this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ブラックサンタウォーズ
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
【Epilogue of epilogue】
「さ、サンタさんは死なないんだぜぇ……」
サンタは生きていた。
彼は消滅したフリをして、復活していた。
彼は人気のない路地裏を通り、どこかへ帰ろうとしていた。
すでに満身創痍だったが、傷が癒えたらまた悪さをする気だった。
だが。
「やっぱり悪党はそうじゃなくちゃあいけませんよねぃ」
「え……?」
そんなサンタの目の前に『奴』が現れた。
全身にリアル『うんちくん』をまとった
骨削 瓢
その人が。
「ひぃ!? 妖怪!?」
「お ま え が い う な」
「ぎゃああああああああ!?」
瓢は『うんちくん』まみれの手で満身創痍のサンタの頭を掴むと、そのまま思いきり顔に塗りたくった。
そう。彼はうんちくんになったあと、ほかのうんちくんと合体して『キングまきまきうんちくん』になろうとして――途中で人間に戻ってしまったのだった。
そのやるせなさたるや、いかほどのものか。
で、そのストレス発散のために、瓢は事件の後に現場に戻り、そこでサンタ復活を見て、こうして後をつけて来たのだった。
というわけで、
「こ、この鬼ィ! 悪魔ァ!」
「だ か ら お ま え が い う な」
「ぎゃああああああああああ!?」
涙目のサンタにも、瓢は容赦がなかった。
瓢は、サンタにここにはとても書けないようなオシオキをしていった。
そして、ひとしきり仕返しもといオシオキを終えると、
「ああー、スッキリしたよぃ。さて、それじゃあ最後にあっしにお詫びの品の一つでも用意してもらいましょうかねぇ」
「う、うぅ……。すみません。ごめんなさい。あっちに帰らないともうあげられるものがありません」
「あ゛あ゛?」
「ひぃいいいいいい!?」
「……骨削、もうその辺にしておけ」
「およ?」
瓢が振り返ると、そこには
御剣 刀
がいた。
「おや、御剣はん。どうして、そんなところに?」
「さっきサンタの後ろで骨削らしきアレを見たときから嫌な予感がしていたんだ」
刀は溜息混じりに瓢に言った。
それから刀はジロリとサンタを見て、
「もう行っていいぞ。けど、二度と寝子島には来るな。次に悪さしたら、今度は――」
「ひぃいいいいいいいいっ!?」
サンタは絹を裂くような悲鳴をあげると、今度こそドロンとその姿を消した。
もう二度と寝子島に現れることはないだろう。
「あらら。消えちゃいましたねぃ。結局、正体はわからずじまい。せっかくあっしが問い詰めようとしてのにぃ」
瓢が笑うと、
「いや、骨削は、ただストレス発散してただけだろ?」
と、刀が応じた。
瓢はそれには答えずに、すっかりご満悦の様子でそそくさとその場を後にした。
「ふぅ……。さて、俺も帰るか。って、ちょっと待てよ?」
と、そこではたと刀はある可能性に気づく。
「神魂の仕業ってことは、神魂が抜ければただのサンタさんだったのか!? ってことは、プレゼント貰えたかも知れなかったのか!? 俺、美味しい食べ物が欲しいよ、サンタさんっ!」
さんざん走りまわって、すっかり空腹になった刀の口から思わず出た心の叫びがそれだった。
そんな刀の叫びが本物のサンタに届いたか否かがはっきりするには、本当のクリスマスがやってくるのを待たねばならない。
ともあれ、そんなこんなで寝子島の偽サンタ騒動は冷たい雪の降りしきるなかで、今度こそ、静かにその幕を下したのだった。
〔了〕
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、皆様お疲れ様でした。MSの水月 鏡花でございます。
さて、今回はサンタに関するシナリオということで、それぞれの方々のサンタに対する想いというものを覗き見させて頂いたような感じがします。
寝子島のみなさんがとってもサンタを愛していらっしゃることが伝わってきて、書いていて、こちらもなんだか心が温かくなるような、そんなリアクションとなりました。
とか何とか言いつつ、お読みいただいた方にはすでにおわかりのように、中身はいつもの水月です。大丈夫、水月のリアクションだよ!(不安しかない
だいだい今日はそんな感じ。
水月は脳みそが薄いので、10人~20人ぐらいが書いていて一番キャラが動いてくれるかなーというのが近頃の雑感。
というわけで、また10~20人くらいで、水月節全開のシナリオを書きたいと思っております。書けるかな? 書けるといいな。
というわけで、最後になりましたが、ここまでご読み頂いた方々、シナリオに参加してくださった方々、まことにありがとうございました。
それではまたどこかのあとがきでお会いできることを祈って。
水月 鏡花 拝
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ブラックサンタウォーズ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月18日
参加申し込みの期限
2015年11月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!