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休日で賑わう寝子島シーサイドタウン駅前。
都鳥 九朗
と
黒谷 エイミー
が仲良く猫グッズを選んでいる頃、
仙藤 紫
はシーサイドアウトレットにいた。
ふと、目に留まったのだ。まるで、「お前はまだ、忘れてないだろう?」と試されるように。
アウトレット内のstarboxs。紫が注文したコーヒーを受け取り、キープしていた席に戻った時だった。
冬服を目的にアウトレットに来たのに、最初に財布を開いたのがここなんて。紫は苦笑する。まあこの気ままさが1人でショッピングする醍醐味なのかも、と思いながら席に着こうとして気が付いた。
テーブルの下に白い封筒のような物が落ちている。
(なにかしら……?)
拾い上げて中を確認する。出てきたのはチケットが2枚。世界的に有名な海外アーティストの、横浜アリーナ公演のものだった。
手が止まった。ざっと時間が巻き戻ったかのようだった。
彼の横で微笑んでいた頃に。
彼が大好きなアーティストだった。正直、あまり好みの音楽ではなかったけれど、2人でそれを聴きながら過ごす時間は嫌いではなかった。
楽しそうに音楽に合わせ歌う彼。それを静かに聴く私。
貴方は気付いていたかしら。ほんとは私、口ずさめるくらいに覚えてしまったの。ほら、今でも。
彼女の艶やかな唇が少しだけ開き、すぐに閉じられる。紫は白く長い指で、2枚のチケットをゆっくりと封筒に仕舞った。
鮮明な胸の痛みに戸惑いすら覚えた。もう3ヶ月も経っているのに。どちらもわかって迎えた別れだったのに。
「……結局、まだ過去にはなりきれてない、か」
紫は少し冷めてしまったコーヒーに口を付ける。時間はまだある。これを飲み終わったら、チケットを落とし物センターに届けに行こう。カフェの静かなざわめきの中、紫は静かに目を閉じた。
―――だから、もう少しだけ。恋の記憶に付き合おう。この胸の痛みと共に。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月14日
参加申し込みの期限
2015年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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