this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ウィンター! 部活動のお時間です! ~文化部編~
<< もどる
1
2
3
4
5
…
13
つぎへ >>
○体験プログラム~
演劇部
冬休みのある日。
演劇部のメンバー+αは、寝子電の駅で待ち合わせた。
「鎌倉! 演劇! 体験プログラム! わーいすっごい良い体験が出来そう。野々ののこさんも串田美弥子さんもよろしくねー、うりゅです!」
頭の上に2つお団子を作り、ふんわりとアレンジしているプードルヘアの
雨龍 雛
が、元気に声をかけた。
演劇専攻で女優志望の雛は、相手をフルネームで呼んでしまう。人の名前と顔を一致させる事が出来ないためだ。
底抜けに明るくて少し天然な彼女は、人によってはぶりっ子系と言われるかもしれない。
「串田です。こちらこそよろしくお願いしますー」
美弥子が挨拶し、ののこが、
「ののこだよ。よろしくねー」
と笑顔を向ける。
「よろしくお願いします。皆さん揃いましたね。では出発しましょう」
爽やか系の美人、
西川 夕莉
が電車へと先導する。
夕莉は、小学生の時に『演劇集団キャンディボックス』の舞台を見て以来その舞台の上に立つ事を夢見ている。
演劇にとことんのめり込む夕莉は、演劇に対する熱意ゆえにいつの間にかみんなをひっぱっていく立場になっていた。
(体験プログラム……これも貴重な体験だし、沢山のものを得られたらいいな。皆が楽しめるように頑張ろうっと)
ちなみに雛も夕莉もひとであり、ののこが神様であることは知らない。普通の女子高生だと思っている。
「部活を探してるんだって? 折角だし……演劇部にも、体験入部してみない?」
先日ののこに、猫好き友達である
恵御納 夏朝
がそう声をかけたのがきっかけだった。
「面白そう!」
ののこはすぐに乗ってきた。以前、教室で即興劇をやったこともある。
ごっこ遊びのノリだがなりきることは好きなのだ。
たまたま雛がプロ集団の演劇体験プログラムを見つけてきた。
「体験希望者? じゃあ一緒に行こう! 演劇の楽しさを知るにはやってみるのが一番ですよ!」
そんなわけで、ののこたちも一緒に参加することになった。
自己紹介後、眼鏡にクローバーのピアスの
桃川 圭花
が自信たっぷりに言った。
「うちは基本的に練習試合なんかもない部活だし、遠征なんてちょっと贅沢な気分だけど……ま、来年の部費をたくさん獲得したのが効いてきてるってことよね。頑張った私、偉過ぎる」
幼い頃からそれぞれ高い才能を持つ姉妹と比較され、姉妹達に太刀打ちできるものを見つけられないでいた圭花だったが。
今は人の憧れになることを夢見て役者を志している。
「……と、そーゆーことだから、体験入部の二人も大船に乗ったつもりでいてくれてOKよ。……って、ちょっと、聞いてる?」
「きれー、すごーい!」
雛は電車の窓から景色を眺めてはしゃいでいる。ちょっと驚いた様子の周囲の視線に気づいたようだ。
「電車に乗るなんて経験あんまりなかったから。お嬢様なんだよこれでも!」
実際資産家の家に生まれている雛である。諸事情で養子に出されているが。
「なんでうりゅは変な行動するかだって? さあ、うりゅの台本にはそう書いてあるからだよー」
「は、はあ……」
目を白黒させる美弥子だが、皆はもう慣れている。
「あっ、見てみて! 何あれ?」
そしてののこは気にせず一緒になって車窓の景色を楽しんでいる。
「僕も鎌倉へ行くのは生まれて初めてだよ。それだけで心が踊るようだ」
これまた裕福な旧家の生まれである、童顔の
天之川 麗仁
も言うのだった。
麗仁は幼い頃から多くの習い事を経験してきていて多芸多才だが、最近演劇の素晴らしさを知って演劇部に入部した。
「まあ、私も行くの初めてなんだけどね」
と圭花が言えば、
(ねこでんから見る寝子島の景色や猫さんもいいなぁ)
と思いながら垂れ目で童顔の夏朝がつぶやく。
「鎌倉も、体験プログラムも……楽しみ」
「演劇たのしー! 今日もなんか素敵な事ありそうだしみんなでがんばろー!」
雛が底抜けに明るい声を上げた。
鎌倉、体験プログラム会場。
自分達と同じくらいの年頃の人たちもいるし大人もいる。合わせて20名ほどの参加者が集まっていた。
「前半は体をほぐし、後半で演劇の練習、最後に発表してもらいます」
主催者から説明があり、さっそくプログラム開始だ。
「前半はストレッチや発声練習だね」
雛は持ってきたジャージに素早く着替えて、先程までのはしゃぎっぷりとは対照的に真剣にストレッチに取り組む。
「ほえー、運動部じゃないのにストレッチするの?」
不思議そうなののこに夕莉が説明する。
「ストレッチは怪我をしないためにも大切なのよ」
(普段の部活でもそれなりにやってはいるけれど、さすがプロと一緒にやると、いつもより本格的で気合いが入るな)
麗仁はそう思いながら、ののこや美弥子のほうを見やる。
「いたたた……」
不慣れなののこは苦戦しているようだ。
「無理しない程度に頑張って。息を吐きながらリラックスするといいよ」
麗仁は同じクラスで親しいののこを励ます。
(ののこさんには出来れば入部してもらいたいな。もちろん串田さんにも入ってほしいけど)
「そう、息を吐きながらゆっくりと伸ばして」
夕莉も、体験入部の2人を軽くサポートしつつ、自分もしっかりとストレッチをこなす。
役者は体力勝負! の考えの下、ジョギングと簡単な筋トレは毎日欠かさない夕莉にとってはこれくらい朝飯前だ。
だがストレッチに苦戦しているのはののこと美弥子だけではなかった。
173cmとメンバーで一番大柄な圭花は自然と人目を惹くが、長い手足はなかなかうまく伸びてくれない。
「ストレッチについては、私には全く期待しないでほしいんだけど……発声練習のほうは任せてよ」
手足を伸ばそうとして表情を歪めながら、圭花が言う。
次は発声練習だ。
「それじゃ腹式呼吸を意識するためにお腹に手を当てて。声を合わせていくよー。あかねこ あかいな あいうえおー!」
「えー、おもしろーい!」
皆の発声練習にののこが驚く。
「ふふー肺活量には自信があるんだようりゅ。腹式呼吸の仕方もおしえ……って串田美弥子さん、すごい!」
得意げだった雛が、美弥子の発声に目を丸くする。
「もしかして経験者?」
「あ、中学でクラリネット吹いてたから……」
控えめに言う美弥子だったが。
「だったら猶更勧誘したいなー!」
雛は嬉しそうだ。
「ふふ、でも演劇は肺活量だけじゃないのよ」
圭花の眼鏡がキラリと光った。
「私、これでういろう売りぐらいは諳んじられるんだから」
「ういろううり?」
ぽかんとしているののこと美弥子。
「発声練習や滑舌の練習に使われる長い台詞だよ」
麗仁が説明する。
圭花は皆の前で早口で『ういろう売り』を諳んじ始めた。
「拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の御方も御座りましょうが……」
長広舌の間に、ののこが夏朝に尋ねる。
「すごいねー。普段の部活でもこんな練習してるの?」
夏朝が小声で答える。
「普段の部活だと、筋トレやランニングも少しするけど……あ、ういろう売りは桃川さんの特技だよ。みんな覚えなきゃならないわけじゃない」
「よかったー、とても覚えられないよー」
暗誦を終えた圭花に、皆は拍手を送った。
「すごい、面白かった~!」
「これが演劇部員よ」
一際大きな拍手をするののこと感心する美弥子に胸を張る圭花だった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ウィンター! 部活動のお時間です! ~文化部編~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月16日
参加申し込みの期限
2016年03月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!