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みんなで、フルーツ三昧!
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エピローグ
そして。
試食のあと、使った調理器具などをかたずけて、一同は解散となった。
「アップルパイ、レモン汁入れたけど、酸っぱくなくて、うまくできてたよなあ」
耀は、侑と並んで教室を出て行きながら、真っ先に試食した自分たちで作ったパイの味を思い出し、呟く。
「うん、美味しかったにー。お砂糖、適量でも問題なかっただに」
うなずいて、笑顔で帰す侑に、耀は思わずかぶりをふった。
「いやいや、そりゃ違うだろ。たまたまだよ、たまたま。料理ってのはだな、ちゃんと分量を測ってレシピどおりに……」
「工藤君は、細かいだに。いいじゃない、美味しくできたんだから。それに、りんごは赤くなってきれいだって、好評だったよ?」
言い募る耀に、侑は小さく溜息をつくと言って、胸を張る。フィリングを煮る時、皮を一緒に入れようと言ったのは、彼女なのだ。
「そりゃ、そうだけどよ……」
何か返しかけて、耀は溜息をついた。
「……終わりよければ、全てよし……か」
「そうそう。細かいことは、気にしない」
呟く耀に返して、侑は廊下を歩き出した。
その二人のあとから、教室を出て行く露草を呼び止めたのは、麗仁だった。
「今日は、手伝ってもらって、ありがとう。おかげで、美味しいレモンパイができたよ」
ふり返った露草に、彼は改めて礼を言う。
彼が作ったレモンパイは、考えていたとおり、美味しく出来上がり、持参した紅茶ともとても合うと、参加者たちから喜ばれた。
「レモンパイ、とても美味しかったわ。……上手にできていたわね」
中でも、絢子からそう言われたのが、何よりうれしかった。
それもこれも、露草が手伝ってくれたおかげだ。
「いえ。……私は大したことは、していませんよ。それに、本当に美味しく出来上がっていましたしね」
それへ露草は、微笑んで返す。
「美味しいといえば、深縹君のパイもとても美味しかった。みかんゼリーの方も。パイを作って、僕を手伝って、更にゼリーまで作るなんて、本当に料理が得意なんだな」
ふと思い出して、麗仁は言った。
「ありがとうございます。……でも、料理は慣れの部分もありますから、少しづつでもやっていると、そのうちいろいろできるようになりますよ」
「そうかな」
思わず問い返す麗仁に、「はい。がんばって下さい」と露草はうなずく。
「ありがとう」
その笑顔に励まされて、礼を言うと、麗仁は軽く挨拶してその場を立ち去った。
それを見送り、露草も歩き出す。
すっかり満足して、絢子に挨拶したのは、結梨亜だった。
「先生、今日はありがとうございました。ごちそうさまでしたー」
そのまま、教室の出口へと向かう。
フルーツを使った料理は、アレもコレも美味しかった。
中でも驚かされたのは、洋梨のスープとフルーツグラタンだ。まさか、果物を使って温かい料理ができるとは思わなかった。しかも、どちらも美味しい。
(フルーツ三昧の会、侮りがたし、ですね)
などと、感心したものだ。
彼女が作ったレモンヨーグルトゼリーとみかん茶も、好評だったようだ。
「あ、コレも食べますかー?」
自分がちょうど取ろうとしたフルーツチョコレートを、傍にいた刀の皿に取り分けてやったところが、さっそくみかん茶を飲んだらしい彼から「美味しかった」と告げられた。
彼はそのあと、いろんなものの乗った結梨亜の皿を見て笑う。
「すごい食欲だな」
「はい。この会が楽しみすぎて、朝ごはん、食べてないですから!」
答える結梨亜に、刀は目を丸くしたものだった。
また、「コレ、美味しいですヨー」と、麗仁に洋梨のタルトを勧めた時には、「このレモンヨーグルトゼリーも美味しかったよ」などと言われて、思わず浮かれてしまったりもした。
(参加してよかったです。美味しくて、楽しかったです)
胸に呟くそばから、笑みがこぼれる。
彼女はそのまま、教室を出て歩き出した。
こうして、フルーツ三昧の会は幕を閉じた。
後日、寝子高新聞には美咲紀の手によって、この会に関する記事と写真が載せられたのだった――。
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あとがき
担当マスター:
織人文
ファンレターはマスターページから!
マスターの織人文です。
参加いただき、ありがとうございました。
三昧シリーズ3作目は、フルーツでした。
どのPCさんの料理も美味しそうで、書きながら、ついつい食べたくなってしまった私です。
それでは、少しでも楽しんでいただければ、幸いです。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月07日
参加申し込みの期限
2016年01月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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