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漆黒の進撃・桜花寮篭城戦!
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2日目:午前
<男子寮>
天動 記士郎
は、地下室で必死になって発電機の修理をしていた。部品は一部足りないが、工夫しながら、夜通し発電機と向かい合っていたのだ。
傍らでは、
牛瀬 巧
が周囲を警戒していた。彼は夜半ぐらいから記士郎の補助をしていた。
ブリジット・アーチャー
から彼の様子を聞いていたのもあり、心配したのだろう。
「あと少し……で……」
「あかん! 天動さんっ、しっかりしぃ!」
疲れと眠気でふらつく記士郎の肩を巧がゆする。徹夜で修理に励んでいたからこそ、疲れがピークを向かえていた。記士郎はそれが解っていた。
「やはり、眠さは堪えるのが大変ですね」
そう言いながら発電機に触れたとき、いきなり発電機が動き出した。その音で記士郎はぱっ、と目を覚ます。
「どうにか、動きましたか。光る場所も、考えておく必要がありますね」
そう言いながら、記士郎はその場に伏せようとした。巧がどうにか支え、困った、と呟いた。
「一応、伝えておいた方がええかな」
彼はそういうと、光の番をする人へ連絡をするのだった。
記士郎が徹夜で修理したおかげで、発電機は復活し女子寮・男子寮共に電気の使用が可能となった。だが、油断は出来ない。魔物が進入してきた場合、壊される可能性がある。あるいは、
須藤 清一郎
が危惧していた裏切り者がいた場合も……。
眠気に負けてしまった記士郎だったが、誰も彼を攻める事は出来ないだろう。それに、目覚めたら最後まで気を保ってくれる筈、と綴は厳かに言うのであった。
尾鎌 蛇那伊
は光の番として周囲を巡っていた。念のために懐中電灯を持ち、蛍光灯や電池の予備がないかもチェックしていた。
窓の外を見れば、女子寮にも明かりが灯っている。どうやら電気が復活した事に気付いているようだ。
「女子寮の方もうまくいったのね」
その様子に笑顔になりながらも、蛇那伊はふぅ、と一息。そうしつつも脳裏に過ぎったのは、影の魔物のことだった。
(結界があるとは言え、魔物が照明に悪影響を与えないとも限らないのよね)
魔物は、光を苦手とする事を聞いている。蛇那伊は魔物が直接的に破壊に来ることも考えつつその場を歩いた。
外に出るのは相変わらず危険だが、
八神 修
が屋上に作った焚き火やら
骨削 瓢
がどうにか光を外で発生させた事により、結界の範囲は若干だが広まっていたのである。その証拠に魔物は弱まった体で寮から離れているのを目撃した、と瓢が言っていた。
蛇那伊は歩いて回っている間に、こんなことが脳裏を過ぎった。
――障害物で光を遮るのも、考え物よねぇ。
「あら?」
光源や電球に気を配っていた蛇那伊は、
桜庭 円
か窓の外を熱心に見ている姿に気づく。
「どうしたの?」
「しっ! 今、影の魔物に話しかけられないかやってみているところなのっ」
円はそういいつつも窓の外で暴れる魔物たちに意識を集中させる。そうすることで、戦を免れようと。
「ボク、どうしても気になる所があるんだ。あんまり無茶はしないから。ね?」
「しょうがないわねぇ」
蛇那伊の言葉に、円は頷く。彼女は邪那伊に「見ていてね」と言うと静かに目を閉ざし、魔物へと語りかけた。
――赤い爪と月の民の呪いが気になるんだ。
怪我した巧先生や、天動さんは呪われているの?
静かに呼びかけるものの、影の魔物たちは反応しない。瞳を開けた円は「やっぱりだめだね」と呟きなが星ランタンを腰に吊るし、
ブリジット・アーチャー
から貰ったフラッシュライトを手でいた。そして、聖水入りの瓶も持っておく。
「おや? 桜庭さん、どうしたん?」
急に声がしたかと思えば、巧だった。彼は地下からあがってきたようだ。円は部活で世話になっている彼に、にっこり笑う。
「ちょっと、情報収集しに外まで。ちゃんと帰ってくるから」
「……ほんま気ぃつけるんやで」
巧の言葉に、円は頷く。だが、巧は少し心配そうに彼女を見つめるのだった。
(しかし、肉にはならないとか……どんだけさね?)
骨削 瓢
は探索を続けながらも影の魔物の様子に憮然とした表情を浮かべる。食料になるかと思えば、死んだ獣は霧散してしまう。当てが外れてしまった彼は、他の面々同様配られた食料と水でどうにか飢えを凌いでいた。
食料は、一度巧とまゆの元に集められている。
サキリ・デイジーカッター
の提案で、この2人が管理していた。そうすることで、喧嘩にならず公平に分配されている。
提案した張本人は敷地内から外の世界を見、愕然とした。寮の敷地の回りは、ただ荒れた大地が広がっているだけなのである。川は寮の敷地を区切るように流れ、敷地外へと続いてはいるが、人が暮らしている様子はまったくない。
万が一、運搬する物が無いほど切迫していた場合、近くの店や民家に入って食料調達でも、と考えていたのだが……。
(これは、当てが外れたかな)
先ほどの瓢と似たような事を考えている事に気付かないまま、彼は駐輪場だった場所にあった自転車からLEDライトを外していた。人聞きで発電機が復旧したことは聞いてはいるが、ありすぎて困る事は無いだろう。
修が作った橋のお陰で、サキリはろっこんを温存することが出来た。
物資を手に女子寮に向かうと、出迎えてくれた
仙藤 紫
が食料など男子寮で不足している物資を持って待っていてくれた。スマートフォン自体は通信がどうにか可能だったので、こう言った点では連携がとりやすい。
「お互いがんばりましょう。でも、無理はしないで」
紫の言葉に、サキリは静かに頷いて、男子寮に戻る。荷物を1人で運べる量には限度がある。サキリはこのまま順調にいってほしい、と心から思っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
狼は九夜山に吼える?
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月12日
参加申し込みの期限
2016年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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