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【冬季球技大会】ネココー式サバゲー大会(黒猫組サイド)
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【第三幕】
「美咲紀、来るぞ!」
「はいなのです!」
黒猫組左翼では、
八神 修
を指揮官として、
椿 美咲紀
と
夜海霧 楓
の三人構成による鉄壁の布陣が敷かれていた。
修は敵に位置を悟られぬように適宜移動を繰り返しながら、狙撃と戦術指揮を繰り返し、盤石の態勢で
神薙 焔
と
常闇 月
の突撃に迎え撃とうとする。
美咲紀は修の指示を最優先にして動き、隙あらば鋭い反撃の弾丸を撃ちこんでいった。
そして、
「うわぁ……!?」
「やりました!」
見事、動きに統制のとれていなかった白井一郎を撃破。
〔retire:白井一郎〕
さらに、
「ち、数が多いな。できるだけ数を減らさねぇと」
楓が同じく動きに精細さを欠いていた白井三郎に狙いを定め、
「ぴぎゃー!?」
見事にヒットアウト。
〔retire:白井三郎〕
こうして、黒猫組は、敵の数を一人、また一人と減らしていくことに成功する。
しかし、その一方で、上手く黒猫組の攻撃をかいくぐった焔と月は慎重に、かつ、時に大胆に動きながら、EF17まで取りついてきた。
「ほらほら、うかうかしてると旗取られちゃうわよ!」
焔は挑発的な声を上げながら、EF16ブロックを大きく迂回して、フラッグを狙ってくる。
(わざと大声を出すとは陽動か?)
それに楓は深追いはせずに丁寧な射撃で頭を抑え込むかたちで対応する。
一方、月はそのタイミングで
八神 修
の姿を発見し、
(ここで彼を倒せば敵の戦力はガタ落ちになるはず……!)
一気に強襲に出た。
「「……っ!?」」
月がブロックから飛び出したことで、修と美咲紀に緊張が走った。
新聞部の活動などで普段から親交のある二人だからこそ、月の身体能力には誰よりも一目を置き、だからこそ細心の注意を払っていた。ちょうど月が修の指揮能力をもっとも警戒していたように、である。
「美咲紀!」
「はいです!」
修と美咲紀は声をかけあい、月の強襲を潰しにかかる。
しかし、二人からの激しい応射を、月はさらに激しくアクロバティックな動きで回避して見せた。
ほとんど人間離れした動きの月に対し、無意識下に、しかし色々と敵対意識を燃やす美咲紀はやや前へ出過ぎてしまう。
(敵チームに容赦などしないのです!)
あるいは、やや私情の入り混じった行動が隙を生んだのだろうか。
「きゃうっ……!?」
次の瞬間、美咲紀は逆に月にヒットアウトをとられてしまう。
(ここまでか……。シューくん、負けないで……!)
目で修に語りかけて、美咲紀は潔くフィールドから退場する。
〔retire:
椿 美咲紀
〕
そして、
「標的撃破。次こそ――」
障害を排除した月の狙いが修を捉えた、その刹那。
「……っ!?」
背後から予期せぬ衝撃が月を襲った。
「――ええ、動きや。けど、八神に気ぃ取られ過ぎや。後ろがガラ空きやで」
それは中央での撃ち合いが膠着状態に陥った
須藤 清一郎
が咄嗟の判断で援護に駆けつけて放った攻撃によるものだった。
清一郎は自軍の戦略の要として、修を狙う敵は何よりも優先して排除する心づもりでいたのだった。
「……お見事です」
月は小さく息を吐いて、銃を置いた。
〔retire:
常闇 月
〕
そうして瞬く間に二人の選手がフィールドから姿を消すことになった。
とりわけ身体能力の高さで要注意とされていた
常闇 月
をヒットアウトさせたことは黒組にとって大きなアドヴァンテージになるように思われた。
「よっしゃ!」
清一郎は思わず小さくガッツポーズをとった。
(ええとこ見せたで! これで黒猫組の女の子のハートはガッチリ――)
「須藤! 後ろだ!」
「……え? あっ、あだぁっ!?」
その刹那、清一郎の背後を取った真白の銃撃が彼の頭に連続ヒットした。
「油断大敵!」
ぺろり、と舌を出して、真白がそのまま清一郎の背後を駆け抜けていく。
「くっそ。何もそんな何発も撃たんでええやないか……」
頭をさすりながら、清一郎も銃を置いて退場する。
〔retire:
須藤 清一郎
〕
「ふふっ! 私を目の前にして、よそ見するからこうなるのよっ!」
そして、真白が不敵に笑い、がら空きになった中央下部から突破を試みる。
「やらせるかっ!」
と、そこで修が序盤で温存しておいた弾を一気にバラ撒いて弾幕による侵攻阻止を行う。
対して、真白は射線を外れるために壁際まで一気にダッシュして、そこからフラッグに向かって突撃する――つもりだった。
だが、しかし。
「えへへっ! 当たらないよって、うええっ!?」
次の瞬間、真白は予想だにしない方向から飛んできた弾に、素っ頓狂な声を上げた。
真白を捉えたのは、修が壁反射を利用して放ったトリッキーな跳弾射撃であった。
「伊達に射撃部の部長をやっているわけではないんでな」
会心の一撃をヒットさせた修が、ふっと息を漏らして笑う。
彼にとっては壁際に誘い込むまでが作戦だった。
「あー、跳弾でも確かヒットアウトだったよね……。残念だけどここまでかぁ……」
真白は溜め息を吐いて、フィールドから退場する。
〔retire:
白 真白
〕
こうして、黒組はなんとか白組の中央突破を防ぎきった。
が、まだ修はまだまだ油断はしない。
「ここからが本当の戦いだ」
修は白組の突撃に対抗するためにC1へ移動を開始した。
その頃、右翼で敵の侵攻を食い止めていた
龍目 豪
は苦戦を強いられていた。
「くそっ……! あいつら、きっちりお互いの隙をカバーしながら進軍してきやがる……! 手ごわいぜ!」
探検で培った野生の勘をフルに駆使して、豪は、なんとか
日暮 ねむる
&
サキリ・デイジーカッター
を同時に相手に、ヒットアウトをとられずに頑張っていた。
そんな豪のそばには二人のチームメイト、黒野一郎と黒野二郎がいた。数の上では三対二と黒組の方が優勢であった。
が、しかし、
「俺、この戦争が終わったら彼女に告白するんだ――わあ、やられたぁああああ!」
「一郎!? しっかりしろ、一郎!? くそ、お前等よくも一郎を……って、うぼあああああああ!」
〔retire:黒野 一郎、黒野 二郎〕
モブっぽい見た目に違わぬ実力しか持たぬ二人のプレイヤーは一人、また一人と瞬く間にヒットアウトをとられていく。
「ああっ、そんな死亡フラグ台詞を言うから……!?」
きっちりフラグを立てて退場していく仲間の背を見送りながら、豪は反撃の機会の見えない戦いに焦れていた。
(くそ、あと少し、せめてあともう少し後木が敵陣へ近づく時間を稼がねぇと……!)
次の瞬間、豪は眦を決し、銃を構えたまま、あえてその身を晒すようにして、ねむるが隠れるV3に向かって突撃した。
「うおおおおっ!」
「!?」
予想しなかった行動に、ねむるの動きが一瞬止まる。
が、そこで、サキリが豪の側面をつくように飛び出して、O2ブロックへスライディングで滑り込む。
そのすぐ頭上をC1ブロックに移動していた修の弾がかすめていくが、当たってはいない。そのままサキリは豪を狙って銃を乱射。
「ぐっ……!?」
そして、ヒットアウト。
〔retire:
龍目 豪
〕
身体能力の高い二人を同時によく持たせた豪だったが、惜しくもここで退場となった。
(……やられたか。あとは頼んだぜ、後木……!)
撃たれはしたが、悔いのない戦いだった。
仲間に後を託し、豪は爽やかにフィールドから退場する。
そして、戦いは最終局面へ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月05日
参加申し込みの期限
2015年12月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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