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【冬季球技大会】ネココー式サバゲー大会(黒猫組サイド)
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【第四幕】
後木 真央
は
龍目 豪
の奮闘もあって、無事に白組の陣地まであと一歩というところにまで辿りついていた。
(ご、豪ちゃんセンパイ……。無茶しやがって、なのだ……!)
真央は、陽動役を買って出てくれた豪のためにも、絶対に旗をぶんどりに行くという決意を新たにした。
しかし、敵陣にはいまだ狙撃手である
仙藤 紫
が残っていた。
一対一というこの状況下で、紫はひどく落ち着いていた。
真央がブロックからうっかりアホ毛を一つ覗かせようものなら、その瞬間にBB弾をこちらに撃ちこんでくるという情け容赦のなさだった。
(焦っては駄目なのだ……。突撃のチャンスを待つのだ)
真央はちょろちょろとブロック左右から顔を出し、そんな紫の心の隙が生じるのを待ち続ける。
仙藤 紫
は、虎視眈々と
後木 真央
を撃ち貫くチャンスを待っていた。
(サバイバルゲームにおいても、心理戦は重要ね)
紫は大学では心理学を学ぶつもりだけあって、心理戦には自信があった。
あえて無駄弾を撃ったり、でたらめな方向に牽制弾をバラまいてみたり。
様々な手段をもちいて、紫は真央に心理的圧迫をかけ続ける。
刻一刻と試合終了の時間が迫るなかで、現実の時間にしてはわずかな、けれど体感では気の遠くなるような長い時間の根競べが、二人の間で続いていく。
一方、
サキリ・デイジーカッター
は、ようやくO2にまで辿りついたものの、C1の修による激しい弾幕によって攻めるタイミングを掴みかねていた。
「せっかく射線が通ったのに、これじゃあ攻めきれない……」
サキリは悔しげに歯噛みしつつ、チャンスが来るのを辛抱強く待ち続けた。
日暮 ねむる
は、V3から
サキリ・デイジーカッター
と
八神 修
の激しい撃ち合いを見ていた。
(今がチャンスだね……!)
おそらく敵はこちらをほぼ全滅寸前まで追いこんでから、一気に数で旗を取りに来るつもりなのだろう。
だとしたら、ここで一気に畳みかける必要がある。
ねむるはサキリの牽制射撃に修が身を隠した一瞬の隙をついて一気にO2まで走るとサキリの肩を叩いて、勝負を仕掛ける合図を送った。
(……!)
次の瞬間、サキリは頷くと同時に、ブロックから飛び出すと銃を乱射しながら一気に旗へ向かって走った。
ねむるはすぐさまその後を追って、サキリを遮蔽物にしつつ、一気に距離を詰める。
「なにっ……!?」
修は、あまりに捨て身すぎる
サキリ・デイジーカッター
の突撃に、わずかに虚を突かれた。
だが、突撃自体は読んでいた。
修は、冷静沈着に、まずは前へ出たサキリをヒットアウトする。
「くっ……ここまでか……でも……」
サキリは呻いて、退場となる。
〔retire:
サキリ・デイジーカッター
〕
ここまでは計画通り。
だが、その後ろに隠れた
日暮 ねむる
の動きが読めない。
「ぐ……」
修はとっさの判断で身を隠し、やはりその直後に飛んできたBB弾の嵐をやり過ごす。
(やはり日暮の身体能力と判断力はあなどれん……!)
この土壇場で見せたねむるの行動力に、修は刮目せざるを得ない心境だった。
しかし、修は刮目こそすれ、動揺は決してしなかった。
(だが、俺とてそう簡単に負けるわけにはいかん!)
そこで、修は意を決するようにして指笛を吹いた。
これは攻勢に転ずる合図だった。
本来なら確実に勝利を手にできるタイミングでするべき合図だったが、状況の変化に応じて修は今ここで吹かねばならないと判断した。
敵が決死の突撃をするなら、こちらも決死の突撃をしなければならない。
軍師、八神修が下した最後の決断がそれだった。
そして、次の瞬間。
「ぐっ……」
修の手に、ねむるの放った銃弾がヒットした。
(ここまでか……。真央、後は頼んだぞ……)
修は一つ息を吐いて、一縷の望みを小さなアタッカーに託し、その場に銃を置いた。
〔retire:
八神 修
〕
「よし! これでチェックメイトだ!」
日暮 ねむる
は、
八神 修
のヒットアウトを確認すると、そのままに一気に旗まで詰め寄ろうとした。
しかし、そのとき。
「させねぇよ!」
「!?」
修の指笛を聞き、状況を察して、咄嗟の判断で自陣までとって返した
夜海霧 楓
の銃口がねむるに向けられる。
(く、回避が間にあわない。でも……)
ねむるはヒットアウトを覚悟する。
だが、そんなねむるの目には、楓の背後を全速力で駆け抜ける
神薙 焔
の姿が見えていた。
この位置関係なら旗は充分に狙える!
が、その視線に今度は楓がハッと後ろを振り向いて、焔の姿を捉える。
「ちっ……!」
前後の敵を同時に撃ち抜くことはできない。
黒猫組のフラッグが奪取されることはほぼ確実のように思えた。
だが、しかし。
ほぼ時を同じくして、白組の陣地でもまた
後木 真央
がフラッグにあとわずかというところまで肉薄していた。
勝負はまだ、わからない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月05日
参加申し込みの期限
2015年12月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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