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シネマ☆トリップ!
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●砂漠の戦いへ☆トリップ
「これはれっきとした王道ファンタジー映画なのですよ!」
「まぁそうだな。どっちかっていうとサイエンスフィクション色の方が強い気もするんだが」
「何を言ってるんですか、シュー君! 監督が言っているので間違いはないのです!」
そんな会話をしながら、シネコンへ向かうのは
椿 美咲紀
と
八神 修
だ。
彼らが生まれるよりも前に制作された、大ヒット映画シリーズの一作目として名高い作品がお目当てだ。美咲紀はこの映画が大好きで何度も見たことがあるのだが、映画館のスクリーンで見れるということで修を誘ってやってきたのだった。
作品的にはファンタジーとSFが半々といったところなのだが、どちらかと言えばファンタジーよりな映画だ。これはファンの見方によっても変わるので、永遠の物議がかもされるところだ。
「ポップコーンと飲み物の準備はばっちりなのですよ!」
「よし、それじゃスクリーンに向かうとするか」
いつもより若干テンションの高めな美咲紀を先頭に、スクリーンど真ん中の席へと向かうのであった。
ふかふかのシートに腰掛け、ドリンクホルダーにドリンクを置き、映画中に音が鳴るようなものは電源を落とす。映画を見る時のマナーだってばっちりだ。いざいかん、映画の世界! と意気込んでスクリーンを見つめた。
流れるおなじみのテーマ曲、そして映し出される――――
「……シュー君」
「なんだ、美咲紀」
スクリーンではなくリアルに映し出される砂漠の世界。そして照り付ける眩しい太陽。映画館では感じられないこの感覚は。
「映画の中の世界……ですよね、これってそうですよね!!」
「まぁ、そうなるだろうな。これも……」
「これもフォー」
「ストップ!!」
それ以上はいけない、修の強い意志を感じて美咲紀はギリギリで黙る。
「ごほんっ! これもマナの導きなのです!」
「おそらく神魂のせいだろうが……こういう機会は中々ないだろうし、導きのままに行くとしようか」
彼らの役どころとしては、美咲紀が魔法の使い手で修が銃使い。どちらも映画の本筋にはいないはずのキャラではあるが、どういう作用が働いているのかはわからなかったがストーリーに絡むキャラクターとなっているようだ。
それならば、と美咲紀と修は主人公たちの旅の手助けをすることに決めた。そしてここが映画の世界のままならば市場があり、そこで主人公と出会うことができるだろうと歩き出したのだった。
その推測は見事に当たっており、主人公の少年であるルーグを見つけ旅の仲間として合流することに成功したのだ。
「シュー君、ルーグですよ! ルーグ!!」
「落ち着け、美咲紀。そういうわけで、俺たちは君の助けになりたいんだ」
「そうです、姫を助けに行くなら怪我した時に癒せる人が必要ですよ! 私は魔法の使い手ですから、お役に立ちますよ」
美咲紀は私の光線剣は緑です、癒しの色です! と胸を張っている。
世界征服を企む帝国に浚われた共和国の姫であるレイナ姫を救う……その為の仲間が多いに越したことはないと、ルーグも心強いと頷いた。
そしてくるりと場面は変わる。
「あれっシュー君ここって」
「映画の世界だからな……場面転換って奴か?」
もともと映画の中の人物であるルーグには違和感もないのだろう、美咲紀と修を先導しながら進んでいく。そういうものだと割り切って、二人もそれに続いた。
「助けて下さって本当にありがとうございます」
そう礼を述べるのはレイナ姫だ。
「展開が早いです!?」
「シッ! 尺の問題だ、気にするな美咲紀」
もっとこう、じっくりと! と美咲紀が修に訴えるが、修にどうこうできることではなかったし、そもそもこの現象は神魂によるものだろうから、その辺りの匙加減は謎でしかない。
「むむー、ままならないものなのですね」
「俺もそう思う」
しかしそれでも、映画の中の世界は確かに楽しかったし、本来なら話すこともできない存在に触れて会話もできるというこの状況は貴重な体験だ。
美咲紀は飛行船の中でルーグの修行の手助けをしてみたり、ルーグのお付きのロボット達と交流したりと楽しんでいる。
「キカイモノってちみっと苦手だったのですが……ルーグのロボットたちは、なかなかやるようです」
「苦手が減るのはいいことだ。さて、これからの行動なんだが」
修がルーグとレイナ、そして美咲紀に向けて説明を始める。天空に浮かぶ巨大な暗黒城に突入し、黒騎士卿を倒さなければ話は終わらない。ならば飛龍を手配して乗り込むのが得策なのではないか、と。
「飛龍の手配は俺に任せてくれ」
「修、美咲紀、ありがとう」
「気にしなくていいのですよ、私たちはお手伝いできるのが嬉しいんですから」
その言葉にレイナとルーグが微笑む。
「それでは行くとしよう、黒騎士卿との対決だ!」
またくるりと場面が変わり、すると今度は決戦の真っ最中のようだった。黒騎士卿とルーグが対峙し、暗黒城の中では共和国の兵士と黒騎士卿の部下である兵士達の集団戦が行われている。
「これぞクライマックスですよ、シュー君!」
「4Dシアターも真っ青なくらいの臨場感だな」
美咲紀と修も敵を倒しながら、その緊張の一瞬を見守っていた。そして拮抗した戦いを制したのは、ルーグだった。黒騎士卿が倒れたとなれば兵士たちは蜘蛛の子を散らすように統率を失い、共和国の兵士たちが城を制圧していく。
勝利の歓声に沸く中、黒騎士卿は密かに脱出を果たすのだがそれはまた別の話だ。
そして物語は大団円を迎える。
「本当にありがとう、私はこれから抵抗軍を組織して、帝国と戦おうと思っています。よければお二人にもその力になって欲しいのですが……」
レイナ姫の申し出は、映画のファン冥利に尽きる言葉だったけれど、美咲紀も修もこの世界の住人ではない。美女の願いを振り切って、笑顔でこう告げた。
「マナの導きがあれば、また共に戦うことが出来るだろう」
「そうです、その時は必ずまたお力になりますよー!」
そして流れるエンディングテーマの中、いつの間にか映画館の椅子に座って聞いていたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月07日
参加申し込みの期限
2015年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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