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その日は繰り返す
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【エピローグ】
かくして、日々は常のとおりに流れ始めた。
その日、それぞれの家に帰宅して、悠香事故死のニュースがどこにもないことを確認した一同は、明日こそ新しい朝に巡り会えることを信じて、眠りに就いた。
そして翌朝。
初めて見るニュースの数々や、これまでと違う天気予報に改めて、安堵の吐息を漏らした。
数日後。
「島田は、寮を出て寝子島内にある自宅へ戻ったらしいぜ。三学期からは、家から通学するってさ」
例の廃線の近くで、焼いた自然薯を食べながら、春彦が言った。
その日は武道の発案で、一同が集まって自然薯掘りをやろうということになった。
全員で掘った自然薯はそれなりの数になり、腹も減ったことだしと、その中の一部をさっそく食しているところなのだ。
残ったものは、分けて持って帰ることになっている。
「写真部も、顧問と部長には退部の意志を伝えたらしい。三学期が始まったら、正式にやめるつもりだそうだぜ」
春彦は続けて言って、小さく肩をすくめた。
「今朝、食堂で会ったら、篠崎がわざわざ教えてくれたぜ」
「彼女……寂しそうだったわね」
ポツリと言ったのは、倫理子だ。彼女もその時、共に食堂にいたのだった。
「でも……これでよかったのよ」
「そうですわね。……お互いに、あまりに存在が近すぎて、感情がこじれてしまっていたのかもしれませんわ」
続けて呟く倫理子に、七星も自然薯を食べる手を止めて、沈んだ口調で告げる。
「離れることで、冷静に互いを見ることができるようになれば、いいですわね」
「それにしても、あの状況で落ちて来た人を受け止められるなんて、尾鎌さんってすごいです」
ふとあの時のことを思い出したように、和穂が蛇那伊を見やって言った。
「凄まじい衝撃だったけど、日ごろの鍛錬と、この器用な手のおかげで、なんとかなったわ」
小さく笑って蛇那伊は返す。
「修くんの話も、うまかったな。妙に実感こもってたじゃん?」
「俺も、そう思った。……まさか、実話じゃないよな?」
二切れめの自然薯を口に運びつつ言う武道に、彰尋がわずかに眉をひそめて、修をふり返った。
「もちろん、作り話だよ。ただ、絶対に説得しようと考えていたからな。それで、実話のように聞こえたのかもしれないな」
苦笑して返す修に、「だよな」と彰尋は安堵したように笑ってうなずく。
「にしても、妙な現象だったよな」
手にしていた自然薯の最後のひとかけらを咀嚼して、利平が吐息と共に言った。
「結局これも、神魂の影響だったのかねぇ?」
「わたしは、かなえちゃんの後悔のせいだって思ってました」
呟くように言う和穂に、修もうなずく。
「俺も、島田が本当は自分の行動を止めたくて、起った現象だと考えてた」
「それプラス、神魂の影響ってことだったのかもね? どちらにしても、繰り返し現象から解放されて、ホッとしたわ」
蛇那伊は言って、肩をすくめた。
「だって、毎日毎日、同じことが続くって、ちょっとぞっとしない?」
「言えてるぜ。……寮の食堂のメニューなんざ、ずっと変わってないから、さすがに途中から朝だけにしたぜ」
春彦が、大きくうなずいてげっそりした顔をしてみせる。
その言葉と顔つきに、一同から笑いが湧いた。
ともあれ、こうして同じ日が繰り返される、奇妙な現象は終息したのだった――。
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あとがき
担当マスター:
織人文
ファンレターはマスターページから!
マスターの織人文です。
参加いただき、ありがとうございました。
今回は、参加PCさんたちにとっては、同じ日が繰り返す中で、辛い場面に何度も遭遇することになり、精神的にしんどい内容だったのではないかと思います。
が、みなさんの活躍のおかげで、かなえは殺意をおさめることができ、悠香も助かりました。
美味しい自然薯でも食べて、少しでも癒されてもらえれば……と思います。
それでは、またの機会がありましたら、その時はよろしくお願いいたします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月06日
参加申し込みの期限
2016年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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