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\ オーバータイム!/
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豚は出荷よー!
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●
「Welcome to Oakley farm! 悪いようにはしないよ、さあおいで!」
元に戻った豚たちを、バニーとまもるが家畜運搬車へと誘導している。
「良かったですね、豚さんたち。この人たちが引き取ってくれるそうですよ」
どうにか豚たちを助けてやりたいと思っていた梢は、檻の向こうにいる豚たちに語りかける。豚たちはただ小首を傾げたり、ぶひいぶひいと鳴くだけで大した反応はなかった。
結局、この豚たちはバニーのオークレイ牧場で新設するピッグレース場の競争豚として世話をすることとなった。勢いで「まもるが牧場の世継ぎになれる」などと言ってしまったバニーを笑いながらからかうその父。それを見て照れ混じりに苦笑するまもる。
先程まで下手をすれば命さえ落としかねない戦いをしていたとは思えない、平和な光景だった。
その一方で、修と蛇那伊はスースの遺体を挟んで話し合っていた。
「で、このスースはどうするのよ」
「自然の理に従わせる。こっちで処理場と“作業員”を用意してあるから、とりあえずそこまで行こう」
「……それ、どのぐらいあるのかしら? こいつ重いんだけど」
「さっきまで組み合ったどころか巨体を振り回していたお前が?」
「重いものは重いのよ」
ため息をつきながら、それでも蛇那伊は言われた通りに肉の塊を抱え上げる。陽も落ちる頃。冷たい風に晒されていたせいか、すでにその身体は冷たくなり始めていた。
「もしもし。一匹デカイのを確保した。今からそっちに向かうから、安置する場所を確保しておいてくれ」
『あいよ。ところでそろそろ暗くなってきたからカジカを送り帰してやりたいンだ。ちっと持ち場から離れても良いか? そう遠くはないらしいンだが』
『だ、大丈夫、一人で帰れる、から……っ』
『そういうわけにもいかねぇだろ。こういう時ぐらいは大人に素直に甘えろ』
『あら、だったらあたしも帰り道はエスコートお願いしてもよろしいかしら?』
『ああ? お前は別に俺がいなくても……おいバカ、やめろ! 豚の血が付いた手で触るな!』
「…………」
電話越しに聞こえてくる三人の声に、ふっと笑いながら修は通信を切る。
「よし、それじゃあ行くか」
「解体したら分前ちゃんと寄越しなさいよ。ミチーノで調理して貰うんだから」
「おおっと、それはいいアイデアだな。俺もそうするか」
重々しい足音と共に、二人は歩いて行く。
家畜車の豚がぶひぃと鳴いた。かつての王を見送るかのように、何度も、何度も。
彼は生死を賭した戦いの中で、誇りと胸に死ぬことができた。
だから見送る豚たちの鳴き声は悲しみのそれではない。我らもかの王のようであれと、誇りと共に生き、誇りを胸に死のうという誓いを立てているかのようだった。
日が暮れる。空が闇に覆われる。
しかし時間が経てばまた、太陽はまた昇るものなのだ。
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あとがき
担当マスター:
豚野郎
ファンレターはマスターページから!
大変お待たせいたしまして申し訳ございません。
これにて豚どもの反乱も幕でございます。
食とは。死とは。生きるとは。
そういった物の一端を表現できていて、皆様に伝わればこの豚野郎、かのスース・スクローファ・ドメスティクスの右前足として至上の幸福であります。ぶひぃ。
また機会ございましたら、これに懲りることなくご参加して頂ければ幸いであります。
<出荷よー
(´・ω・`)そんなー
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
豚野郎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月20日
参加申し込みの期限
2016年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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