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狼は九夜山に吼える?
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承:手がかりは何処に?
――礼拝堂。
椿 美咲紀
の手により、中はだいぶ明るくなったこの場所で、
綾辻 綾花
と
弘明寺 能美子
、
ブリジット・アーチャー
、
仙藤 紫
は散乱している本やら紙やらを調べていた。別の場所へ向かった
骨削 瓢
や
後木 真央
もいくつか持っていったようだが……。
この場に残った者のうち、綾花と能美子、紫は調べ事をするのにとても有利なろっこんの持ち主であった。
(今、私に出来る事はこれぐらい……。でも、得意分野だからこそ、頑張らなくては)
紫は文字が掠れて読めない紙を手に頷く。文房具屋の帰りだった彼女は、気がついたらこの礼拝堂にいた。話の内容を理解し、烏のような物の襲撃を目撃した彼女は、傷ついた体で探索に加わる巧を見、1つ頷いた。
(さぁ、教えて頂戴)
瞳を閉ざし、文字列を指先でなぞる事によって発動する彼女のろっこん『指先スキャン』によって、その内容ははっきりと脳裏に刻み込まれる。
――
井戸の水を、瓶に詰め、聖水としなさい。
聖水は、穢れあるモノを清めてくれるでしょう。
――
(井戸の水……。この近くに井戸があるのかしら?)
紫は早速見つかったヒントに、僅かに目を細めた。
ブリジットはだいぶ明るくなった礼拝堂を見渡し、他にめぼしい物が無いか探していた。壊れたアクセサリーやら、元はステンドグラスだっただろう破片は見つかるが……。
(とりあえず、コレは使えるかしら?)
手にしたメダリオンを見つめ首をかしげていると、
八神 修
が能美子たちから情報を聞き、紫から貸してもらった筆記用具に情報を纏めている姿が見えた。
「しっかし、ほんまガラクタだらけやな」
「そうね。カラスライクの気を引くぐらいしか出来ないかもしれないわ」
ブリジットが千切れた金色の鎖を手で弄びながら呟くが、
牛瀬 巧
は興味深そうに頷く。生物教師故か、その辺りは詳しい。
「ま、カラスっぽいアレの気ぃ引けるんなら襲われたときに使える」
巧の言葉に頷いていると、北の方でステンドグラスを調べていた
日暮 ねむる
が「うーん……」と首を傾げていた。彼はステンドグラスを修復したらなにか起こるのではないか、と睨んでいたのである。
「結構高い場所なんだねぇ。こりゃ骨が折れそう」
「無理したらあかんで、日暮君」
破損部分を見上げるねむるに、巧が声をかける。だが、しばらくステンドグラスをみていた彼は思わず息を飲んだ。よく見ると、カラスの羽がステンドグラスに引っかかっている。争った形跡が残っているように思えたのだ。
(もしかして、ライメイさんと例の鳥が……)
嫌な予感がした。ねむるはペンライトでわずかな影を照らし、何か痕跡を探そうとした。そして……僅かな影から狼の遠吠えのような響きを感じ取った気がした。
紫は僅かな疲れから小さく、ため息をつきつつ紙を手に取る。それは『指先スキャン』で読み取れたものの、書かれた文章は見たこともない文字だった故に解読できず困惑していた。
「……何なのかしら? 象形文字っぽいように思えたけれど」
そう首を傾げる彼女の側で、能美子が僅かに寂しそうな顔をしていた。手にしていたのは、硝子の破片。それを両手で触れじっと見つめている、と思っていたのだが。
それは能美子のろっこん『役立たずの逆さ時計』の発動トリガーであった。能美子はその硝子片を見つめ、ステンドグラスを見上げる。ぼろり、と右上が割れていたが、そこの一部だったらしい。
壊れる前のステンドグラスは、勿忘草と月を描いた物だった。丁度月の部分が破られるような形で壊れたのだろう。
(まるで何かが衝突したような壊れ方ね)
そう思った時、能美子の脳裏にこんな映像が飛び込んできた。ろっこんにそんな能力は無い筈、と内心焦る彼女だが、映像はどんどん鮮明になってくる。
一匹の狼が、ステンドグラスを割って教会へと落ちてくる。
真っ赤な爪をもった烏のような大きな鳥が、狼へと襲い掛かる。
煌く硝子の雨、あがる血飛沫、そして……。
(これは、私のろっこんが得た力じゃない)
能美子は直感でそう思った。彼女のろっこんの進化能力は『物品に触れた際それを使用・利用していた人物の、その物品への思いがなんとなく分かる』という物。不思議に思いながらもう一度硝子に触れるが、今度は映像が見える事は無かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月19日
参加申し込みの期限
2016年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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