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あの日あの時。ぼくは笑顔を失っていた。その理由は………………
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真っ暗な部屋の中、ベッドの上で
朝鳥 さゆる
は目を覚ました。
――夢を見た。
――見たくもない夢を。
夢の中の喪失感は、現実にそのまま持ち越されていた。起きた直後にある名残のようなものではなく、今、実際に彼を失ったような、そんな感覚。
何かを失うことには慣れているはずだった。
一度目は、12歳の時。
さゆるの家は、絵に描いたような幸せ家族、とは言えなかった。両親の仕事がもっと忙しくなかったら、その幸せは実現していただろう。だが、両親がさゆるに愛情を注げる時間はごく限られていて、独りでいる時間が長かったさゆるは、両親の愛情を理解していても孤独だった。
死んでも、そんなに感情に影響を受けるとは思っていなかった。だが、実際に両親を失った時の喪失感は激しかった。今も続く、『ゆきずりの相手と夜を過ごす』という自傷行為はこの時から始まっている。自分の心にナイフを振るい、切り刻まれた心をバラバラにして、それを踏みにじるような日々は。
外見だけはもう20代前半にしか見えない美人で内面も年齢以上に荒廃していた10代前半のさゆるは、自分を一刻も早く葬り去りたいと思った。荒廃していずれ朽ち果てるのなら、自分の『行為』で――
――それから、3年。
彼との『別れ』も経験して何かを失うことには慣れているはずだったのに。
「…………」
今日の夢が与えたこの喪失感には、平然とはしていられなかった。
夢に出てきた彼――片篠 藍人に出会ったのは中学3年、14歳の初夏のことだった。
出会ってから『別れる』までの期間は、僅かに半年余り。初冬の、凍てつく雨の夜の逢瀬が最後だった。初夏から初冬の半年間、2人は愛し合っていた。
互いの心身を文字通りえぐるように傷つけあい、犯し合うことが愛だというのなら――だが。
藍人はさゆるを酷く傷つけ、無残に犯し。
さゆるも藍人を酷く傷つけ、犯した。
そうして互いの存在と、その想いとを刻み込んだ。
そんな愛し方しか、できない2人だった。
夢の中で、2人はやはり犯し合っていた。
「……ふっ」
しばらく、ベッドの上で声を殺して泣いた。この喪失感は、下手をすればあの時以上だ。
――喪失感――
そんなものはもう感じないはずだった……はずなのに。
「……心なんて……なくなってしまえばいいのに。もう何も、感じたくないのに」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月14日
参加申し込みの期限
2016年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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