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○おせち料理を作ろう! ~
家庭科同好会
12月の冬休みのある日、寝子高1年の
綾辻 綾花
は三角巾とエプロンを鞄に入れて学校へ向かっていた。
冬休み中も図書委員の仕事で学校に行くことがあるが、今日は家庭科同好会の活動だ。
生まれも育ちも寝子島である綾花は、旧市街の実家から重箱を持ってきた。
(小さい頃から、重箱におせちを詰めるのが楽しみでしたっけ)
そんなお手伝いのおかげで自然に料理が得意になっていた。
(足りない物があれば今のうちに買っておきたいですが……)
商店街を通りながら考える。特に連絡もきていないので大丈夫だろう。
冬休み中で時間がかけられるということで、今日は皆で分担しておせち作りをするのだ。
北校舎2階、家庭科室。
寝子島高校家庭科同好会の活動場所である。
三つ編みに大ぶりの眼鏡をかけた2年生の
錦織 彩
は、ののこと美弥子を誘ったときのことを思い返していた。
「っそその、かかっ家庭科同好会、で、今度、おせちを……(わたわた)よよよかったら……」
部活を探していると聞き、涙目になりつつ勇気をふり絞って誘ってみたのだが。
下級生相手でも、ビビりで小心者、初対面の相手が苦手で常にびくびくおどおどしてしている彩にとってはかなりハードルが高かった。
(ああ、こんなにおどおどしていては、引かれてしまうでしょうか……)
そんな自分に自己嫌悪する彩だったが。
「おせち? いいなー、食べたい!」
ののこは目を輝かせ、
「家庭科同好会で作るんですね? 私たちにもできるかなあ」
美弥子はこちらの言いたいことを察してくれた。
「だ、大丈夫です、できる範囲で……い、一緒に……冬休み12月○日、予定はいかがでしょう……調理室に集合、です」
「行きます!」
ののこが元気に返事をし、美弥子も同意してくれた。
「おはようございます」
早めの時間に、ちょっと緊張しながら綾花がやってきた。
「おっ……おはようございます……」
もっと緊張して答える彩である。
続けて、2年生の
大塚 絽紗
と、留年で2度目の1年生をしている
滝原 レオン
がやってきた。
「おせち作り、いいですねー。彩さん、綾辻さん、滝原君。よろしくおねがいしますっ」
おっとりぽわぽわと、ゆる巻の髪を揺らして絽紗が言う。
「おはようございます……おせちは毎年ばあちゃんが用意してるの手伝うくらいで、作ったことはねえんだよな……。うまくいくかは不安だが、まあ頑張るさ」
銀髪に鋭い眼光のレオンが言った。
彩はこの鋭い目つきが最初怖かったけれど、今では彼の優しさを知っている。
「滝原君なら大丈夫よ。私も甘いものばかり作っていましたが、あえて海老に挑戦します」
絽紗もおっとりと言った。
ののこと美弥子が、同好会の部員である
七夜 あおい
と共にやってきた。
「おはようございますー。よろしくお願いします」
彩は一生懸命声をかける。
「よ、ようこそ……気楽に見学して、と、時には一緒に挑戦してみて……た、楽しく、調理……できたらっと…思います……。ががっ……頑張りま、……ましょう……っ」
「一緒に作りましょう。私も3品作るのは初めてだから」
綾花も三人に声をかけた。
軽い自己紹介の後、皆で持参のエプロンと三角巾をして、調理開始。
「綾花ちゃんは何作るの?」
ののこが尋ねる。
「私の担当は『昆布巻き』『くわいの煮物』『田作り』です。まずは昆布巻きから」
綾花が説明しながらタッパーを取り出す。
「それ、何?」
ののこの質問に、綾花は優しく答える。
「身欠きにしんです。昨日から米のとぎ汁で戻しています。では、昆布を水で戻して柔らかくします」
「ふーん。それからどうするの?」
「にしんは水洗いして、骨など除いてから切ります」
「錦織先輩は何作るんですか?」
美弥子が尋ねる。
「お、お多福豆と、紅白なます、です……」
たどたどしく彩が説明する。
「ま、豆は昨日からタッパーで水に漬けておき、ました……。な、鍋に水と重曹を入れて、弱火で1時間……煮ます」
「ほへー、時間かかるんだねー」
ののこが感心する。
「俺は『伊達巻』と『栗きんとん』担当だ。まずは伊達巻だな」
レオンが聞かれる前に説明する。
「山芋の皮をむいて。魚のすり身をすり鉢に入れてすりこぎでよくする」
「あ、すりこぎやってみたい!」
ののこが手を上げる。
「じゃあ、私はすり鉢を押さえようかな」
美弥子も言う。
「なめらかになるまでよくするんだぞ。それから卵と山芋を混ぜて、調味料を加える」
こうしてよく混ざった卵をレオンが卵焼き器で焼く。
「使い終わったすり鉢、洗っておくね」
「おお、サンキュー」
美弥子はすり鉢を洗い始め、ののこもそれを手伝った。
「私は、実家で覚えた黒豆と里芋、海老を担当しますね。まず海老のしたごしらえです」
絽紗がつまようじを使って、海老から背わたを取り除く。
実は極度の近視である絽紗だが、眼鏡を携帯しないので細かい作業は顔を近づけてしている。
ちなみに隣の彩は絽紗ほど視力が悪いわけではなく、眼鏡をかけているのは容姿に自信がないためだったりする。
「一晩寝かせる時間がなければ、味が染みるようにちいさな穴を開けて時短するつもりでしたが、昨日済ませておきました」
出汁をとると、かつおぶしのいい香りが漂った。海老を出汁でさっと煮る。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月16日
参加申し込みの期限
2016年03月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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