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【球技大会】普通のサッカー(黒猫組サイド) -前半-
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【前半2 ~守備VS守備~】
さて、応援席がすったもんだを繰り返している最中に浅井先生がホイッスルを鳴らした。
「よそ見していると怪我するぞ!」
「何を言っているんだい、よそ見じゃないよ。女の子を見るという神聖不可侵な行為さ」
そう言いつつもやはりかっこいいところを見せたい信彦としてはここで華麗に点を取り返したいところだ。
望月もあきれながらも信彦にボールを渡す。
そして信彦が駆け上がろうとしたときだった。
16の背番号を揺らしながら、衣夢が信彦の前に立ちはだかった。
「おっと、通らせてもらうよ」
そう言って、抜けようとする信彦だったが……。
「あのね……ボール……ちょうだい?」
潤むような瞳、守ってあげたくなるような……そんなはかなげな声……。
コスプレ部と演劇部ってある意味最強の組み合わせである。
「喜んで!」
「あほーーーーーーーーーーーーーーーー!」
信彦、まさかのボール提供。絶叫する望月。
「データはすばらしいな……協力してくれた栖来には追加報酬だな。女子の協力はありがたい」
修と仄が悪い笑みをかわし合った。
「はい、よろしく」
そして、ボールは冷めたような目になった衣夢から、獅子子に回されようとしたとき……。
「残念でしたー」
風のような早さで上がってきた円がパスカットした。
「ふっふっふ、そう来ると思っていたよ」
そうやって楽しそうに円は宣言する。
「その作戦をとってくるであろうことはすでに予定済みだったのさ!」
「「「「な、なんだってー!」」」」
実は『空きスペースに走りこむ、開いているスペースがあればパス、周りに人が居ないなら、ドリブルで!』という本人の方針に合致しただけなのは秘密である。
「さぁ、攻めるよー!」
そして一気に攻めかかる白猫組。
円は踏み込んできた英二をかわすとドリブルで空いたスペースを駆け回り始めた。
その間にキミや弘樹も次々に上がっていく。
「上手くマークしないと危ないか」
天野はだんだんと混迷していくフィールド中央付近にじわりと不利という言葉がちらつき始めたのを感じ取っていた。
「よっ、はっ、とっ。いい感じだねー」
器用に英二のフェイントをかわすと、円はパスを放つ。
「いいパスね! っ、いくヨ!」
「させん」
刀がキミの前に立ちはだかる。
キミは左右に揺さぶったり、引っかけて抜けようとしても巧みについてボールを奪おうとする。
「おほっ♪ やるナー」
「こっちだって練習したからな」
キミはどうやら手加減無用と思ったらしい。
刀は冷静に返すが、相手に一日の長があるのは明白である。
「後ろだ!」
裕樹が叫ぶ。
その瞬間、キミはそのまま後ろにボールを蹴り出した。
全く後ろを見ていないが、信頼しての行動であった。
「よっしゃ!」
そしてパスを受け取った裕樹はそのまま中央から校舎側へとドリブルしながら上がっていく。
そしてそのまま黒猫組の陣地へと切り込んだ。
「おや、こっちに来たねぇ」
「来て悪いか!」
「挑発と受け取ったのなら誠に申し訳ないね。先ほどの発言はそういうつもりで言ったのではなかったのだ、失礼したね」
そう言って、止まったボールを蹴り飛ばそうとするが……。
「せっかくだからパスだ!」
「おっと」
しかし、相手もすぐパスでつなぐ。
「私でありますか!」
ボールは援護できる位置にいた杏子へと飛ぶ。
「ちょっとまずいでありますよ!」
「さて、手加減はなしだよ?」
杏子にボールが渡ったその瞬間、天野が向かう。
「ヘイパーッス、でありますよ!」
しかしながら、杏子もボールをすぐに回す。
まさに一進一退というよりも、パスが回りすぎて進んでない状態になっている。
が、その均衡はすぐに破られた。
ボールは再び円の元に戻った瞬間、まどかはMFが開けた穴を縫うような形で防御陣を突破したのだ。
「日頃の訓練の賜り物だよー!」
そう言ってあっさりと真央が突破される。
「体育科舐めんなし!」
そう言って真央は食らいつくが、相手も早い。
「こっから先にいかせるかよ」
すぐさま銀次郎が援護に回る。
「あたしも……そう簡単には行かせてもらえないわね」
「さっきみたいなのはご免だからな」
蛇那伊は警戒されたのか、裕樹がマークする。
(無理やり突破できないことは無いけど……さすがに反則かしら)
そういうことを考えるうちも試合は動く。
「ふっふー! やるね!」
「こっちはダンスやってるかなら!」
「じゃ、おんなじステップを踏むと転んじゃうな-」
そう言って、すぐさま円はパスを回す。
「ナイスパス!」
マークをかいくぐった信彦がそれを受け取る。
「さぁ、いいとこ見せちゃうよ……汚名挽回だね!」
「それを言うなら汚名返上だ!」
「わざとボケたのさ!」
「わかりにくいわ!」
上がってきた望月とぎゃあぎゃあと言い合う信彦。
一応、ボールはキープしている。
「二人とも楽しそうじゃなーついでにボールおいていくと嬉しいぞ?」
「いーなか、怪我はしてないか!」
「ワシの心配より自分の心配をしたらどうじゃ!」
なんだかんだ言って望月もいい線行っていると思うとそんな空気である。
若干いいなも嬉しそうではある。
「その照れた顔が素敵だね!」
「てめー! いーなを口説いてるんじゃい!」
愛の鉄拳チョップを信彦に放つ望月。
「はいはい、ボールはもらってくよー」
「「「あ!」」」
「ちょっとしっかりしてよね!」
円が言い合う二人といいなを横目にボールをかっさらっていく。
遅れて反応する三人……。
翡翠もある意味不幸ではある。
先ほどから激励を飛ばしているのだが、何というか難であった……。
後一歩で浅井先生が反則をとるところであったとか何とか。
なんだかんだ言って平和な風景だったらしい。
さて、そうしたやりとりを経てボールはついにキーパーの元へと運ばれていく。
黒猫組のMFも戻りつつあるが、間に合うかは微妙だ。
「パス!」
「えっ……そっちが本命!」
「……シュートね!」
円が急にパスをサッカー部らしく走り込んできたキミに放つ。
翡翠は当然シュートが来ると思って身構える。
キミの元へとボールは転がるが……。
「戻スヨ!」
すぐさま、円へとパスを返す。
「あっ」
この状況はいくら何でもかわいそうだろう。
翡翠に罪は無いが……白猫組は容赦しない。
「シュートだ!」
円はジャンプしつつ軽く浮かしたボールを体ごとひねって蹴り上げる。
「お願い……とらせて!」
翡翠もそのボールに飛びつくが、円の綺麗に決まったボレーシュートはゴールを貫いた。
「白猫組、一点!」
「いょっし!」
「ナイスアシスト!」
浅井先生がなんとなくどうだったかなーと首をかしげながら一点を告げる。
ともかく、一点だという感じらしい。
「さて、やっられたね……いや、なんとも予想外だ」
「次はちゃんととるよ!」
「DFの動きもばれてきたし……ちょっと工夫が必要かしらね?」
言嗣がやれやれと首を振り、翡翠が前向きに笑顔になる。
その笑顔に癒やされた人もいるのでは無かろうか。
一方、執拗なマークを食らった蛇那伊は若干動きの工夫の必要性を感じていた。
相手が選手を更新していくため、こちら側は若干不利になってきている。
「すまんのぅ……叔父貴も叔父貴じゃが……」
いいなが言いにくそうに口にするが、まぁまぁと言嗣が制止する。
「どっちかというと……誰も想像してない事故だよね……」
天野のその一言が、何ともその状況を言い表していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月02日
参加申し込みの期限
2013年05月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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