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寝子島高校
<月華>月昂崩落 ―捧げられた姫―
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桜庭 円
と
骨削 瓢
も起きており、白木と硝子の宮に居たときのままの衣服で、辺りを見渡している。話し合い、6人はとりあえず毛布を持ち寄り身を寄せ合って状況を確認する事にした。
「うぅ、真央ちゃんの所為でみんな巻き込んじゃったのだ。ごめんなのだ。真央ちゃん、皆に伝えなきゃいけないこと、あるのだ」
そう言いながら真央は自分が見た刹弦の過去について話すと、ねむるが目を細めて何度も頷いた。漸く見えづらかった部分が見えたのだが、同時に矛盾点も憶える。
「後木さんの話を聞いて思ったんだけど、妙におかしい気がするんだ。僕が知っている呪皇の呪いの発動条件と整合性は取れているんだけど……」
「確かに、気になるね。『信じていたのに』って言ったのは誰に対してか、とか。公的に婚姻を認められていたっぽいけど、別の人間一人が歪めていたのかな? その人に対してなのかなぁ……」
気になる点に悩みつつも円とねむるは『ある1点』に注目していた。
「うーん、
本当に忘れていたのならば、
どうして別人に
手紙を書いてもらっていたんだろう?
」
「そこ、やっぱり気になるよね」
2人が顔を見合わせていると、真央もまた1つ頷いた。
「真央ちゃん、思うのだ。その手紙、『騙す』為じゃなくて『絶望して欲しくなくて』書かれたのかも、って思ったのだ。だって嘘はすぐバレるのだ」
深いため息を吐きながら言い、彼女はちらり、と正面の祭壇のようなモノを見ながら言葉を続けた。
「拘束されてなくて、寝かされてた。もしかしたら、刹弦は敵対したいばかりじゃないのかな、って思ったのだ」
「そうかもしれないね。このベッド、刹弦さんが用意してくれたのかな。凄く暖かかった」
円は毛布に触れながら頷いて、僅かに瞳を細めた。
そうしていると、夏夜は何故か月に照らされまどろむ猫たちを想像する。そうしながらも、静かに思う。
(魔物も、貴人も、新たな光と温もりに混ざれれば……)
彼女は僅かに目を閉ざし、静かに口を開いた。
「……巻き込んで、ごめん。でも、状況を、打破しよう。その為に、僕の掴んだ情報を提示する」
夏夜は月光をイメージしてろっこんを使った時、少しだけ作用した事等を伝え、もう一度静かに目を閉じた。
その時、瓢がふと顔を上げると、大きな寝台の上に青龍族で雲の国の王・藍紗が眠っている。
「藍紗はんがねぇ……」
瓢はそう呟きながらもにやり、と笑う。何か思いついたようだ。彼は手に持っていたドロップをごりごりと潰しながら飄々とした様子で言う。
「あっちに藍紗はんがいるようだねぇ。そうだ、あっしが藍紗はんと入れ替わって囮になったら多少、動きやすくならんかね?」
その提案に全員が驚くが、小柄な瓢ならば早々ばれないかもしれない。彼らは速やかに行動し瓢は藍紗と服を取替えて大きな寝台に横たわった。
「勿論、後でちゃぁんと助けておくれよ?」
「わかってるのだ。瓢ちゃん、ぐっどらーっく、なのだ」
瓢の言葉に真央が頷き、その後では瓢が纏っていた衣服を藍紗に夏夜と美咲紀で着せていた。円とねむるは刹弦が戻ってくるか否か見張っている。
藍紗を瓢のいた寝台に横たえると、改めて4人は辺りを見渡した。藍紗が横たわっていた大きな寝台は、よく見れば祭壇にも見えた。周囲には果物やらお菓子やらお供え物が用意されており、黄色い桜のような花など寝子島では見かけた事のない花々が飾られていた。
その2、3輪を手にしつつ美咲紀は興味深そうに見渡していると、美咲紀は思わず怪訝そうな顔になった。寝台の真後ろに
真っ暗な虚が見えたのだ。
最初は影のようにも見えたが、よく見れば墨を垂らしたような、光さえ飲み込みそうな黒がそこにあり、背筋に冷たい汗が流れた。
(勝手に触ったらなんかこう、アウトな気がしますー!)
美咲紀はそっと寝台に近づき、瓢にその事を伝える。と、瓢は「もしや……」と考察する。
(あれって、呪皇の根城へ繋がってるんじゃないのかねぇ?)
だが、今は確かめる術がない。瓢はチャンスをまとう、と静かに思った。
美咲紀はその後見取り図を見つけると素早くメモし、脱出に使えそうだと思った扉を、活けてある枝を折って指し示した。
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担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
<月華>風花は、白く冷たき針
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月17日
参加申し込みの期限
2016年12月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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