this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
さまよいアルク 第四章~朽ち果てゆく知識を抱く国立書庫
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
【大乱闘!】
ぱちり、両手を合わせまして。
「ありがとうございますー」
薄野 五月
は、心からの感謝を……何に対してのお礼なのかは、この際何でも良いわけなのです。この旅を楽しんでいる彼女のこと、そんな機会を与えてくれたアルクへのありがとうとか、一緒に困難へと立ち向かってきた仲間たちへのありがとうとか、まぁきっとそんな感じではあったのでしょう。
ともかく五月のろっこんは、その想いに応えてくれました。どどん! 逃げる五月らと追いすがるガードロボットたちの間へ唐突に立ちはだかる、自動販売機!
「隊長ー! 設置記録ノ認証できナイ飲料水販売デバイスが、我々の任務へ影響ヲ与えていマス! コノ障害に対すル有効なプロセスは、左右への迂回行動ガ2.4%! スラスターを併用シタ上方への跳躍ガ5.9%! 四方カラのタコ殴りにヨル破壊が6.7%! トラクタービームの使用にヨル強制退去ガ85.0%! ツマリ強制退去シテもヨロシイデスカ!? 強制退去!
(*^∇^*)
」
「許可スル、クソ野郎ドモ! 存分に強制退去セヨ!
(*^∇^*)
」
「「「ヤッター!
(*^∇^*)
」」」
ずばばばば! ロボットたちのマニュピレータの先端から走る稲妻が、あっという間に五月の自動販売機をばちばちばちっと絡め取り、壁に開いた大穴へとぽーい! 捨ててしまいました。
「「「スッキリ!
(*^∇^*)
」」」
「いやはや。こんなロボットさんたちに追いかけられるなんて、私、初めてです。やーなかなか迫力がありますね、ふっふ」
「私も初めてだってば! もーっ、ゆっくり音楽を聞いてる暇も無いよ!」
ロボットたちが自動販売機に構っている間に。
雨寺 凛
は、のんびり言った五月の手を引いて、脱兎!
書庫内には今、逃げる旅人たちのかけ声やら、ロボットたちが立てるがしゃがしゃという音やらに混じって、この世界で普遍的に愛されたというフォークソングが響き渡っています。軽音楽部長としては、じっくりとその楽曲へ耳を傾け、存分に浸りたいところではありますけれど……どうにも、状況がそれを許してはくれないようです。
「っわぁ!?」
ずばばばば! 床を走ったビリビリビームをどうにか飛び越えては避け、くぐっては避け、ふたりは逃げ続けます。けれどロボットたちの数は何しろ多く、それに区画第2層もまた崩落は始まっていて、あちこちぽっかりと穴の開いた床は、足場としてはどうにも心許ないのです。
やがて。ばりばりばり!
「しびびびび、痺れるー!? あだだだ、ひ、引っ張られてるよー!?」
「ここここんな風に捕まるのもははは初めてでですねー、ふふっふふ」
追い詰められたふたりはビームにびりびりばしっと捕まってしまい、宙へと持ち上げられてしまいました。
「強制退去!
(*^∇^*)
」
「強制退去!
(*^∇^*)
」
そのままわっしょいわっしょいとロボットたちが向かうのは、ダストシュート! 放り投げられてしまえば、底も見えない地割れの中へと真っ逆さま!
凛はじたばたと手足を動かして抵抗を試みつつ、
「わーっ、やだやだ! ゴミみたいに捨てられちゃうなんてやだー! だ、だ、誰か助けてーっ!!」
「やあ、これはもしや、大ピンチなのではないでしょうか……おや?」
やっぱりのんびりと五月が言った……その時でした。
目の前を横切る、ひとつの影が!
「今、助けるよ!」
まさしくはごろものような長布を纏い、颯爽と飛翔し駆けつけたのは、
鴇波 羽衣
!
「鴇波、中央の一体を狙ってくれ! 恐らくそいつが司令塔だ!」
「分かったよ、修くん!」
的確な指示を飛ばしたのは、
八神 修
! 彼が指差したのはズバリ、あのリーダー格の一体です。
弧を描くようにして飛ぶ羽衣は、突入角度を合わせ。突撃!
「やぁーっ!」
ろっこん発動用にいつも携帯している長布を取り出して、ぶわーっ! 頭へとかぶせてやりますと、
「何ィィィ、メインカメラ沈黙! 何も見えナイゾ! 任務遂行ニ深刻な障害が発生シタ! 客観的な状況分析ヲ報告セヨ、クソ野郎ドモ!
(*^∇^*)
」
「隊長ー! 分析の結果、クソ侵入者にヨル攻撃は布によるセンサーカメラ隠蔽と判明! データベースに合致スル組成情報ハ無シ! レベル3回避プロセスへの移行に伴イ、捕縛シタクソ侵入者の一時的解放を実行! 今お助ケしマス、お気ヲ確かニ隊長! 隊長ー!
(*^∇^*)
」
「きゃあ?」
ぱ、とビームが消えて、凛と五月はあっさり床へと投げ出されて、ひとまず事なきを得ました。
見れば頼もしい仲間たちが、反撃開始!
サキリ・デイジーカッター
は、
「残念! ハズレだよ」
ろっこんによる瞬間移動で、迸るビームを難なく回避! 背後から振動するノコギリ、ヴァイブロカッターを一閃。
オーデン・ソル・キャドー
は、RDの収められた棚を弾除けとして巧みに利用しながらに、サキリの一刀でよろめいたロボットの一体を、どかん! 鋭い突きで、崩落で狭まりつつある限られた足場から弾き出します。
「数は多いですが、何とか乗り切れそうです。頼もしいですね、皆さん」
「……よーし! 私だって、やられっぱなしじゃないんだからねっ!」
ぐぐっ! にわかに拳を握り締めた凛。幸い彼女には、音楽家らしい攻撃手段だって備わっているのです。
凛はすうっと息を吸い込み、
「わぁーーーっ!!」
ろっこんによって変化した声は爆音となって、床に転がる重たげな瓦礫もろともに吹き飛ばし、どっかん! ずどどどどっと、ロボットたちへぶつかっていきます。
十数メートルの眼下で始まった、何やら賑やかな戦いへと、区画第3層にて目覚めた
日暮 ねむる
もまた、介入を開始します。見知った顔がピンチに陥っているとあれば、彼はもちろん、ただ手をこまねいて見ていることはありません。
視線の先には修、その背後から迫るガードロボット。ねむるは手近にあった、何だか綺麗な茜色に輝くディスクをひょいと手に取ると、
「こっちだよ!」
びゅっ! ロボットの頭部へと投げつけます。かつん、とぶつかったディスクに、こちらを見上げたカメラ・アイへ狙いを定めて、手に馴染んだ愛用のペイント銃、そのトリガーを引き絞れば……どぱぱぱぱ!
「目ガ、目ガー!
(*^∇^*)
」
「よし。これで、そう簡単にゃ当たらんでしょう」
ぼんやり寝ぼけているように見えて、何かと多彩な戦闘スキルをお持ちのねむるくん、射撃のウデもなかなかでありました。
「ふたりとも、大丈夫かいー?」
「……! 日暮か?」
「ウソ、ねむるくん!? 何でここにいるのー!?」
さすがに驚いた様子の修と羽衣へ、ねむるは笑みを返しながら手を振ります。階層を隔ててはいながらも、奇妙な世界へとやってきてしまったらしいこの状況に、友人たちの顔は何とも頼もしいものです。
思わずほっこりとしかけて、ねむるはがしゃがしゃとロボットたちの何体かが矛先を変え、こちらへやってこようとしているのを目にして、ペイント銃を連射! 牽制しつつ、
「とりあえず、ここから援護するよ! 後でいろいろと聞かせてよね!」
「分かった、そちらへたどり着くまで頼む! 日暮も気を付けてくれ!」
もう一度手を振って、ねむるは修の足元、のんきにぺろぺろと毛づくろいに忙しい、何だか変わった白黒猫にちらりと目線を寄せてから。ぱぱぱ、ぱぱん! ペイント銃を掃射して、迫るロボットたちのカメラを無力化!
「ふたりとも、無茶はしないでよ!」
ペイント弾の雨あられによる援護射撃は、もちろん、仲間たちへの大きな助けとなりました。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
さまよいアルク 第四章~朽ち果てゆく知識を抱く国立書庫
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
前回シナリオ
さまよいアルク 第三章~かそけき生命を慈しむ地下樹木園
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月19日
参加申し込みの期限
2015年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!