this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
お注射のお時間です!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
11
つぎへ >>
【マッサージとお注射】
篠原 翠響
は待合室のソファで震えていた。
「うう……。注射したくないよ……」
翠響はもれいびではなく、「ひと」であり、自分はインフルエンザの予防接種を受けにきたのだと思い込んでいた。
『はーい。それじゃあ、まずは――
篠原 翠響
さん、第一診察室にどうぞ♪』
「……ッ」
スピーカーから聞こえてきた声に名前を呼ばれ、翠響はびくっと肩を揺らした。
(今の声、さっきの注射器振りまわしていたお姉さんの声だ……。嘘でしょ……?)
翠響は、強張った喉をごくんと鳴らしてから、意を決したように第一診察室の扉を開ける。
「……し、失礼します」
「はーい、どうぞ」
翠響が診察室に入ると、やはり先ほどの看護師が妖艶な笑みを浮かべて、診察用の椅子に手招きをした。
「……あ、あのインフルエンザの予防接種に来たんですけど」
「あー、うん。お注射ね。わかってるわ」
翠響の言葉に、看護師はうんうんと頷いた。
それから、どこからともなく先程振りまわしていたのと同じ巨大な注射器を取り出す。
「……って、か、看護師さん! な、なんですか、その馬鹿でかい注射器は……。まさか本気でそれをあたしに刺す気じゃないわよねっ……!?」
「あら、私はいつだって本気よ? 大丈夫、痛くしないから」
しれっとした顔で、看護師は言った。
(この人、もしかして注射したいだけなんじゃ……)
嫌な予感に、翠響の肌がぞわりと粟立っていく。
「……あら、緊張しているの? それはよくないわね。じゃあ、お注射の前に緊張を解すマッサージをしてア・ゲ・ル」
「……え?」
思わぬ看護師の言葉に、翠響が目を見開く。
と、その次の瞬間には看護師の細い指先が翠響の肩や首筋に伸びている。
「……え……あ……ちょ、ちょっと……看護師、さん……?」
翠響は戸惑いの声を上げるが、看護師は指先の動きを止めない。
しなやかに伸びた指先に圧力をかけられるたびに、「ふぁ……」と喉から小さく声が漏れていく。
確かに気持ちいいし、緊張がほぐれていくのもわかる。
ただ気になるのが、この看護師さんの目つきが微妙にあやしいことだ。
このままではいけない、翠響がそう思ったときだった。
「……勝手に患者を診察するのはよくないな、冴来」
「え……?」
バタン、と診察室の奥の扉が開くと、奥から切れ長の目をした長身の白衣の女性が姿を現した。
「……詩音。まさか、あなたがお医者様になっているなんてね」
ふっと息を漏らしながら、冴来と呼ばれた看護師が翠響の指先に這わせていた指をとめて、長い金髪をかきあげるようにして言う。
(……いったい何がどうなってるの?)
まったくわけがわからない状況に、翠響はただ大きな目を白黒させることしかできなかった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
11
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
お注射のお時間です!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月25日
参加申し込みの期限
2016年04月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!