this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
月見のお茶会
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
あと少しでお茶会の始まる時間だった。そろそろほかのお客たちも到着するころだろうか、と考えていたところで、がららん、と店のドアチャイムが鳴る。
「はぁい。――あら、紫ちゃん」
ドアをくぐって入ってきた客が顔なじみの
仙藤 紫
と知って、密架はあたたかな笑みを向けた。
「こんばんは、密架さん。きょうも冷えるわね」
「こんばんは。でも、満月だから雲間に隠れても外は十分明るくて、いい月見日和よ。
だけどいいの? センター試験が近いんじゃない?」
紫は年明け早々のセンター試験を目前に控えた受験生だった。受験シーズンまっただなかであることからも、今は大事をとるべきではないかと心配する密架に、紫は首を振って見せた。
「大丈夫、本命のAO入試には合格してるから。……入学前の課題提出があるので、そうそうのんびりしてもいられないけど。でも今夜くらい、気分転換にはいいと思ったの」
「そう」
紫の言うことももっともだ。
「じゃあ今夜は、いい息抜きになるといいわね」
ついて来て、と店のなかを抜けて裏庭へ案内しようとする密架を、紫が呼び止めた。
「待って。――これ」
手から提げていたバッグから箱を取り出して差し出す。
「パイを焼いてきたの。きょうのお茶請けに、よかったらと思って。……人数分あればいいのだけれど」
最後、付け足した言葉に「十分よ」とほほ笑むと、密架は礼を言って受け取った。
紫は店内を抜けて、短い廊下のつきあたりのドアをくぐる。そこには小さなウッドデッキがあり、隣室と吐き出し窓でつながっているようだった。調整用の階段が2段あって、そこを下りると裏庭になっている。庭にはテーブルクロスのかかったアイアン製のテーブルが3つあり、1つのテーブルにイスが4脚揃えられていた。
「好きな所に座ってちょうだい。ほかの人たちも、すぐ来ると思うから――」
言い終わるのを待たず、ドアチャイムの鳴る音が聞こえてきた。
「はぁい。
ああ、飲み物は何がいいかしら?」
「紅茶をお願いします」
「分かったわ。すぐに持ってくるから、座って待ってて」
客を出迎えに店内へ戻って行く密架を見送って、紫は一番手近なイスを引き出して腰を下ろした。
(月、か……。そういえば、こうしてゆっくりと空を見上げたのって、どれくらいぶりかしら)
そんなことをぼんやり考えていると、ドアが開く音がして、密架が客を伴って戻ってきた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
月見のお茶会
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
寺岡志乃
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月01日
参加申し込みの期限
2016年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!