this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島クリスマスマーケットを楽しもう!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
16
つぎへ >>
寝子島シーサイドアウトレットから出てきた
木鈴 寧々子
は小さくため息をついた。
「アウトレットって、もうちょっと数を置いてると思ったんだけどなぁ」
愛用の旅行カバンを優しく撫でながらつぶやく。
とある事件で大活躍したカバンはかなり傷んでしまっていた。それでも愛着があったからだましだまし使い続けていたけれど、さすがにもう限界が近い。
意を決して買い替えに来たアウトレットには残念ながら心に響く品がなかった。
どうしよう。どうせなら長く使いたいし、もう直接専門店に行った方がいいかな。
伏し目がちに考え込んだ木鈴の耳ににぎやかな音が入り込んでくる。
誘われるように顔を向けるとどうやらフリーマーケットのような雰囲気だ。
駅側からアウトレットに入ったので、行きには気がつかなかった。
そういえば館内にやたらとポスターが貼ってあったような気がする。
「クリスマスマーケットかぁ。もしかしたら掘り出し物があるかもしれない。行ってみよう!」
もともと活気ある雰囲気は好きな方だ。
カバンのこともあるけれど、それ以上に楽しそうな予感を覚えてわくわくしながら歩き出す。
寝子島唯一のクリスマス雑貨専門店『Joulupukki』がこんなイベントに参加しないわけがない。
会場内の出店では
ミルカ・アハティアラ
と
フィリップ・ヨソナラ
が接客に大忙しだった。
「はい! ヒンメリですね。こちらがフィンランドの伝統的なデザインで、こちらは当店オリジナルです。どうぞご覧くださいませ」
「いらっしゃいませ! クリスマスカードならこちらにございますですよ」
二人とも美しい銀の髪の上にサンタ帽子をかぶり、柔らかな笑顔で応対する。さながらクリスマスの妖精のようだ。
ミルカの祖父もいつにも増してサンタクロースっぽい雰囲気で応対している。
店内の中心には本店舗と同じくツリーが飾られ、壁や棚には綺麗に雑貨が並べられていた。
天井にはワラと糸でできたフィンランド伝統のクリスマス飾りであるヒンメリが揺れ動き、鮮やかなランプに照らされて幾何学模様の影を落とす。
ドーベルマンのアイザックはサンタの服と帽子を身に着け、店の前で行儀よく座っていた。
時折首をかしげる姿に愛嬌があって、道行く人々が笑いながら店内に入っていくところを見ると、広告塔として立派に役目を果たしているようだ。
「あっ、ミルカちゃんだー!」
「お、フィリップも一緒か」
椎名 あさひ
と
双葉 由貴
が一緒に店内に入ってくる。
「いらっしゃいませ。あさひちゃん、由貴さん」
「ユキさん、ゆっくり見てくださいね」
他にもお客様がいるから親しく話をしている暇がない。でもミルカたちの言葉と表情には充分親しみがこもっていて、店員として以上の歓迎の気持ちが伝わった。
「うん、ありがとー」
「ああ。……二人とも手伝い偉いな」
「え、なにかおっしゃいましたですか?」
「いや、なんでもない」
明後日を向いてごまかす双葉。フィリップは小首を傾げつつ別のお客様の声に笑顔で応じる。
「ねえねえ、ゆきくん。このサンタさんのお人形、かわいいねぇ」
「ん、そうだな」
「このわんこ、ゾーイくんそっくりだねぇ」
「本当だ、よく似てるな」
椎名は次から次へと雑貨を見ては「ゆきくん、ゆきくん!」と笑顔で呼んだ。双葉は楽しそうな椎名を見てついつい微笑んでしまう。
高鳴る胸の音を自覚しつつ、気恥ずかしさに戸惑いつつ。でもなんだかずっとこうして見ていたい。
「サンタさんのお人形と一緒に、こっちも1こ買っちゃおうかなぁ」
「俺も何か小物を買おうかな。ばあちゃんが喜びそうだ」
「あ、これなんてどうかなぁ。ゆきくんのおばあちゃんに似合いそうだよねぇ」
「確かにいいな、それ」
素朴だけれど品がいい、木とフェルトでできたカードホルダー。
「イギリスでは受け取ったクリスマスカードを飾るんだって、ばあちゃんが言ってたし」
「じゃあクリスマスカードも選ばないとねぇ」
「ああ、そうだな」
「えへへ、クリスマス楽しみだねぇ。早く来ないかなぁ!」
二人並んでクリスマスカードを選ぶ。
ちょっと買ってくると双葉が会計に向かった時を狙って、椎名は先ほどのゾーイにそっくりな犬の人形もカゴの中に入れた。
「……ゆきくんにプレゼントにするスノードームに使おうっと。喜んでくれるかなぁ」
なんとなく思い浮かぶ、双葉の真っ赤な顔。
椎名は嬉しそうに笑いながら会計に向かった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島クリスマスマーケットを楽しもう!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿都
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月20日
参加申し込みの期限
2015年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!