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漆黒の進撃・桜花寮篭城戦!
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<男子寮>
「ブリちゃん、探索に行くの?」
「ええ。非常用の懐中電灯ぐらいは見つかるでしょ?」
桜庭 円
の問いに、
ブリジット・アーチャー
は微笑みながらそう言った。内心ではランタンや予備の電池もあればよいが、など光源になる物を中心に探すようだ。
「そうですよ。寮だから、非常時用の懐中電灯や電池は備え付けてあるはず」
ポニーテールを揺らした
椿 美咲紀
は、相槌を打ちながらも辺りをちらり、と見渡した。
(今のところ、こっちにはいないみたいです?)
彼女が気にしているのは
骨削 瓢
。何かと事態を混乱させたがる彼を警戒していたのだ。もしかしたら、彼が配電盤などを壊さないか、気がかりだったのだ。
「時間は有限よ。行きましょう」
「はいっ!」
ブリジットと美咲紀は早速探索に出かけていく。その背中を見送りながら円は手にした星ランタンが煌々と輝くのを見つめた。
「ついてるってことは、ここも月の世界って事?」
不思議に思いながらも、彼女はキャラメルの袋を取り出すと辺りを見渡した。
一方その頃。
天動 記士郎
は現段階である物をチェックしていた
牛瀬 巧
に話しかけていた。彼は、巧にこの寮の配電盤について等聞いていた。
「んー……、ここが現実の桜花寮かはわからんし、ワシ自身も寮の内部については知らんのよ」
巧は首を捻りつつも、
「そうでしたか。……申し訳ありません」
「そんなん気にせんでええよ、天動さん」
僅かにしゅん、としたように見えた記士郎。巧はにっ、と笑い記士郎に問いかけた。
「その様子やったら、発電機の修理にきたんやろ?」
「ええ。光源の確保になるかと思いまして」
記士郎はそういいながらも部屋割りなどが書かれたプレートを見る。そうしながらも、必要な物などを考えていた。
(管理室に発電機に関するマニュアルや、施設のメンテナンスの記録が保管されているでしょうね。ふむ、配電盤や配線などがわかればいいのですが……。それにガソリンも必要でしょうか?)
彼が考えていると、近くにいた
相原 まゆ
が円に気づいた。彼女が手を振ると、円は笑顔で駆けて来る。
「まゆ先生と巧先生は大丈夫?」
「うん。おかげさまでね。それにしても、なんかこう、大変な事になったわね」
まゆが警戒するような眼差しで辺りを見つめ、ぽつりともらす。男子寮にいる『異世界の月の住人』たちはけが人が複数いる為休んでもらっている。そんな彼らを気遣いつつも、
須藤 清一郎
が話しかけている。
その様子を見つつ、円はふむ、と唸って考え込む。
「どうしたんですか?」
円に、記士郎が問いかける。と、円は巧とまゆを見つめた。
「この人選に意味とかあるのかな? 寮も実物より大きい気がするし、巧先生もこの前巻き込まれてた気がするんだ。まゆ先生もそうなの?」
「うーん……。未だに信じられないけど、私に似た女の子が入れ替わろうとしていたトラブルが、該当するらしいのよね」
まゆは首を傾げつつも答え、円は「やっぱり」と小さく呟くと、どこからともなくキャラメルの袋を取り出して巧に差し出す。
「先生、これ預かってもらえますか?」
「ん? キャラメルやないか」
巧は、その意味を汲み取ると頷いて受け取った。円は礼を述べると、楽しげに笑ってその場を去る。
「それじゃ、私も何かないか探しに行くわね」
「気をつけてくださいね」
記士郎の言葉にまゆは頷き、彼女も円とは反対方向に消えていく。その背中を見送った後、記士郎もまた発電機に関するものなどを探しに行くのだった。
記士郎が最初に向かったのは、管理室だった。幸いな事に発電機のマニュアルだけではなく、工具も見つけることが出来た。
(洗剤類は無さそうですね)
辺りを見渡し、卓上に置かれた本棚からマニュアルを取り出すと、ぱらぱらと内容を確認。どっちにしろ、役に立つに越した事はない、と彼は真剣な顔でそれを読むのだった。
一方、その頃。庭では
八神 修
が物陰で呼吸を整えていた。今は腰に下げられた星ランタンのお陰で守られているようだが、影の魔物たちは隙を見て彼を襲うだろう。それほどまでに危ない橋を渡りつつも、彼は目を開いた。
寮を見ると、次々にカーテンが開けられていく。修が先生2人に頼み、複数人でやっているようだ。
(こっちも、がんばらないとな)
修はぱんぱん、と自分の頬を叩くと川を見た。本来ならばそこに橋があったらしいが、今は大破し、使用することが出来ない。だが、修はにやり、と笑う。
「橋がないなら、造ればいいだけのことだ」
身近な大岩を、己のろっこんで『分解』し、岩の塊を川の真ん中ほどにゆっくりと移動させた。それを橋の支柱にするらしい。
次に駐輪場の屋根か部屋の内壁を……と考えていると、やはりと言うべきか、黒い豹のような魔物が襲い掛かってきた。どうにか『分解』した岩で目を眩ませてかわしていると、魔物が自分から遠のいた。
「なんか面白い展開になっているよぉい!」
「骨削……?」
ふと、修は顔を上げる。と、女子寮側で
骨削 瓢
が飄々とした笑みを浮かべて立っていた。彼はばら撒いた油に火をつけ、光源にしようと考えたらしく、実行に移していた。彼の一手は上手くいき、魔物たちはじりじりと後退を始める。
修はその隙に駐輪場の屋根を『分解』し、簡易の橋を作るだけではなく見つけた廃材を袂に置き、焚き火をした。魔物たちはその光にひるむも、修へ襲い掛かる個体も多かった。だが、それを瓢は許さない。
「そらぁ!」
彼は橋を走り、男子寮側へ渡る。そしてロープを編んだ網で影の魔物の動きを止めると、手にしたスコップで勢いよく突いた。これなら仕留められる、そう思って放った一撃だが、魔物は痛そうに身悶えるだけであった。
(おやぁ? 物理じゃダメなようだなぁ?)
瓢は試しにとスコップの先に油を塗り、焚き火の火を移らせる。その上で影を一突きすると……魔物は弱っていった。しかし、それでも完全に倒す事は出来ない。
「うーむ、聖なる光とやらじゃないとダメかねぇ」
瓢は目論見が外れ、ふん、と鼻を鳴らした。彼としては捌いて食料に出来ないかと考えたのだが……。だが、炎でも弱らせる事は出来る、という情報は落ちた。これは使える、と瓢はほくそえんだ。
「ほう、立派な橋が出来たねぇ」
「うん、強度的にも多分大丈夫だろう。手すりはないが……」
修が橋を見ながら頷くと、瓢は嬉々として男子寮側へと出向いていく。修は無理するなよ、と伝えると瓢は手を振ってそれに答えるのだった。彼を見送った後、修は女子寮側の袂にも焚き火を置き、額の汗をぬぐった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
狼は九夜山に吼える?
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月12日
参加申し込みの期限
2016年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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