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いつもと違う一日(物理)
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その日目覚めたのは、正確には
恵御納 夏朝
ではなかった。
ぱちりと目を覚ました時に表に現れていたのは、彼女の別人格である【夏夜】。
最初に天井を見つめたのが自分だったという事実を、夏夜はベッドの上で訝しむ。
(何故僕が表に……。おかしいな、夏朝が頭打った記憶はないのに……)
そんなことを思いながら、夏夜はベッドから降り着替えようとして――、
「っ……! な、何で大きくなってるんだ!?」
と、もう一つの異変に気づき、思い切り動揺する羽目になった。
彼女の身体は、大学生くらいの姿に成長してしまっていたのだ。
10cmほど背が伸びた大人夏朝(あるいは夏夜)の髪はふわりとしたセミロング。
ちなみに、バストやヒップも少し成長している。
「いや、成長期にしてもおかしいだろこれ……!」
自身の姿の変わりように、夏夜の唇から知らず呟きが漏れる。
自らの声で、夏夜はハッと我に返った。
そうして落ち着いてみると、下着やらがきつくなってしまっているのが気になって。
(く……さらしや褌で何とかするしかないのか!?)
仕方がないからとさらしと友人にもらった褌を着用した上で、夏夜は手持ちの服の上にコートを羽織ってと、何とか寮の外に出掛けられるよう準備を整える。
(確か、昨晩寝る前の夏朝は……テスト前だからノート買うついでに、ろっこん用のねこシール補充しよう……と思っていたんだったか)
という次第で、今は表に出ていない夏朝のため、夏夜には外出の必要があったのだ。
本当なら今の体型に合った服も欲しいところだが、
(服は……1日で元に戻る可能性もあるか)
と、ぐっと我慢の夏夜である。
そうして彼女は、ノートとねこシールを求めて街へと繰り出したのだった。
出掛けた先で、夏夜は無事に目当ての物を購入。
会計の際に店員が少し不思議そうな顔をしていたような気もするが、
(まぁ……大学生位の女のねこシール大量購入はさすがに怪しまれるか)
という具合に、夏夜は軽く肩を竦めて、その反応も致し方なしと受け入れた。
そして、予想外の出来事の連続に疲れた心身を癒そうと、クレープを買い求めた夏夜。
息抜きのお供となったクレープは、いちごがたっぷり入った一品だ。
フレッシュないちごと生クリームのハーモニーを口に楽しみながら、夏夜は思う。
(夏朝が本当に大学生になる頃には……どうなってるだろうか)
フツウに、平和に過ごせるだろうか。そうであってほしい。
胸の内にそう切に願って、夏夜はクレープをまた一口口に運ぶのだった。
幼稚園生ほどの姿に変じてしまった
時高 クレオ
は、思わず叫び声を上げた。
「いやあああ小さくなってる!!! ええええ、なんでなんで!!?」
目が覚めると体が縮んでいた、となればそれだけで混乱するのは仕方がないことだが、クレオの場合は、クールな大人に憧れているだけにそのショックは更に大きく。
「ううっ、どうせならおっきなお姉さんになりたかったわ……」
なんて思わず遠い目になるも、クレオの身体はちっちゃな子供のままだ。
がくりとうなだれれば、常よりも淡い色味の髪がふわりと揺れた。
「……でも、ずっと悩んでいてもしかたがないわよね」
じきに、真っ直ぐに顔を上げたクレオは、昔着ていた服を引っ張り出してきて、
「昔の服といっても、ここまで小さくなると大きすぎるなあ」
という具合に苦戦しながらも、何とか着替えを無事に終える。
もともと今日は服を買いに行くつもりだったし、とクレオはとりあえず家を出た。
目指すはシーサイドタウンだ。
けれど、辿り着いたアパレルショップで服を見繕っていたところ、
「お嬢ちゃん、お母さんとはぐれちゃったのかな?」
と、クレオは店員に優しく声を掛けられた。
迷子扱いされているのだと気づいて、がーん! とショックを受けるクレオ。
「ち、違うわ。クレオはもう大人だから、迷子なんかじゃないわ!」
懸命に訴えるも、店員はどうしようかと困った顔だ。
その表情に、クレオは自分が置かれている状況をはたと思い出した。
(……って、あ、今の私ってそういえばお子さまな見た目になっているんだった)
このままでは、迷子センターにでも連れていかれてしまうかもしれない。
『クールで大人な女性』としての振る舞いを普段から心掛けている(と言いつつ、割とすぐに素が出てしまうのはご愛嬌だ)なクレオである。
子供の姿になってしまったとはいえ、このまま迷子として扱われるのには耐えられない!
クレオはぐるぐると懸命に頭を働かせて、店員が次に何か言う前に口を開いた。
「クレオ、お母さんのお誕生日プレゼントを買いにきたのっ!」
「そう、なの? よければ一緒に……」
「ひ、ひとりで大丈夫! 自分でプレゼント選びたいから!」
というふうに何とかその場を乗り切ったクレオだったが、心配そうな視線はやっぱりずっとついてくる。
(う、視線が痛い……。ああ、はやく大きくなりたいなあ……)
そんなことを思いながら、クレオは何とかかんとか場を切り抜けて店の外へ。
大きく息を吐いてシーサイドタウンの街並みを歩き出したクレオは、ふと、視線の端に、クールな印象を与える大学生くらいの女性を見留めて立ち止まった。
(いいなあ、ああなりたいなあ……)
そんなことを思ってつい見惚れれば、クレープを食べていたその女性――夏夜と不意に目が合って。
驚いた小さなクレオは、ぴょんととび上がると慌ててその場を後にしたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月05日
参加申し込みの期限
2016年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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