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狼は九夜山に吼える?
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「あいたた、ざまぁないね」
「そんな事無いです! 今回復させますから! ほら、シュー君も!」
「あ、あぁ」
ねむると修に対しろっこんを使用する美咲紀。その周辺で、人々は僅かに息を飲む。全く気配が読めていなかった。荒事を得意とするサキリや
御剣 刀
、ボクシングを嗜む円や清一郎をはじめとする【それなりに場数を踏んでいる人々】が察知できなかったのだ。
「アレが、烏……?!」
刀が困惑したように呟き、集まった面々は表情を強張らせた。あの烏のような物が、この場に居る者たち全てを狙っているのだと。
我に帰った人々は、すぐさま行動を開始した。美咲紀は光源になるだろうもの、光を反射するものを使って礼拝堂内を明るく保とうと工夫する。そして、ココを拠点にしようと他の者達も修の指揮にあわせて整備していく。
整備が終われば、調査開始。まずは誰がどこに行くかの話し合いが行われた。
「にゃふっ! じゃあ、真央ちゃんは外を見てくるのだ」
そう言ったのは元気いっぱいな
後木 真央
。彼女は猫のような笑顔で手を上げる。
「えーっと、僕は礼拝堂を調べた後、書庫に行ってみるよ」
「ワイは寝室ん方行ってみるわ。何か使える物があったら持って来るで」
ねむると清一郎がそう言うと、記士郎が手を上げる。
「恐らく、カラスのような鳥は暗がりを通って襲い掛かってくるでしょう。何か光源を持っていくことを進めます。私もライターなら持っているので空き瓶に紙を刺して光源にしようかと」
彼は既に礼拝堂の光源として2、3そういうものを作っている。瓢は拾った蝋燭を弄びなら頷く。
「こいつが使えそうな場所があるなら使うよぃ。あれはあれでちぃと面倒だからねぇ」
「……なにか企んでいないか?」
話を聞いていた修が瓢にそういえば、瓢は「どうだろうねぇ~?」と飄々とした様子ではぐらかす。
「ツムジ、君はどこを調べたい?」
サキリの問いかけに、ツムジは少し考えながらちらり、とねむるたちとは反対方向を見る。
「懺悔室を、調べようと思います。おじちゃんとそこに行った時カラスに襲われたので、よく調べていないんです」
サキリさん、手伝ってくれませんか? とツムジがお願いすれば彼は笑顔で応じる。
礼拝堂を調べる事にしたのはねむるの他、綾花と能美子、ブリジット、美咲紀、
仙藤 紫
と傷が癒えない巧である。
「あ、そうだ! これを渡しておかなくちゃ」
ねむるは何か思い出したようにポケットから防犯ブザーを取り出して巧に手渡す。それが何を意味するのか、巧にはわかったようだ。彼は礼を述べて受け取り、いつでも使えるよう胸ポケットにしまった。
そして、ツムジにはガラクタの中から見つけたペンダントを首にかける。
「僕に?」
「うん。光り物が多少の魔除け代わりになるかもしれないよ?」
そう言ってねむるは自分の手首につけたブレスレットを見せる。その他懐へ教科書を忍ばせて防御力を増す作戦に出ていた。
「ボクは腐食した床とか気になるんだよねー」
円は礼拝堂の床に触れつつそう言い、刀は怪訝そうな表情を浮かべる。
「まさか床下を調べるつもりじゃ……」
「とりあえず、武器でも作りながら調査が終わるまで待機かな~?」
刀の危惧を円はスルーしたのか、板を拾い上げ、色んな角度から見ながら早速何か作り始めた。
その傍ら、
春賀 幽
は手にしたガラスの破片を弄びながら、
「僕は、外にある結界っぽい物の対策を考えてみようかな」
と言った。事実、窓の外を見ればこの教会を囲むようにして淡く紅色に輝く禍々しい結界が張られていた。これを見た刀が僅かに首を傾げる。
(たしか、ツムジは『異世界の月』の住人と言っていたな……)
彼は何度か『異世界の月』の住人に関わってきた。その為か急に教会へ来てしまったときも「この感覚は最近馴染みのあるアレか? 異世界の月の住民関係か?」と僅かに身構えていたのだ。
(確か、結界を操るのは玄武族、って話を聞いたような気がする)
彼らが関わっているのか気になっていると、幽はつとめておだやかに話を続ける。
「天狼……またの名はシリウス、『光輝くもの』だったかな。天狼と聞いて最初に思いついたのが星座配置と神話の内容だったんだよね」
そう言って今度は拾い上げた黒い羽を見つめる。その艶やかな羽に、瓢が何故か訝しげな眼差しを向けているのが気になったが、受け流す事にした。
「おおいぬ座の、ですね」
相槌をうった綾花に頷き返した幽は手にした硝子を見つめながら言葉を続ける。
「幸い、必要な物は礼拝堂で入手できそうなんだ。調査が出来次第やってみようと思う」
彼の言葉に皆が頷いた。
――さて、彼らは天狼の親子を助け出す事が出来るのだろうか?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月19日
参加申し込みの期限
2016年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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