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シネマ☆トリップ!
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その日、リバイバル上映が行われていた駅ビルmiaoの最上階にあるシネマコンプレックス『kenzakiシネマねこじま』は、いつもより盛況だった。
「あの映画、もう一度見たかったんだよね」
「前に見損ねたあの映画が見れるなんて、今日は最高だよ」
「息抜きには丁度いいよね~、それに今日限りだから一回500円だなんてお得すぎじゃん~?」
なんて、映画を見に来た人達の楽しげな声が響いている。
そんなたくさんの人たちの思いが渦巻くこの日、不思議なことが起こっても不思議ではなかったのかもしれない。
●ハザード☆トリップ
一度見たこともあるし、カット版ではあるがテレビでの放映もされていた。けれど、なんとなくもう一度映画館で見たいと思ってシネコンへ足を運んだのは
北条 冬華
だ。
街に謎のウィルスが流行し、感染した市民がゾンビへと変貌していく。街の周囲は軍によって封鎖され、生き残った人々も徐々に襲われてゾンビになってしまう……そんなゾンビ映画を見ていたはずなのだが。
「これはいったい……どういうことでしょうか……」
見渡せば、あちこちから火の手が上がっていてゾンビの姿も何体か確認できた。自分はゾンビたちから死角になる路地に隠れている。映画中に居眠りでもしてしまったのかとも考えたけれど、一番しっくりくるのは「神魂」の影響だろう、だった。
我ながら随分「フツウじゃない」出来事になれたものですと冬華は思う。もれいびではないけれど、ろっこんや神魂についてある程度の理解があるのだ。つまりはそれ程、神魂が絡んだ出来事に遭遇しているということなのだが。
「って、そんなこと言ってる場合じゃないですね。早く逃げないと……」
この映画のストーリー通りなら、軍がゾンビの蔓延る街をウィルスもろとも焼き払う為に爆撃を行うはず。そしてそのタイムリミットが迫る中、主人公の警官が数人の仲間を連れて脱出用のヘリを目指すという流れだ。
ならば、脱出用のヘリがある場所を目指せば生きてこの街を出られるかもしれない。いくら神魂の影響の産物だとしても、死ぬ気はないのだ。
周囲にゾンビがいなくなったことを確認すると、冬華は慎重に歩き出す。ヘリのある場所は確かあのビルの屋上だ。辿り着くまでにゾンビとも出くわすだろうと考えた冬華は、倒れている警官が持っていた銃と予備の弾薬を失敬した。
「たとえ映画の中の出来事といえど、簡単に殺されたくありませんからね」
使い方は何故か知っていて、不思議に思うよりも前にそういうものなのだと理解する。ビルまでの距離は遠くはない、頑張れば30分も掛からないだろう。……邪魔が入らなければ、だが。
辺りを気にしながら銃を片手にビルを目指す。人の気配がしない街は、恐怖という感情をゆっくりと育てているような気がして、冬華は歩く速度を上げる。
と、突然人のような獣のような唸り声が聞こえて、冬華は素早く銃を構えて声がした方に目線をやった。
「ゾンビ……!」
正確には感染者と呼ぶべきなのだろうが、ゾンビと見た目は変わらない。骨が見えていたり腐敗が進んでいるものや、比較的綺麗だが傷口が爛れているものが冬華へと向かってくる。幸い、足はそんなに早くないようで、冬華は走りながら前方から来るゾンビを撃った。
生ける屍というだけあって、一発くらいでは倒れない。それでも的確な射撃を繰り返し、冬華は走る。走るうちに、自分が撃ったのではない銃声が聞こえて足を止める。
「違う方向から、銃声? 音からして同じ場所を目指してる集団でしょうか……」
そして思い至る、きっとこの映画の主人公と仲間たちなのだろうと。それならば、彼らと合流すれば心強いに違いないと、冬華は音のした方へと走りだそうと――――。
ザシュ。
「え? あ、れ?」
何の音だろう、あぁ後ろから聞こえたような、そう、胸の、辺りに。
冬華は自分の胸へと目線を落とす。
「なんで……胸から、爪がはえ、て……ゴホッ」
ずるりと内臓を触って、人のものではない爪が胸から抜けていく。麻痺した思考で後ろを振り返れば、そこには。
「やだ……いや、いやだよ……こないで……!」
突然変異と思われるゾンビが、最後の記憶。急速に意識を失って、冬華は地面へと崩れ落ちた……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月07日
参加申し込みの期限
2015年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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