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トワイライト・フェアリーテイル ―逃げ出した姫―
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「……ごめんなさいね。貴方の笑顔が自然とは思えなくて」
気にしないで、という修の紳士的な笑顔に、華夜は小さく微笑む。漸く警戒を少し解いてくれたようだ。
(計算していた部分が、滲んでいたと言うのか。それとも……彼女の周りにそんな人間ばかりいたという事か?)
修が考察していると、斗南の声がする。
「よかったら、次は俺と1ゲームどうだ?」
「うん。お手柔らかにね」
斗南は修に1つ頷くと、華夜をエスコートしてコートへ向かった。
――寝子島役場屋上。
後木 真央
は必死に
相原 まゆ
を落ち着かせる
御巫 時子
へとロープを投げていた。ろっこん『にゃにゃにゃがおー』で相棒のふくふく三毛猫、がおーに手伝ってもらってだが、上手く届かず苦労しているようだ。
その時子と言えば少しずつ鳥から人間になろうと頑張っている。だが、その調節がうまく行かず、急に高度が下がった。
「きゃあっ!?」
「ちょっ、時子ちゃん落ち着いて?!」
思わず挙がる悲鳴に、まゆが落ち着かせようとする。真央はがおーと頷き合うともう一度ロープを咥えたがおーを投げた。
こんどはがおーが十二単にしがみ付き、時子とまゆがロープを握る。真央は今だ、とばかりに引っ張った。
(ぐぬぬぬ、重いのだ……。でも、がんばるのだっ)
力強くひっぱる真央だが、近づいたかと思ったのにふわり、と浮かび上がる。これはまずい、と真央はがおーに頼む。
「そのまま十二単破いちゃえなのだ! ひっかくのだ、がおー!」
「え? 確かにこの下はスーツだけど……」
まおがその言葉に戸惑う。だが、なりふりかまっていられない。時子もほぼ人間になりつつロープとまゆのふくを握る。そして……羽衣に目を向けた。
「これも、外さなくてはなりませんよね……」
それに触れようとした途端、かくん、と高度が上がる。真央がふんばるも、僅かに浮かび上がった。
「にゃーっ?! 真央ちゃんも浮かんだのだ?!」
「後木さん!」
時子は咄嗟に羽衣を掴み……同時に浮力が消える。真央は慌ててロープを引っ張るもこのままでは屋上に激突してしまうっ!!
――娯楽施設。
ねむるや蛇那伊、斗南と共に練習したり、修と簡単な試合をしたりと、この一時を楽しむ華夜。その中でも特にねむると蛇那伊がお気に入りのようだ。
斗南は華夜と勝負をし、大差をつけられて負けてしまった。それに思わず苦笑する。
「すごいな……。僕と一緒に練習を始めたのに、もう上達してる……」
「ふふっ、こういう事は好きですもの」
華夜はラケットを手に微笑み、試合を見ていた蛇那伊たちも拍手する。少しお腹がすいたかも、と彼女が呟けばねむるがフードコートに誘う。みんなでたこ焼きを食べれば、華夜はくすぐったそうに笑う。
「これ、美味しいわね……」
「あっ、口元!」
ねむるが何気なくティッシュで華夜の口元を拭いた時、ふと、目が合った。ねむるがふわっ、とした笑みを浮かべた途端、華夜の頬が僅かに赤くなる。
「もう少し落ち着いて食べないと……」
蛇那伊がそう声をかけたとき、彼は確かに目撃した。彼女の背中から、赤い翼が現れたのを。
「成る程、貴女は月の……」
修がそう言った時、華夜は焦りながら翼を隠そうとする。だが、蛇那伊は静かに「これは見事な翼、このような赤は今まで見た事が無い」と褒めつつも静かに問う。
「地上の民は、このような翼を持つ事はありません。貴女は、普通の人ではないようだ。……いや、そもそも、姿も偽っているのではないでしょうか?」
――貴女本来の姿、見せてくれませんか?
その言葉で、観念したのだろう。華夜は僅かに俯く。同時に髪が長く、黒く伸び衣服が和服とチャイナドレスが混ざったような物へと変化した。
「解ってしまったのなら、仕方が無いわね」
華夜はどこか悲しげに呟く。と、豪は真面目な顔で華夜に向き直った。
「あんたにも事情はあるんだろうが……先生が帰ってこなかったら、泣く奴がいるんだ」
「君の気持ちはわかる。けど、そのために関係ない先生が巻き込まれた……。先生を必要としている人は、一杯いるんだよ」
斗南も静かに口を開く、華夜は僅かに目を逸らす。口を固く閉ざす彼女の肩に豪がそっと触れた。
「まゆ先生は親身になって生徒の面倒を見てくれるし、生徒にとても愛されてるんだぜ。……頼むから帰してやってくれ」
「華夜さんお願いだ。君のことを大事に思ってる人がいるように、彼女を大事に思う人も沢山いる。……多分、もう僕らじゃ手が届かない。だから……」
豪とねむるが頭を下げると、華夜はぽつり、と口を開いた。
「私が、正体を現した時点でその方は助かっていますわ。恐らく今頃無事に、地上へと下りている筈です」
華夜の言葉どおりなのだろう。ねこったーを見ると、真央から「相原先生の救出に成功した」との連絡が入っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月12日
参加申し込みの期限
2016年01月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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