this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ブラックサンタウォーズ
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
つぎへ >>
【Epilogue】
「ええっ!? サンタさん、消えちゃったよぉ!?」
曖浜 瑠樹
は頓狂な声をあげた。
「君、全部見ていたの?」
「え?」
小柄な少女――夏夜(
恵御納 夏朝
)に声をかけられて、瑠樹は顔を上げる。
「う、うん。オレ、サンタさんにネコのぬいぐるみもらおうとしたんだけど、気がついたらネコになっていて、ぬいぐるみを貰いそびれちゃったんだぁ。サンタさん消えちゃったのぉ?」
瑠樹はちょっと涙声だった。
そんな彼に、夏夜は小さく笑って言う。
「違うよ。あれは本物のサンタさんじゃないんだ。だから、大丈夫。猫のぬいぐるみも、良い子にしていれば、きっとまた本物のサンタさんから貰えるよ」
「そっかぁ。よかったぁ」
夏夜の言葉に、瑠樹は胸を撫で下ろす。
「ただサンタの偽物が出たなんて話は、他の人には秘密にしておいた方がいい。本物のサンタさんが後で困るかもしれないからね」
「うん、わかったよぉ」
瑠樹はそれで満足した。
あとは早く本物のサンタが来ればいいなぁと、そのことで頭が一杯になっていた。
バナナから戻った
八神 修
は、少年との会話を終えた頃合いを見計らい、夏夜に声をかけた。
「上手くごまかせたみたいだな」
「……八神君、か。下手な嘘をつくものではないね」
褒めたつもりだったのだが、夏夜は自嘲ぎみに笑った。
あるいは純真な子供を騙してしまったと、そんなふうに考えているのかもしれない。
「それと、さっきは投げてしまって……ごめん」
「ああ、そんなことか。気にするな。むしろ助かったよ。あれで、サンタを倒すチャンスができたんだからな」
修が言うと、天ぷらそばにされていた
羽生 碧南
もやってきて夏夜に礼を言う。
「そうそう! あのとき私も使ってくれてありがと! おかげでだいぶスッキリしたわ!」
まるで気にしていない様子の二人に、夏夜は目を瞬かせて、
「……そうか。うん、それならよかった」
それから胸を撫で下ろすように言った。
と、それからハッと夏夜は何かに気づいたような表情をして、
「……甘くなったな、僕も」
と、言った。
「え……?」
「いや、なんでもないよ」
次の瞬間には夏夜はいつもの夏夜に戻っている。
そして、彼らは戦いの場を後にする。
サキリ・デイジーカッター
は、拾ったナイフを手に、一人戦いの場を後にした。
「サンタの偽物なんて、ろくなものじゃないね」
帰り道、独り言のようにサキリは呟く。
この手で刻んでやれなかったのは残念だったが、ご自慢の袋をズタズタに切り裂いてやったのだから、犬にされた意趣返しとしては充分だろう。
「君のおかげで助かったよ」
サキリは自分を正気に呼び戻してくれたナイフに愛おしげに語りかける。
それから彼はナイフを身体に戻し、静かに家路を急ぐのだった。
「いやはや。若いっていいですねぇ」
天動 記士郎
はまるで少年マンガの一幕のような一連の出来事を思い返しつつ、店の方へ歩いていた。
「惜しむらくは、あの『まきまきうんち』もサンタと一緒に消えてしまったことですねぇ」
あれはいいものだった。是非とも自分の店の棚に並べたいほどに。
「ふむ」
と、そのとき、記士郎は街の飾りつけの一つに大きな靴下を見つける。
(だめもとで、やってみましょうかねぇ)
もしかしたら、サンタに手紙を書いたら、あのぬいぐるみが靴下に入っていたりしないだろうか。
そんなことを考えながら、記士郎は、雪の降る帰り道を急ぐ。
ミルカ・アハティアラ
は偽サンタの消滅を見届けると、こっそりその場を後にした。
(悪いサンタさんに天罰が下ってよかったです。あとは――)
あとはカエルにされてしまった女の子のことがミルカには気がかりであった。
ミルカがカエルがいたところに戻ると、そこにはまだ例の少女、
一原 みと
がぼんやりとした表情で立っていた。
しかし、大好きなサンタにカエルに変えられてしまった少女にいったい何と声をかけてやればいいのだろう。
「あの」
そんなことを考えつつ、ミルカが、みとの背中に声をかけると、
「ねぇねぇ、聞いて! みと、サンタさんの魔法でカエルさんにしてもらったの!」
「え……?」
みとは悲しむどころか、とてもご満悦な様子であった。
「あのね、イチゴドクガエルさんはね、イチゴみたいでおいしそうって思っちゃだめなのよ?」
かくして、また
一原 みと
のカエルさんについての授業が始まる。
そして。
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ブラックサンタウォーズ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月18日
参加申し込みの期限
2015年11月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!