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\ オーバータイム!/
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落とし物ひーろった!
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仙藤 紫
がコーヒーを飲み終え、静かに席を立った頃、
兵藤 雅也
と、彼と兄妹のように仲の良いイチは、海岸沿いをスクーターでツーリングしていた。
雅也がスクーターを停めたので、わたしもピョンと降りた。一緒に寝子ヶ浜海岸に降りていく。この季節だから人影はまばらだけど、こんな海岸も大好き。雅也と思い切り遊べるもの。
今日は何するのかしらと思っていたら、暴力的な強い匂いが鼻に飛び込んできた。
「お! こりゃ肉の匂いじゃね? タダ飯にありつける予感だぜ。気合い入れて探すぜぇ! イチ」
やっぱり雅也も気付いたのね。そんなに肉が食べたいなら手伝ってあげる。これだけ匂えばすぐよ!
わたしは思い切り走り出した。
お肉はすぐに見つかった。海岸の岩場に箱に入ってぽつんと置いてあったのだ。
「お! ケンニャッキーじゃねえかこれ? しかもまだ温かいぞ。ははっ、さすが俺の相棒。お手柄お手柄~」
雅也がわしゃわしゃとわたしの頭を撫でてくれる。わたしは彼にこうされるのが大好き。
「さてと、どれから食うかな~」
雅也がごそごそと箱を開け始めた。と、わたしは視線を感じてぴんと背筋を伸ばす。……女の人? こっちに近付いてくる。
わたしは雅也の服を引っ張る。雅也は「あ?」と言いながら顔を上げ、固まった。見知らぬお姉さんは少し離れて止まり、こちらを訝しげに見ている。あ、もしかして。
「お、おぉ肉は汚れてねえな。これ、落とし物みたいだぜ?」
突然雅也が、顔を少し赤らめながらわたしに大声で話しかける。……やっぱりね、このお肉の持ち主なんだわ、彼女。
そして雅也がなんやかんや言いながらお姉さんに箱を返しているのを見ながら、わたしはイライラし始めていた。別にお肉を返すのが惜しかったからじゃないわよ? 全然違うこと。……雅也、あなたちょっと彼女ににやけすぎじゃない?!
「え、お礼に1ピースくれんの? うわぁありがとな! っておわっ!?」
彼女にもの凄くいい笑顔でお礼を言っている雅也の姿を見て、堪忍袋の緒が切れた。
パクリ! 雅也からお肉を奪い、口に咥えわたしは駆け出した。
「おい、そりゃあ俺の肉だ! 略奪愛上等! イチ、男なら勝負しろー!」
雅也がずれた事を言いながら追いかけてくる。ああもうこの人何もわかってない! わたしは肉が欲しいんじゃないのよ! 第一わたしは女の子よ!!!
悔しくてわたしは叫んだ。
「ワンワンワン!!」
「よこせぇ! それは俺のだ、ウガァアアッ!」
「え? わ、わんちゃんも君も落ち着いて?!」
呆然とするお姉さんを尻目にわたし達はいつもの取っ組み合いの喧嘩をし始めた。
ね、お姉さん、雅也は手に負えないでしょ? やっぱわたしでないと、ね!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月14日
参加申し込みの期限
2015年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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