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\ オーバータイム!/
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サンタクロースの贈り物 ~サタン・クロース!~
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「いらっしゃいませ、勇者様ご一行様」
絵奈が頭を下げると、勇者達はぽかーんと棒立ちになった。
(まぁ、そうですよね。いきなり笑顔で迎えるのは問題でしたでしょうか)
長旅と、サタンクロース城での魔物達との連戦で、はたから見ても勇者様ご一行は疲れきっていた。
(この状態では、魔王を倒せるかどうか……。いえ、倒していただかなくてはなりません。あのお方の為に)
絵奈は唖然としている勇者様ご一行に、もう一度笑顔を向ける。
「驚かれるのも無理はございません。私達は貴方方勇者様ご一行を心より歓迎しております。さぁ、私達の手料理をお楽しみくださいませ」
勇者達を席に着かせ、料理を促す絵奈。
当然のことながら、料理に手を出そうとしない勇者達。
「毒入りだとお疑いでしょうか」
絵奈はそっと、勇者の耳元に囁く。
「私達は魔王に囚われの身なのです……だから勇者様、どうか私達を信じ、魔王を倒してくださいませ」
はっとする勇者に、こくりと頷く絵奈。
空腹だったのだろう。
勇者様ご一行は、絵奈たちを信じ、食事に手を伸ばす。
はじめは恐る恐る、次第と加速度を上げて、テーブルの上の料理は勇者様ご一行の胃袋に消えてゆく。
――なんだか、ふわふわしてきた。
――戦いたくなくなってきたわ~。
――このまま寝ちゃってもいいんじゃないかなぁ。
勇者様ご一行が、とろんとした瞳で口々にそんな事を呟きだす。
完全に、戦意を喪失していた。
(ふふっ、魔王料理レシピは、相変わらず効果抜群ですね)
丸暗記してある魔王レシピを、絵奈は頭の中で思い浮かべる。
あのお方の為に日々料理を勉強し、努力した。
魔王レシピの中には『ナメクジの塩蒸しソテー』等というゲテモノ料理から、さまざまな付属効果のつく魔法のレシピもある。
この城の偽魔王と、勇者様ご一行に振舞った絵奈の手料理は、その魔法の料理。
食べた者から戦意を根こそぎ奪う料理なのだ。
戦意喪失しながら、それでも元来の正義感からか、ふらふらと食堂を出て、魔王のいる最上階を目指す勇者様ご一行。
深々と頭を下げて見送る絵奈は、ふふっと微笑む。
(勇者様と魔王と、どちらが勝つのでしょうか。どちらも戦意は喪失していますけれど、残ったほうを私は消すとしましょうか)
どちらが生き残っていたとしても、最後に勝つのは絵奈だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月04日
参加申し込みの期限
2015年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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