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\ オーバータイム!/
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豚は出荷よー!
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紫は自転車を漕ぎながら肩で息をしていた。自転車で全力で逃げても一向に衰えない豚の体力ははっきりと言って驚異的だ。
しかしそれももう終わりを迎える。二匹追ってきた豚は一匹遅れて、実質一対一の勝負。これならば勝てると紫は確信していた。
それでも真っ向から立ち向かってはこちらに勝ち目は無い。だから紫は乗っていた自転車から飛び降りて、乗り捨てたそれを突進してくる豚へと蹴りつけた。
突然の逆襲に浮足立つ豚。そこへすかさず持っていたスタンガンを素早く取り出し、高圧電流をその鼻先へと殴りつけるように流し込む。想定通りの流れであった。
しかし問題はその先、もう一匹の対処である。
「ふぅ……。さて、次はどう奇襲したものかしら……」
水泳で体力には自信があったが、それでもこの長距離の逃走劇は体力に堪える。息を整えながら油断なく周囲を警戒していると、ものの数十秒で次の追手が来た。
「もうちょっと休ませなさいよね……!」
「追い詰めたのー!」
対峙しながら紫は考えるが、それでも対処は難しい。体術が特技であるわけでもなし、隙がなければ手に持ったスタンガンを押し当てることすら不可能だ。
豚の鳴き声。紫は思考を切り替えて身構える。――しかし、豚は一向に突進してくる気配が無い。それどころか、ほとんど無警戒に辺りをきょろきょろと見回している。
「……?」
顔をしかめながらそれでも構えを解かずに様子を見ていると、豚はとことことこちらに近付いて来てその足を舐めようとし始めた。
「えいっ」
そしてその隙を見逃す紫ではない。冷静にその首筋へとスタンガンを押し付けると、豚はあっさりと昏倒した。
「もしかして、ただの豚に戻っていた……?」
答える者はいない。そこにあるのは、ただ転がった自転車と、気絶して身体を横たえた二匹の豚だけだ。
「持って帰ったら、妹が喜ぶかしら」
自分に向けて冗談を言う。
物理的に持って行けないし、そのうえこの豚はあのゲームのパッケージよりも、そしてゲームの中のトンテキ王子よりもリアルだったのだから。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
豚野郎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月20日
参加申し込みの期限
2016年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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