花風 冴来は寝子高生である。
決して看護師ではない。
だが、しかし……
「うふふ。こんにちは、患者さん。どこの具合が悪いのかしら?」
冴来はセクシーな看護師の姿で立っていた。
あまりのセクシーさに、男性の患者はしどろもどろで目を伏せる。
妙に元気になってるようなところもあるし、何が何やらわからない。
「えっと、どこが悪いんだったっけ……」
「あら、困った患者さんだわ」
すみません、と呟きながら顔を上げると、目の前に迫るセクシー看護師に心拍数が急上昇。
「どこが悪いにしても、とりあえずお注射しましょうか」
は、はいっ。
なんて不思議なやりとりが行われているここは、寝子島総合病院。
のはずだが、どこかおかしい。
中庭のベンチでは、テオがやれやれとあくびをしていた。
何が、どうなっているというのだろうか? 質問するもれいびもいたが――
『回答は拒否したいところだぜ。神魂の影響とはいえ、あまりにバカバカしいからな。
フツウを守るために、お医者さんごっこを真剣にやらなきゃいけないなんて、な……』
冴来はそれを知ってか知らずか、フツウを死守する役を担っていたのだ。
男性の患者をメロメロにしてしまうセクシー看護師として。
「大丈夫よ。痛くし・な・い・か・ら(はあと)」
ごきげんよう。水月 鏡花です。
ののこちゃんの神魂にも困ったものですね。
というわけで、微妙に異世界な病院で思いきり「お医者さんごっこ」を楽しみましょう!
ガイドには花風 冴来さんに登場していただきました。ありがとうございます。
上記の文章はあくまでイメージですので、全然違う内容でご参加いただいても大丈夫ですし、
参加されなかった場合は、夢か何かということでお願いします。
みなさんの役は、医者でも看護師でも患者でも、なんでもオーケーです!
場面も、診察でも急患でも手術でもお見舞いでも、昼でも夜でも、なんでも大丈夫です。
医者や看護師ばかり集まってしまった場合は、NPCが患者として登場します。
患者ばかりの場合は、NPCが医者や看護師として登場します。
登場NPCの希望を書いていただいても構いませんが、ご希望通りに登場するかどうかはわかりません。
NPCが登場する場合、半分夢の中にいる感覚で、あとで記憶はないようです。
また、普段とは違うキャラの可能性も。
※医学の専門的な知識が必要な内容は控えていただいて、ごっこ遊びで済む範囲でお願いします。
ごっこ遊びなので、本当の重い病気や障害などの真剣な話もご遠慮ください。
※※このシナリオは水月の趣味とは全然全く関係ありません。違いますから。
ピンクのミニスカナースにお注射されたいとか、そんな特殊性癖とか全然ありませんから。
――それでは、フツウを守るために、真剣に! お注射のお時間をお願いします!