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いぬねこのクリスマス学習会
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【UMAいぬねこと不思議な出会い】
夜も更けてきた午後10時過ぎ。
そこには、極めて平和な寝子島であっても、目に入れば不安になる、場違いな姿があった。
トワ・E・ライトフェロゥ
──10才の可愛らしくも可憐な少女である。
今の季節の空気はとても澄んでいる。シーサイドタウンに住む彼女は、少し夜の空気を味わいたかった。同居人兼保護者代わりの人物も、少しならと承諾した。
だが──それは甘かった。
うっかり彼女を視界に入れ忘れる事10秒。冬の北風よりも早い速度で、あっという間に彼女の姿は消えていたのである──
そんな彼女がここにいる。本人も“少し外の空気が吸いたい”だけだった。
……ただ、その“少し”の容量が、一般的な人のそれよりも桁違いに大きかっただけで。
そして、そんな器の大きなトワは、ついにこのエノコロ岬でいぬとねこという存在に、正面から目撃邂逅してしまった。
いぬねこ達も、実質初めて正面から遭遇した“人間”という存在にその動きを止めた。目を見張って注目している。
「Cat&Dog!stand in two legs
so berry fantasy!
ふーしーぎー ねこトいぬデス!」
一気に興奮したトワが胸の前で一つ両手を合わせて声を上げる。
その音に、いぬねこ達の間に、ねこだましの要領で一気に毛を逆撫でるような緊張が走った。
トワはその様子を知り、目の前のいぬねこと交流を図るべく声を上げる。
「にゃーにゃーなーお。
ばうわうわう」
「おお! 大丈夫でござるワン」
「この島の言葉はなぜか分かるニャ」
「oh Japanese 話せるデスカ。
トワよりジョーズマス」
語尾とワンとニャが付いている時点で、どちらが日本語として上手かは既に図りかねるところであったが。
しかしトワは、やはりこうして風のようなスピードで、あっという間にいぬねこ達の輪に加わっていったのである──
「ねこったーだと確かにこの辺の……」
真っ赤な上着とズボン──見事なまでのオーソドックスなサンタ服──と思わせておきながら、あちこちにさり気なく猫をイメージさせるサンタ服を着用して、携帯と、同じクリスマス仕様のパペットであるハルくんをそれぞれ片手に、
恵御納 夏朝
は現れた。
そして、見えたいぬねこ達の群れ。
「わぁ、ねこさんにわんこさん…」
夏朝は慌てて携帯をしまう。しかし、各6匹のいぬねこの群れは見逃さなかった。
赤い服、白い縁、白い袋──これは、サンタに違いない!!
「踏んでください、サンタ様ぁーーーっ!!」
「──────!!!!」
語尾に、ニャやワンが付いていないのは、恐らくその言葉自体をこの世界で学んだからなのであろう。12匹が夏朝に飛び掛るようにジャンプしてから、一気にスライディング土下座して来る様子は、どんなに猫大好きな夏朝でも声にならない絶叫を上げずにはいられなかった……
「び、びっくりした……」
それ以上の言葉が出ない夏朝。
それに顔を上げて、期待に満ちたいぬねこ達の表情は、夏朝が踏まないと理解すると一気にしょんぼりと落ち込んだ。
「サンタさんに見捨てられたニャ……」
「来年はきっと『いぬカリカリを食べられないだけの人生でした』……ってなるでござるワン……」
絶望の淵に佇むいぬとねこ12匹。その圧力に負けて夏朝は思わず声を掛ける。
「あ、あのね。ねこさんにわんこさん──」
「違うでござるワン!」
いぬの中の1匹が強い語気で訴えた。
「え?」
「いぬは『いぬ』でござるワン。
『わんこ』は遥か昔の文献によると『わんこそば』として生贄に出されてしまう不吉な呼び名として、永久封印されたでござるワン!」
「……」
それは、余りにも、どこからツッコミを入れていいか分からない内容だった。
しかし、いぬの訴えが余りに切羽詰って迫力に溢れていた為、夏朝は僅かな沈黙の後、一つ頷く。
「なら、君達は『いぬさん』と呼ぶね」
夏朝のその言葉に、そこまで深刻かつ大変な内容だったかはともかく、いぬ達は一様に安心した様子で頷いたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月13日
参加申し込みの期限
2016年02月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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