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「ごめんなさい!」
落ちたプレゼントを拾い、積みなおすエルカディアに、逢莉はがっくりしながら勢い良く頭を下げた。
(いい順位でエルくんとゴールしたかったのに)
今のでブレーキになってしまった。
だがエルカディアの表情にはがっかりした様子はない。
「大丈夫、まだ取り返せる。ボクは順位がどうであれ、アイリと協力して結果を出したいんだ」
余裕すら漂わせるその笑顔は、まるで王子様のようだ。
「そうですね!」
(順位が上ならうれしいですけど)
いっそう気をつけつつ、速くそりを引く。駆けながら逢莉は思う。
(わたくしはエルくんと全力で楽しみたいのですもの!)
前方にそりが見えた。
惜しくも二位という好成績で二人はゴールした。
「一位ではなかったけど、うれしいです! はいたっちというものをしてみたいです!」
逢莉が両手を上げると、エルカディアも手を上げてハイタッチしてくれた。
「あ……!」
声を上げた次の瞬間には、ミルカの膝は地面についていた。
気をつけていたつもりだが、三角コーンを曲がるとき足を滑らせてしまった。
「いたっ……」
「ミルカちゃん!」
リアーネがすぐに手を差し伸べた。
「だいじょうぶ? リィの手を取って。二人で力を合わせてゴールしよう」
「ありがとう、だいじょうぶだよ。プレゼント、積みなおさなきゃ」
ちょっと冷たかったけど、幸いケガはしていないようだ。
落ちにくいように積み直して、出発だ。
「ひざ、すりむいてない? あとでハンカチぬらしてふいてあげる」
心配そうに言うリアーネの心遣いに、ミルカはそれだけで痛みが消えた気がした。
「うん、ありがとう、平気」
ゴールを目指しそりを引く。
もう転ばないようにしっかりと手をつないで。
「ゴールや!」
その後はプレゼントが崩れることもなく、あさひとちかのペアは無事ゴールした。
「なんとかゴールできたねえ」
「にんむたっせいや、これで夜のプレゼントはばっちりかんせいやで」
二人は達成感に包まれていた。
ちかとあさひとほぼ同じくらいに、ミルカとリアーネが到着した。
「ばんざい!」
二人はぴょんと飛び跳ねて万歳をした。
「こうやってみると、サンタさんって大変なお仕事なんですね。もっとずっとたくさんのプレゼントをソリに載せて走るんですし……」
しみじみとミルカが言う。
「ミルカちゃん、一緒に遊んでくれてありがとう。とても楽しかったよ」
リアーネがにっこりと微笑んだ。
「ありがとう。わたしも今日はとっても楽しかったです!」
ミルカの言葉に、
「私、ミルカちゃんの事好きだよ、また遊んでね」
リアーネは劇のときと同じとろけそうな笑顔でそう言った。
その時、近くで泣き声がした。
「あ、ケガをしてるのね。ちょっとまってて」
転んで泣きべそをかいている子のために、リアーネはハンカチを濡らしに駆けていくのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月31日
参加申し込みの期限
2016年01月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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