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\ オーバータイム!/
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落とし物ひーろった!
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「落とし主探してます……? へぇ」
サキリ・デイジーカッター
は落神神社に続く道の上で、
後木 真央
がUPしたねこったーの写真を見ていた。
「見つかるといいけどな」
ふふっと笑みが零れる。そんなのどかな散歩道、彼は出会った。
「大剣ツヴァイハンダーじゃないか!!」
大振りの剣が道の上にあった。
400年以上前にドイツ傭兵が使ったと言われる両手剣。それが、現代の寝子島に落ちている。……え? 落ちている?
普通は落ちていないだろう。けれど、サキリは気にせずそれを拾い上げた。
「見た目より軽いんだな」
両手で束を握り、軽く振ってみる。その瞬間に背後に殺気を感じた。無言で振り返りつつ剣を頭上に構える。カキン!と鋭い音がして、両手に衝撃が走った。サキリは太刀筋をいなすと同時にザッと後ろに下がる。
「誰だ」
彼は前方を凝視すると、眉をひそめた。
「お前……、人間じゃないな」
ゆらりと前から甲冑に身を包んだ大柄な兵士が現れた。手にはサキリが持っているのと同じ剣がある。
『その大剣が欲しいか……?』
地を這う様な声。その言葉にサキリは迷う事なく頷いた。
『我はその大剣に縛られた亡霊……。それが欲しくば我を倒せ』
「お前と決闘しろということか?」
亡霊はゆっくり頷く。その姿に何か悲壮なものを感じたサキリは、一呼吸すると剣を下段に構え直した。
「こい。成仏させてやる」
(大剣は長時間の闘いには不向き。一瞬で片を付ける)
じりじりとお互いが間合いを詰めていく。そして亡霊が音もなくサキリの頭上に飛び上がり、その大剣を振り下ろした!
「攻撃の基本は斬り、突き、切り落とし」
サキリは振り上げた剣で亡霊の太刀を受ける。
「けれど、それだけじゃない」
サキリはそのまま自分の剣を相手の刀身に絡め、大きく上空に振り上げた。亡霊の剣が空中に飛んでいく。そして彼は素早く間合いを詰めると、兵士の首元に剣先を突きつけた。
「……チェックメイトだ」
気持ちの良い青空の下、サキリは草むらに座っていた。膝の上には大剣、ツヴァイハンダー。
「綺麗に成仏しちゃったな」
剣を陽にかざしながら、サキリは眩しそうに目を細めた。兵士の残した言葉が脳裏に蘇る。
『汝の腕を信じ、この剣を託す。これは我の魂。人前に出せば煙の如く消え失せるだろう。汝だけが知っていて欲しい。死にきれなかった兵士の魂を』
そう言うと、亡霊は消えてしまったのだ。
「……でも、笑っていたな」
サキリは大剣を抱えてごろりと寝転んだ。
約束しよう。あんたの魂は、僕が大事に保管しておく。
だから楽しむがいい。ようやく手に入れた平穏を。僕が、この寝子島の暮らしを楽しんでいるように。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月14日
参加申し込みの期限
2015年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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