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スキー&スノボ教室!
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○スノボに挑戦
「旅行付きのバイトとして来たけど……。スキー&スノボの指導補助って、そういうのだったのこれ……!?」
桃川 圭花
は説明をよく読まなかったことを悔やんだ。
「いや、やったことないわけじゃないんだけど……」
力は強いが、センスを要するスポーツが苦手な圭花。
残念ながら、スキーもスノボも、センスが決定的に欠けている感じだった。
そうこうしているうちに、他の補助員たちは希望の担当に手を上げていく。
気が付けばスノボの補助員が不足していて、経験があるなら、という流れでスノボ補助員になってしまった。
(まーここは無理せずほどほどでやるのが正解よね)
「はい集合ー春が来るまで冬眠できる子以外はあんまり遠くに行かないように! 遭難なんかしたら大変だからね」
度胸はばっちりな圭花、注意事項の説明も堂に入っている。
指導の先生もうんうんと頷いてくれた。
圭花は小さい子たちを見失ったりしないよう見守ることにした。
「うわっ!」
玲音は、ボードに靴をはめたまま無理やり動こうとしてひっくりかえった。
「大丈夫?」
(小柄な1年生だし、目を離せないわね。転んだらくじけちゃうかも)
と近づく圭花だが。
「ちょっとびっくりした。でも、ふだんこういうたいけんしないから楽しいよね! ね!」
玲音は目をキラキラ輝かせている。
(周りのおにいちゃんおねえちゃんにいろいろ教わったら、もしかしたら上達が早いのかな?? かな??)
と思う玲音。
「おねーちゃん、コツとかあったらおしえてほしいんだよ!」
圭花に尋ねる。
(そんなもんこっちが聞きたいわよ……)
とも言えず。
「そうね……まずは安全第一。あとは、体がコツを覚えるまで練習するしかないわよ」
「わかった、がんばってれんしゅうするんだよ!」
玲音は圭花の言葉に素直に頷くと、指導の先生に教わったとおり滑り始めた。
「えっと、左のつま先がこっちむきで……ひざをまげて」
しかししばらく進んだと思うと転んでしまう。
「何回ころんだって泣かないんだよ、よ! ころぶのはMTBのれんしゅうでなれてるから! じょうずにころぶごくいはおぼえているつもりだから、いたくなんかないんだよ! たぶん!」
「すごいわね……その調子で頑張って」
とりあえず自分に教えられることはなさそうだ、と圭花は他の子の様子を見ることにした。
(銀色の髪をなびかせて、しぱーっとかっこ良くシュプールを描いて滑るボク……かっこいいなっておもうんだよ。だよ。なんとかそこまで行きたいよね!)
完璧なイメージトレーニングに、転ぶのを恐れないガッツで、玲音はめきめき上達していく。
「雪のキラキラがボクのココロをキラキラにしてくれるから、楽しくないはずがないんだから! がんばって、思うようにスノボをあやつれるようになるんだよーっ!」
「やっぱり小さい子は覚えが早いわよね。さて、中学生はっと」
圭花は可愛らしいウェアの翠響の滑りに、目を疑った。
「え、初心者クラスじゃなかったっけ?」
「そうですよ? スキーはやったことあるけど、やっぱりスキーとはどうも勝手が違うのよね」
元々要領がよく運動神経も抜群な翠響は、呑み込みが早くすでにコツを掴んでいた。
スキーとの違いもそれはそれで楽しい。
今まで滑れなかったとは思えないほどに体がボードになじんでいくのがわかる。
「とても初心者とは思えないわ……」
(明らかに私より上手い……)
自信をなくした圭花に翠響はこともなげに言う。
「新体操でバランスを鍛えているから、そんなに難しくないわ」
「そ、そう……」
とぼとぼと翠響のそばを離れた圭花に、高学年の男の子が声をかけてきた。
「お姉さんは滑らないの? あ、ひょっとして滑れないの?」
「……え? 私? いやいや。まさか。あなた達ができるのに私ができないわけないでしょ?」
つい、反射で強がってしまう。
「ただね、ほら――」
ここで不意に脳裏に閃いたフレーズを、圭花はそのまま口にしてしまった。
「こういうのってそれなりにリ"スキー"だから」
「……なにそれ。あー、ギャグがすべるってやつ? 『すべる』ってそういうことじゃないんじゃない?」
呆れた顔をした後、少年はせせら笑う。
「って……分かってるわよ! そこで見てなさい!」
勢い込んで滑り出すものの。
目線はつい足元を見てしまい、バランスを取るために不必要に力が入ってしまっている。
結果としてなんとか転ばないものの、スーパー徐行運転だった。
「あれだけ遅いのって、ある意味すげえかも」
少年は目を丸くして見送ったが、興味をなくしたか練習に戻っていった。
圭花がヘトヘトになって戻ってきたころには、少年はもう大分上手に滑っていた。
「……安全運転とか! 大事だから!」
肩で息をしながら圭花は一人つぶやくのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月13日
参加申し込みの期限
2016年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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