this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
トワイライト・フェアリーテイル ―逃げ出した姫―
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
急:お手をどうぞお姫様
――とある娯楽施設。
ゲームやスポーツが気軽に楽しめる場所へと
日暮 ねむる
、
尾鎌 蛇那伊
とやってきた華夜。ところが、先に来ていた
八神 修
と
龍目 豪
、
灯 斗南
が(偶然を装い)合流しようとしたところでフードを被った男が現れる。彼は驚いた様子の華夜に近寄り、ぱっ、と手をとろうとした。華夜は一瞬恐怖で顔が引きつる。
「なっ、何?! 何なのよ!」
「僕という男がありながら……、他の男を誘惑するなんて酷いじゃないか……!」
そう凄みを利かせながら絡もうとする男から華夜を庇うように蛇那伊が動き、ねむるが「こっち!」と華夜の手を引いて走る。
「待てよ!!」
追いかけよとする男に立ちふさがる蛇那伊。彼は少し怯えた様子の華夜がねむると共に斗南たちと合流したのを見……しばらく攻防を繰り広げる。だが、ややあって華夜から見えないだろうと考えた2人は臨戦態勢を解いた。
「ふぅ、なかなか難しいわね。貴方、けっこう損な役回りを選んだのね」
普段の口調となり肩を竦める蛇那伊に、男……
サキリ・デイジーカッター
はフードを取って苦笑して見せた。
「僕は、色恋沙汰が苦手でね。だから、こういう仕事が適任なのだと思うんだ」
そう言いながらサキリは彼らが消えて行った娯楽施設を見る。蛇那伊はこっそりとねこったーで情報を流し、さっき買った缶コーヒーを渡して「後でね」と施設のほうへ消えて行った。
まぁネタを明かせば、サキリはストーカーを演じる事で他の男性陣との『つり橋効果』を狙ったのだ。
(これがうまく行けば御の字だけど)
サキリは缶コーヒーをぷしゅっ、と開けてゆっくり飲みながらそう願った。
華夜は蛇那伊が来ると、ホッとした様子で彼の手を握った。
「心配したんだから……。無事でよかったわ」
あんな男知らないのに……と、呟く華夜だが、幾分か表情が和らいでいる。彼が無事である事が嬉しかっただろう。そうしつつもちらり、とねむるを見るあたりもそつない。
(このちょっと渋い蛇那伊さんとやんわりとしたねむるさん。どちらも今までに無いタイプだわ。あの義弘さんって方もステキだったけどあちらにはね……)
内心でくすっ、と笑った華夜は豪、斗南、修を見て……ふと内心で気を引き締める。彼女は修から何かを悟り、警戒する。
(あの人、兄上の部下かしら。仮面のような感じの笑み……騙されないわよ、紅緒!)
華夜はくすっ、と笑って彼らに向き直った。すると、豪がテニスをしよう、と誘ってきた。
「先生、俺と勝負しようぜ!」
「え?」
豪の言葉に華夜はきょとん、とする。彼女は、まゆが体育教師をしている事を知らない。そして、豪は
彼女がまゆと入れ替わったものの、まゆのふりをしている訳ではない事に気付いていなかった。
「どうしたんだ? ……ルールを忘れでもしたのかい?」
「ちょっとまって。先生って……何?」
華夜がきょとん、としていると修が豪に耳打ちする。と、彼は自分の間違いに気づいた。
「ごめんごめん! 俺が世話になってる先生にそっくりだったんだ。で、どうする?」
「ここの屋上がちょうどコートなんですよ。皆でやりましょう」
修も誘えば、華夜は「やるわ」と頷いた。
――テニスコート。
「このラケットでボールを打つ、のよね……」
「うん。その調子だよ!」
ねむると華夜、蛇那伊と豪のダブルスで練習試合。ねむるに指導された華夜はすぐにルールを覚えてしまった。そして、元々運動神経がよいのだろう、直ぐコツを体で覚えてしまった。そんな彼女は、今、豪とラリーを続けている。
彼は技術面に自信は無い。だが、体力と根性、勘はそこそこあると自負している。それに彼女はついてきているように思えた。
(北風と太陽って童話があるよな。我慢しなくちゃって思っていた。でも、こうしてみると、普通の女の子なんだな……)
豪はテニスをしつつ華夜の様子を見る。と、彼女は心から楽しんでいるようだった。勝負に性格が出ると考えていたが、雰囲気からして正々堂々と来る相手には、正々堂々と向かってくるようだ。
1ゲーム終えたところで対戦相手と握手し、一息ついた所で修が後ろからひょっこりと飲み物を差し出してきた。
「喉、渇かない?」
修の差し出した飲み物に、華夜は僅かに警戒した様子を見せる。僅かな間ではあるが、修はその鋭い眼にちょっとたじろいだ。何故か自分だけ警戒されている。その理由に気付けず、考えつつも飲み物を勧めると華夜は「ありがとう」と受け取った。流石に缶を見て毒云々の考えを捨てたのだ。
それを静かに飲む華夜に、修はそれとなく笑いかける。すると、華夜は静かにささやいた。
「
貴方が何を考えているかは解らないけど、兄上の思い通りにはならないわよ
」
修はそこで初めて、一瞬だけだが驚いたような顔になり、華夜が目を丸くする。そこで初めて彼女は自分が大きな間違いを犯していた事に気付く。
彼女はそれとなく演技する修の様子を察知し、そこから兄の部下だと思いこんでいたのだ。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
トワイライト・フェアリーテイル ―逃げ出した姫―
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月12日
参加申し込みの期限
2016年01月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!