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【大晦日】シーサイドタウンでカウントダウン☆
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(やっぱり、年末年始くらいは元気な姿を見せた方がいいよね?)
千鳥 雅人
は、継ぐ気はないないと言いながらも山間の街に位置する実家の神社へと帰省した。
(神社は大晦日や元旦こそ忙しいんだよね)
ぱたぱたと忙しく走り回る母親を見て、うーんと考え込む雅人。一人だけゆっくりしてても居心地が悪い。
かといってお仕事の手伝いに張り切ってしまうと、『跡を継ぐ気になったー!』と母さんをぬか喜びさせちゃうかもしれないから……。雅人はぽつり呟く。
「うん、掃除の手伝いくらいにしておこう……」
数刻もすると、日がとっぷりと暮れ、気温もぐっと下がる。
けれど、雅人は今日はしっかりと起きていなければならないのだ。――なぜなら。
「おじいちゃん、身体には気をつけなきゃダメだよー?」
「あぁ、ありがとうねぇ、雅人くん……」
顔見知りの御老人も参拝に来ているのだ。地元の人達が二年参りにやってくるのだ。こんなに気温が下がって足もとも暗くなっているのに、いい歳をしたおじいちゃんやおばあちゃんまでやって来るものだから、雅人は放っておけなかったのだ。
物置に保管してあった大量の使い捨てカイロを取りに行って、雅人はお参りに来る人々一人ひとりに手渡していく。
「えっと、何かお探しですかー?」
見慣れない参拝客がキョロキョロと困り果てているところに、すぐに気付く雅人。駆け寄って、話を聞いてあげる。
「ああ、それなら、あっちにありますよ! ご案内しますね~」
「ありがとうねぇ」
そんな風にして境内を走り回っていたら、地元の老婦人たちがふわふわとした笑顔を浮かべてこんなことを言っているではないか。
「こんな時間までお仕事のお手伝いなんて大変だねぇ」
ぴく、と雅人の肩が跳ねあがる。
「そ、そんなつもりはなかったんだけど……」
うっすらと頬を染めると、社務所のほうから、生暖かい視線を送っている人物が二人。
「あ、父さんも母さんも、なんでこっち見て笑ってるのかなー!」
あはは、と明るい笑いが境内に響く。
日付が、変わる。と同時に震えたポケットの中の携帯に手を伸ばし、雅人は内容を確認した。
『あけおめ!』
返事をしなくちゃ。
「あけおめ、ことしもよろし……」
そこまで打って、はたと手を止める。そして、携帯をもう一度ポケットに戻した。
(折角だから初日の出の写真を撮ってから返事しよう!)
この神社の鳥居から見える日の出は、毎年とても美しい。
鳥居をフレームに写真を撮れば、とてもいい絵が撮れるだろう。雅人はそう考えて、ふふ、と小さく笑った。
(今年も、いいことがありますように……!)
羽生 碧南
は、今年は鎌倉の祖父母の家での年越しを選んだ。一家そろっての年越し。
――というのも、去年はシーサイドタウンの『自宅』での年越しだったのだ。いつも、年を越すときは自宅。そして、寝子島神社で初詣をして、正月に祖父母の家を一家で尋ねるのが習わしだった。
――高校入学の直前、隣家からの貰い火で自宅が全焼するまでは。
現在は、姉と両親は祖父母の家で暮らしており、自分は桜花寮住まい。久々に一家勢揃いと言ったところだろうか。
……祖父はこれを機に父にある提案をしているようで、これを受け入れたら経済的な苦境からは解放されるけど、そうなると今度は……。
(あーもう面倒なことを考えるのはよそう)
ふるふると首を横に振り、掃除が大変そうな広めの部屋でふうと一息つく。
台所では、祖母と母と姉と自分が手分けして材料を仕込んだり煮込んだり味付けしたり。
御節の準備に大わらわだ。父と祖父は注連縄とか門松を飾ったり、色々と力仕事している 模様……。
ああ、お正月が来るんだなぁ、と実感する。
(……かずのこ~♪)
そろーり、と碧南はテーブルの上の解凍中の数の子に手を伸ばした。
(ん、美味しい)
ぽりぽりとした食感を楽しみながら、次は綺麗な金色をした栗きんとんへ。
「見た目の美しさもだけど、やっぱりおいしくないとね……」
なんて呟きながら、上に乗っている黒豆をぱくり。
「あ、こらっ」
「あ、味見だよ~」
姉に、叱られてしまった。へへ、と舌を出す碧南にしかたないなあと呆れ顔ながらも久々に帰ってきた妹に強くいう事はしない姉。
もうすぐできるからね、と諭されてはぁいと大人しくこたつへ戻る。
そうこうしているうちに夜は更けて。
毎年恒例の、年越しそばを家族みんなですする。TVでは、歌合戦をやっているようだ。……今年も、もうおしまい。
「あっ、そういえば当たってるかな……」
何々? と覗き込んでくる姉。携帯で当選番号を確認する。
「年末ニャンボ買っといたんだよ~」
はずれ、はずれ、はずれ……。
「あっ」
「あった?」
「……300円!」
うーん、残念。
「ま、0円よりいっか」
カラッと笑って、携帯を机の上に置く。テレビではカウントダウンが行われて、いよいよこの一年が幕を下ろした。
――そして新年!
「あけまして、おめでとうございます!」
日付変更と共に、碧南はしゃんと背筋を伸ばして家族に頭を下げる。
「おめでとう!」
口々に新年のあいさつを交わした。
――今年は去年よりいい年になりますように!
願いを、込めて。
年末は毎年北海道に帰省する
澪乃 澄佳
。今年も例に漏れず戻ってきました北海道。
(おじいちゃんもおばあちゃんも元気そうで、なにより、かな)
変わらずに元気な祖父母の顔を見て、安堵する澄佳。
今年は、ちょっぴりわがままを言ってみた。
いつもなら年越しは家の中で皆で過ごすのだけれど、今年は一人でちょっとお散歩、なんて。神社へ出向くことにしたのだ。
「思ったより、人が多いねえ。それに、除夜の鐘もよく聞こえるかも?」
いつもとはちがうその感じに、わくわくする気持ちが抑えられない。寒さから高潮する頬、白い息。
(ふふ、わくわくしちゃうっ)
……けど。
(……風がしゃっこくて、しばれそう)
ぴゅう、と吹き付ける空っ風。北海道の冬(しかも深夜)は本気で寒い。寒いなんてもんじゃない。
「うう、寝子島が恋しいわあ……」
ぽつり、つい呟いた言葉は寒空に吸い込まれていく。
出店でたこ焼きを買って、参拝待ちの列に行く。
(寒い分だけ、食べ物の美味しさもひとしおだねえ……)
じーんとたこ焼きの温かさが広がる。美味しい。
のんびりと幸福感に浸りながらたこ焼きを頬張っていると、あたりで歓声が沸き起こった。
(……あら、いつのまに年越したべか? 美味しくて、ついつい夢中になってたわあ)
ぱく、と最後の一口を頬張り、澄佳は寒空に輝く星空を見上げる。
参拝の列に並び、お賽銭を投げて鈴を鳴らしたところでぴたりと動きを止めた。
――お願いはどうしよう。
(……受験も気になるけど、最近の寝子島はわやくちゃだものねえ)
自分の事も大事だけれど、それよりもっと……。
「みんなと楽しく、フツウの生活と、幸せといっしょであれますように」
(空を飛んだり、フシギなことは楽しいけど、ありすぎたら困っちゃうものねえ)
ふふ、と小さく笑う澄佳の願いは、神様に届いただろうか……?
社務所へ向かった澄佳は、少し悩んでから、学業守りを手に取った。
(自分のこともちょっとくらいいいよねえ)
初穂料を渡し、お守りを握りしめて踵を返す。境内で配っている甘酒を貰って、ふう、と真っ白な息を夜空に溶かしていった。
(ふふ、今年は神社であれこれ済ませれたねえ。それも一人で)
少し、大人になった気分だ。
(……でも、もう帰ろうかな)
ちらと見たスマホのねこったー画面で、寝子島の皆がなんだか楽しそうにしているのを見ていたらほんの少しさみしくなってきてしまったのだ。
「向こうみたいに賑やかでないけど、家族でのんびり楽しもうっと」
神社の石段を降りていく澄佳の足取りは、軽かった。早く帰って、あったかいお家であったかい家族と過ごそう。
鴻上 彰尋
は、今年は昔祖父が住んでいた都内の大きな日本家屋で過ごすことに決めた。
今は誰も住んでいないから色々と心配事はあったけれど、管理はしてもらっていたのでそんなに掃除にも苦労せず快適に過ごすことが出来そうだ。
ある程度の掃除を終えて一息ついたところで、彰尋は胸の奥で気になっていたことをもやもやと思いめぐらせた。
『今年の年越しそばはあおいちゃんも手伝うらしいよ!』
ねこったーやニャースブックでそんな呟きを発見してしまったのだ。
――
七夜 あおい
。彼女はお世辞にも料理が上手とは言えない。
っていうかあんまり料理が美味くない(控えめな表現)ので,張り切ってしまうと失敗する可能性が高い。
みんなのおなかとお口の平安を守りたい。
それに、『美味しくない!』と誰かに言われでもしたり……いや、そこまでダイレクトに言う人はいないと思う。
でも顔に出るよな、絶対。そうしたら、あおいはどう思うだろう?
(せっかくの年越しはみんなで楽しく過ごしたいよな……)
そんなわけで彰尋はそっとアドバイスを送ることにしたのである。
『お蕎麦なんだけど、まず友達と一緒と協力して行なうこと、盛りつけとか調理あとの台所の片付けとかも重要だよ』
「……と」
そこまで打って、うーんと考え込む。
「あと、茹で方と出汁の作り方を伝えよう」
きっとつゆを割る出汁が美味しければ上手にできるはず、と素早くスマホの画面をフリックしていく。
「一番手伝ってるっていう気分になると思うし、上手く行くと嬉しくなると思うし」
昆布と鰹節の入れる、取り出すタイミング、布で漉して透明な出汁にする要点を書き出し、彰尋はこう付け足した。
「寮のみんなと楽しく作れたらいいね、完成したら味の感想を送ってね。では、よいお年を」
――ゲテモノ料理が出来ませんように。
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3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
34人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月08日
参加申し込みの期限
2016年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月15日 11時00分
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