように生物室を出て行った。
残された面々はちょっと呆然としていたが、そうだわと美野梨が口を開いた。
「鶏と兎の世話に行くけど、舞さんも一緒にどう? 兎を抱っこできるわよ」
「ウサギちゃんもいるんですか? 抱いてもいいんですか?」
舞が目を輝かす。すばるがうんと頷いた。
「大丈夫だよ。ボク達が見てるし。どうかな?」
「はい、ぜひ抱っこしたいです!」
レポートも提出し終わった一同は、今度は飼育小屋へと場所を移す事にした。
<< もどる
1
…
25
26
27
28
29
…
44
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
冬の日。新たな始まり
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
43人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月17日
参加申し込みの期限
2016年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!