this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子小クリスマス会
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
○クリスマス会を終えて
全校児童にプレゼントを配り終わると、サンタさんとトナカイさんはみんなの歓声に送られ手を振りながら帰っていった。
そしてしばらくすると、別の入り口から校長先生と教頭先生が戻ってきた。
それを見つけた海美が校長先生に話しかける。
「校ちょうせんせー、もっとうまくへんそうすればよかったのに! かいとうみたいにやらないと、みんなのゆめがこわれちゃうでしょ!」
校長先生は苦笑いしてとぼけた。
「な、なんのことかな? 校長先生と教頭先生は、ちょっと用事が入っちゃって職員室に行ってたから、今戻ってきたところだよ」
しかし海美はごまかされない。
「つけひげっぽいのがにせ者に見えるし、トナカイが人げんなのは3さいの子でもおかしいとおもうよ!」
上の世代と会話したことで、海美のろっこん『誰とでも仲良く』が発動している。どんどん大人のツッコミが湧いてきた。
「こうにんサンタの人をよんでみたらどう?」
「まいったなあ」
校長先生はニコニコしながら困っているようだ。
だが、話を聞いていたみとが訳知り顔で話に加わった。
「うみちゃん、それはちがうよ。わたしお母さんに教えてもらったの」
「かえるはかせ! えっ、なんて?」
カエルが大好きで詳しいみとのことを、海美はかえるはかせと呼んでいる。
「ほら、知らない人から、ものをもらったり、ついて行ったりしたら、ダメでしょ? だからサンタさんは、わたしたちが知ってる人の『ふり』を、してくれるんだって!」
「えっ、なるほど……そのはっそうはなかった!」
「それにね……サンタさんはまほうが使えるから! 校長先生にへんしんするのも、かんたん!」
「うーん、はんろんがむずかしい」
納得したわけではないが、海美は言葉に詰まった。
「そうか、サンタさんは魔法で校長先生に変身していたんだね。いやー校長先生も見たかったなあ」
校長はニコニコすると、先生たちのほうへ戻っていってしまった。みとはさらに話し続ける。
「わたし、サンタさんに魔法でカエルにしてもらったこともあるの!」
「えーっ? どういうこと?」
みとの話に驚きながら海美は思っていた。
(校ちょう先生、いろいろこたえてくれてやさしいなー……らい年もクリスマス会あるかな?)
きっとあるだろう、と今から楽しみになる海美だった。
「みんなの劇や出し物もステキだったし、サンタクロースにも会えたし楽しいクリスマス会だったな」
放課後、エルカディアと逢莉はみんなには内緒で、持ってきたクリスマスプレゼントを取り出していた。
「お世話になっているエルくんにプレゼントです! 冬のお花、椿のグラスです! 和洋折衷な品をぜひプレゼントしたかったんです!」
「これをボクに? ありがとう」
「サンドブラストで少し大人っぽく、行事にも合うとおばあさまにもすすめられましたがいかがでしょう?」
医療分野大手である暁桜メディカルの一族令嬢である逢莉は、事故で家族を亡くし、星ヶ丘に隠居していた祖父母に育てられている。
「すごく嬉しいよ。ずっと大事にするね。ボクからはこれを」
そう言うとエルカディアは、何も持っていない手を逢莉の手に近づけた。
「あっ?!」
次の瞬間、プレゼントの包みが逢莉の手の中に出現した。
「すごい! どうやったのですか? 摩訶不思議です」
「ふふ。あけてみて」
エルカディアの手品に興奮冷めやらぬまま逢莉が包みを開けると、ふわふわした白いポーチが現れた。
「まあ、かわいいです!」
「そのポーチもあけてみて」
言われるままに開ければ、その中には水色の桜のヘアピン。
「いつもしてるピンクのヘアピンも可愛いけど、こういう色も似合うと思うんだ」
エルカディアはそのヘアピンを手に取ると、
「髪につけてもいいかな? 嫌じゃなければ」
と優しく聞いた。
「はい、もちろんなのです! つけてください」
逢莉が元気に答える。
エルカディアは頷くと、逢莉の髪に飾られたピンクの桜のヘアピンに並べるように、そっと水色のピンを付けた。
「気に入ってくれると嬉しいな」
「とても気に入りました! わたしもずっと大事にします!」
二人はにっこりと笑い合った。
いろいろあったその日は、みんなにとって忘れられないクリスマス会になったことだろう。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
天村花海
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
クリスマス本番に先駆け、小学校でのクリスマス会を楽しんでいただきました。
素敵な出し物にサンタさんからのプレゼント。
雪の上でのレースはけっこうハードになりましたね。
皆さまのおかげで楽しいクリスマス会になりました。
メリークリスマス☆
この後も良いお年をお迎えください。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子小クリスマス会
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月31日
参加申し込みの期限
2016年01月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!