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漆黒の進撃・桜花寮篭城戦!
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前騒ぎ
――桜花寮・女子寮側。
「手作りのパウンドケーキとハーブティーを持って、お友達の部屋を訪れた筈なんだけれども……、これは、異世界かしら?」
辺りを見渡し、
黒依 アリーセ
がため息を付く。僅かに困惑したものの、深呼吸を1度すれば胸の鼓動は落ち着きを取り戻す。それほどまでに、彼女はトラブルになれてしまっていた。
「これを眺めてたんだけど、こうなるとは」
そう言ったのはかつて異世界の月で行われたお祭りで入手した『星ランタン』を手にした
呉井 陽太
。彼は事件に巻き込まれることには慣れてるし、と篭城戦をがんばるつもりだ。彼がズボンのポケットを探ると、手に触れたのはお手製の粘土細工。
(うん、ろっこんは使えるね)
陽太は密かに確認し、1つ頷いた。
突然起こった出来事であるのにも関わらず、彼らを含めその場にいた7人に不安はあまりかんじられなかった。その様子に、
小日向 つばめ
は少し感心したように彼らを見る。
「この世界の人間は、精神が強いのでしょうか……?」
不思議そうに、白い帽子を被った男性――綴(とじる)――が言う。そんな彼に挙手してみせたのは、
恵御納 夏朝
であった。もっとも、転移した際頭をぶつけたようで、表に出ている人格は『夏夜』なのだが。
「何でしょう?」
「2つ程確認したい事があるんだ。いいかな?」
彼女の問いかけに、綴は静かに頷いた。夏夜が問いかけてきたのは、この2つ。
・結界用の光は、結界内で移動させる事は可能か
・蝋燭をライトに変える等「異なる光への途中変更」は可能か
その問いかけに綴は真面目な顔で、ゆっくり夏夜の目を見て口を開く。
「共に、可能です。結界を作るためには結界の内部のどこかに光があれば良いのです。また、光源が変っても些細な事なので、その辺りは気にしなくて大丈夫です。問題は」
そこまで言って綴がちらり、と窓の外を見た。釣られて夏夜たちも窓の外を見ると……、黒い蛇や烏、亀のような物や豹を思わせる生き物のようなものが我が物顔で闊歩していた。その合間にスライムのような黒い物体も動いている。その光景は、まさに悪夢のよう。
「光の結界さえあれば、あの魔物たちは入ってこれません。住人たちを守るためにも、結界は必要なのです。ですから、どうか力を貸してください」
綴は静かに、それでいて真摯な表情で一同を見、頭を下げた。
御剣 刀
はそんな綴を静かに見ていた。
話を聞きながら、
仙藤 紫
は真面目な顔で静かに考察する。彼女はもれいびではあるが、手にしたろっこんは戦闘に向いていない。ならば、地道に後方支援に回った方がいいだろう。
(桜花寮には何度か行ったことがあるから、一応は中の様子は把握しているつもり……と言いたいところだけど、ここは異世界。色々変っているかもしれないわね)
ちらり、と辺りを見渡すと案内板を見つけることが出来た。彼女は僅かに口元が綻ぶのを感じながら次の行動を考えていた。
その傍らにいたのは一見女子生徒に見える男子生徒、
冬樹 闇
。彼は過去に影の魔物と遭遇した事のある友達から、色々と話を聞いていた為すんなりと状況を把握した。
(異世界に四聖獣の各種王が存在し、動いているのであれば、寝子島の四聖獣の神主も同じく呼ばれ動くは自然な事)
闇やその友達は、四聖獣になじみが深い。闇は1人決意を固める。ふと、顔を上げれば紫と目が合った。2人は僅かに笑うと、静かに頷き合った。
彼らから少し離れていた
骨削 瓢
はふむ、と真顔で考える。今の時点で解っているのは『食料は半日分、設備はほぼ機能停止』という現実である。
(3日なら餓死する事はないだろうが、極限状態じゃ魔物より先に人に襲われかねんわな)
そう真面目に考えながらも、表情はどこか楽しそうである。瓢はにぃ、と笑いながら低く、小さく呟いた。
「ここは一つ、守り勝つのでなく攻め勝ってみるかねぇ?」
彼はくすり、と笑いを漏らし、腰に星ランタンを下げ、スコップを片手にその場を後にする。後に、彼の行動と他の仲間の行動が合致し、戦況が変る事になるなど予想せずに。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
狼は九夜山に吼える?
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月12日
参加申し込みの期限
2016年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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